株式会社Nayutaのプレスリリース
Lightning NetworkのBOLTプロトコルとアプリケーション開発を行っている株式会社Nayuta(本社：福岡市中央区、代表取締役：栗元憲一、以下Nayuta)は、Nayuta Coreのアルファ版をGoogle Playで正式にリリースしたことをお知らせします。Nayuta Coreは、Lightning Network上でノンカストディアルなリアルタイムのストリーミング決済を可能にするモバイル型Lightning Networkノードサービスです。ユーザーにLightning決済のチップを与える人気ビットコインゲーム「SaruTobi」でのアルファテストでは、すでにNayuta Core経由で1日に8,500件以上のLightningトランザクションが処理されており、Lightning Networkの効率性と実用性が証明されています。
Lightning Networkは、理論的にはセカンドレイヤー上でのBitcoinの支払いをより速く、より安価にすることができますが、ノンカストディアル型のLightingウォレットは、使いやすさと機能の面でいくつかの課題を抱えています。例えば、ノンカストディアル型ウォレットでは、手動でLightning Network上の請求書を生成して小額のSatoshiを受け取るには必要以上に時間がかかることが多く、これらの取引は経済合理性に欠けるものになってしまいます。この請求書の生成と請求プロセスを自動化することで、ユーザーはより良いユーザーエクスペリエンスを享受することができる一方、Lapps開発者はマイクロペイメントの真の可能性を解き放つ、より実用的で興味深いユースケースを設計することができるようになります。
具体的には、Nayuta Coreを使用することで、LNDConnectプロトコルを介して他のLightningアプリとの間でマカロン（Macaroon）情報を簡単に管理・共有することができます。一度Nayuta CoreでLappsと接続することで、Nayuta CoreはバックグラウンドでLappsと通信し、残りの支払い処理をユーザーのために自動的にノンカストディアルな方法で処理してくれます。
SaruTobi と Nayuta Core のインテグレーション
1月に行われたアルファテストイベントでは、Nayuta Coreはすでに1日で8,500件以上のLightningトランザクションの処理をSaruTobi上で実行しました。Lightning上でのゲーム報酬の支払いを自動化することで、時間の節約や報酬の獲得がしやすくなるだけでなく、プレイヤーがよりアクティブになる傾向があります。Mandelduckの創設者であり、SaruTobiの生みの親でもあるChristian Moss氏は、
- 「Lightning Networkはその名にふさわしく、速く、安く、合理化されたBitcoin決済を現在可能にしています。 それを遅らせる主なボトルネックは、ユーザーが手動でボタンをクリックしたり、請求書をスキャンしたりする必要があることです。Nayutaは、この問題をノンカストディアルな方法で見事に解決しました。手作業でチップを引き出す負担が無くなったことで、Sarutobiユーザーはゲームをプレイし、より楽しんでいます」
他のモバイルアプリケーションも同様の方法でNayuta Coreと簡単に統合して、ノンカストディアルストリーミング決済を可能にし、ユーザーに報酬を与えることができます。
ロードマップ
Nayuta Coreはまだオープンアルファの段階にあり、近い将来、より多くのアップデートと改善を展開していく予定です。
現在の優先順位は以下の通りです。
- オンボーディングプロセスを改善するためのアプリ上での無料のインバウンドキャパシティの配分
- Nayuta Core上でのウォレット機能を実装（現在は、ユーザーはNayuta CoreとZapまたはZeusを接続してウォレットインターフェースにアクセスできます）
- Nayuta Coreとの統合に興味のある開発者のためのドキュメントの改善
Nayuta Coreの利用に興味がある開発者の方は、気軽に suport@nayuta.co に連絡してください。追加の技術的な詳細を提供します。
この新機能のテストに興味のあるユーザーの方は、是非私たちのテレグラムグループに参加してコミュニティに参加してください。
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