有限会社テクニカルアーツのプレスリリース
(有)テクニカルアーツより、Oculus Quest向けVRテニスゲーム “CYBER TENNIS”が、2021年2月にリリースされました。本格的なテニスを、1万人以上の観衆が見守るビッグスタジアムでプレイできます。多くのカスタマイズ機能と通信対戦にも対応。テニスファン必携のゲームです。
有限会社テクニカルアーツ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:池田公平、以下テクニカルアーツ)は、Oculus Quest向けのVRテニスゲーム『CYBER TENNIS』の配信を、2月10日より『project PEACE PORT』ブランドにて開始いたしました。
本作品について
『CYBER TENNIS』は、Facebook Technologiesから発売されているVRゴーグルOculus Quest向けの、VR空間で本格的なテニスを楽しめるゲームです。プレイヤーは、VR空間にある実物と同じサイズのテニスコートでプレイします。ワールドツアーが開催されるビッグスタジアムを模したスタジアムで、1万人を超える観衆に囲まれてプレイするという、世界のトッププレイヤーと同様の体験ができます。
本作品は、2018年11月に発売されたOculus Go向けのCYBER TENNISをQuest用にリメイクしたものです。ハードウエアの進化に合わせ、グラフィックスや機能を大幅にグレードアップいたしました。30年以上にわたりゲーム開発を続けてきた弊社の独自技術を駆使し、革新的なゲームを提供いたします。
ゲームの配信は、Oculusが2021年2月よりサービスを開始した App Labにて行います。App Labは、ストアでの検索はできませんが、直接リンクを開くか、SideQuestのアプリケーションページより検索可能です。
本作品で使われているテクニカルアーツ独自の技術
- プレイヤーのスイングをニューラルネットワークAIで分析、即座に球種を判定します。
- 通信対戦時の通信遅延を解消するアルゴリズムにより、日本と北米といった離れた場所でも遅延を感じずにプレイできます。
- 非常に低負荷で群衆をレンダリングする技術により、モバイル系のCPU/GPUでも1万人を超える個別にアニメーションを行う群衆を実現しています。
ゲームの特徴
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6DofのQuestのコントローラーを使い、テニスのスイングをリアルに再現しています。
- コントローラーの動きをAIで解析し、フラット、トップスピン、スライス、ロブ、スマッシュなどの様々な球種を打ち分ける事ができます。
- 自分のスイングを学習させて、スイングの種別判定の精度を向上できます。癖のあるスイングでも思い通りの球種を打つことが可能になります。
- 簡単な操作でプレイができるように、トリガー操作のみでボールを打つモードを備えています。
- 独自技術により、1万人を超える個別にアニメーションする観客を再現、これまでのゲームにはなかったリアルな臨場感を体験できます。
- 通信対戦に対応しており、インターネット越しに他のプレイヤーと対戦を行うことができます。ネットワーク対戦は、独自技術による遅延解消のアルゴリズムにより、通信の遅延をほとんど感じずに対戦が可能です。(pingが300ミリ秒程度までが実用的です)
- 自身のキャラの他に、コンピューターが操作するパートナーキャラクターを育成することができます。パートナーはミッションをクリアすることで増やしていくことができます。
- 育成したパートナーキャラクターとペアを組んでダブルスゲームを楽しめます。
- トレーニング、練習試合、ランキングバトル、ミッション、ツアーといった様々な対戦形式でプレイできます。
- ウインブルドンやメルボルンといったリアルなスタジアムを含む7種類のコート、34人のプレイヤーキャラクターで遊ぶことができます。アップデートで、コートやキャラクターを追加予定です。
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プレイヤーの能力は、RPGゲームのようなスキルシステムで管理されています。経験値によってレベルが上がり、レベルに応じて各能力のプロパティを強化できます。たとえば、サーブに特化した選手、ストロークの強い選手といった特徴的なキャラクターに育てることができます。
- プレイヤーのスキルや身体能力、ラケットグリップの方法、戦術のタイプなど非常に細かい設定が可能となっており、本格的テニスプレイヤーの方にも納得していただけるゲームとなっております。
- 2020年10月に発売されたOculus Quest2に対応しました。高解像度化された液晶パネルや90Hzのリフレッシュレートに対応、ハードウエアの性能を引き出して美しいグラフィックスを楽しめます。
- トップメニューにあるガイダンス機能で、ゲームの遊び方など詳細なヘルプ機能を搭載しました。VRゴーグルを外さずに、ゲーム中に操作法などを調べることができます。
プレイの流れ
- キャラクターメイク
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キャラクター作成画面
プレイヤーデータはサーバーに保存されるため、最初に、プレイヤー名とパスコードを登録します。
- サーバーに保存されたプレイヤーデータは、他のプラットフォームや他の機器でもロードして遊ぶことができます。
- つぎに、利き腕、移動やスイングの方法を選択します。移動は自動と手動を選ぶことができます。手動による移動は上級者向けですが、思い通りのプレイが可能になります。
- パートナー選択
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対戦相手から見えるプレイヤーのアバターキャラクターをいくつかの選択肢から選んで作成します。
- パートナーキャラクターをリストから一人選びます。パートナーは、ダブルス対戦時のペアのほか、オフライン時にあなたに代わって通信対戦相手と戦ってくれます。
- キャラクターごとにプレイスタイルに特徴があり、成長したときに能力も異なります。
- パートナーはミッションをクリアすることで、後から追加することが可能です。
- チュートリアルとトレーニング
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サーブ、レシーブなど一通りの操作を学ぶために、チュートリアルを実行します。
- チュートリアルはスキップ可能です。また、あとから実行することも可能です。
- トレーニングでは、チュートリアルと似た形式ですが、倒した缶の数などでスコアが記録されます。トレーニングスコアはランキングに掲載されますので、ハイスコアを目指して楽しみながらトレーニングができます。
- 練習試合
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コートやゲーム数などを設定し、パートナーキャラクターと練習試合を行います。
- 最初に選択できるコートは少ないですが、ツアーを進めると練習試合で選択できるコートの種類が増えていきます。
- 練習試合を行うと自分とパートナーのレベルを上げることができます。
- ツアー
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各地方、コートでトーナメント戦を戦いながら総ポイントを競うツアー形式のゲームです。難易度は7段階あり、最初のツアーは難易度が低く設定されているため、初心者の方にもお勧めです。ダブルスのツアーではパートナーキャラクターがペアとなって参加します。
- ツアーで獲得したポイントは、プレイヤーランキングとして集計され、トップメニューのランキング画面で自分の順位を確認することができます。ツアーランキングは、ツアーの難易度毎に集計されます。
- 通信対戦
- ネットワークオンライン対戦を楽しむことができます。対戦相手をランダムで決めるQUICK MATCHと、ROOM形式で対戦相手をえらぶCUSTOM MATCHがあります。
- QUICK MATCHでは、対戦相手が見つからない場合、コンピューターが操作するランダムで選ばれた他のプレイヤーキャラクターと対戦になります。通信相手が見つかった場合、プレイを中断して通信対戦が開始されます。
販売形式
以下のオンラインストアにて販売
- Oculus Store App Lab:https://www.oculus.com/experiences/quest/3747400338656073
- SideQuest: https://sidequestvr.com/app/2194
ゲーム概要
- タイトル:CYBER TENNIS (サイバーテニス)
- 販売形式:Oculus Storeにて販売。1,480円 ($14.99)
- 対応言語:英語、日本語
- 配信開始日: 2021年2月10日
- 企画・開発・運営:有限会社テクニカルアーツ https://www.techarts.co.jp
- お問い合わせ先:godai@techarts.co.jp 池田公平まで
- 対応機種:Oculus Quest, Oculus Quest2
- 【公式サイト】http://www.cybertennis.jp
- 【公式サポート(Facebook)】https://www.facebook.com/cybertennis.team/
- 【広報用資料】https://www.cybertennis.jp/pub/
- 【スクリーンショット】https://www.cybertennis.jp/ss.html
今後の開発予定
- Oculus Rift版 Oculusにおいて審査中。審査完了次第公開予定
- HTC VIVE版 2021年4月ごろSteamにてリリース予定
- Nintendo Switch版 2021年6月ごろリリース予定
※『project PEACE PORT』とは、テクニカルアーツを中心としたゲームクリエーターのチーム名です。
※ Oculus Go, Oculus Ouestは Facebook Technologies, LLC社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
ニュースリリースPDF
https://prtimes.jp/a/?f=d74432-20210217-4231.pdf