株式会社D4エンタープライズのプレスリリース
レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行なっている株式会社D4エンタープライズ(本社・東京都千代田区、代表取締役・鈴木直人)は、同社が提供するレトロゲーム遊び放題アプリ「PicoPico」にて、8月13日(金)に「覇邪の封印」(MSX版)を追加しました。
我々の世界とは別の空間、剣と魔法が君臨する幻想の異世界。ここには、遠い昔に大いなる混乱と恐怖をもたらした魔物の軍勢が支配する、異次元へと繋がる通路が存在した。先史の勇者イアソンの命を賭した覇業により、その通路は塞がれていたが、長年の歳月により封印の伝承は風化し、無知なる者によって封印は取り去られてしまったのである。
再び凶悪な軍勢を吐き出し始める異次元の通路。世界一の大国アルカスの軍をもってしても、一時的な小康状態を保つしかできない中、世界を治める長老たちは勇者イアソンの末裔である主人公に、世界に隠された通路の封印、即ち“覇邪の封印”を見つけ出す旅を託した……。
『覇邪の封印』(1987年)は、黎明期の工画堂スタジオを代表するファンタジーRPG。深みのある世界観から、当時は“異次元ソフト”とも銘打たれたことでも知られています。ゲームは2Dのマップ上で展開されますが、ゲーム開始直後はマップの視界が1×1(自分のいるところのみ)しかなく、パッケージに同梱の布製のマップとフィギュアを駆使してプレイするという斬新な試みが話題となりました。
戦闘はエンカウント方式。敵に遭遇すると「逃げる」「話しかける」「脅す」「戦う」「魔術品」といった選択肢から行動を選びます。当時モンスターといえば戦って倒すだけの存在でしたが、本作ではモンスターによっては会話をして情報を得られるという駆け引きが楽しめたことは大きな魅力だったといえるでしょう。
本作は、当時のゲームの中でも際立って難度が高いタイトルです。初期のフィールド表示の狭さなど割り切ったゲームデザインがプレイヤーを遠ざけてしまっている側面もあるかもしれません。しかし、遊び込んでみると全体的にゲームとして絶妙なバランスに仕上がった秀作であることがわかるでしょう。
今回、PicoPicoでは少しでも多くの方に本作を楽しんでいただけるよう、また当時の面白さを正しく伝えられるよう、システム面から下記のサポート機能を実装しました。既に実機やプロジェクトEGGでプレイ済みの方も、ぜひプレイしてください。
●追加機能1
本作では布製マップとフィギュアを使ったプレイが必須ですが、PicoPicoではスマートフォン単体で当時のプレイ環境を再現。ゲームプレイ中に「MAP」ボタンを押すことで全体マップとプレイヤーの位置を表示するガイドが登場します。なお「情報を集めて自らの足で探索する」という本作の醍醐味を可能な限り損なわないよう、地図上の目的地点の名称表記などは省略してあります。
●追加機能2
本作では大半の操作をキーボードで行うため、PicoPicoでは頻繁にフリック入力をすることになってしまいます。そこで今回は本ゲーム専用の「特殊キーボード(ショートカットキー群)」を提供。この機能はキーボード右端の「LVUP」ボタンをロックすることで使用できます。特殊キーボードを用いることで、フリック入力なしで大半の操作が可能です。特にキーボードを頻繁に使うレベリングでは、この「特殊キーボード」を使うことで自然なプレイが楽しめます。
ジャンル: RPG
権利表記:
©KOGADO STUDIO
©1983 MSX Licensing Corporation.
MSX is a registered trademark of MSX Licensing Corporation.
※今後も随時アップデートやタイトルの追加を行っていく予定です。
■商品情報
商品名:PicoPico
公式サイト:https://www.pico2.net/index.html
公式Twitterアカウント:https://twitter.com/pico2egg
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