StormriteがKickstarterキャンペーンの成功を受けEnjinに参加へ

Enjinのプレスリリース

2021年9月2日発表(英国 コヴェントリー)— この度、NFT(ノンファンジブルトークン)を用いたブロックチェーン・エコシステムの開発をリードするEnjin Pte. Ltd.(本社: シンガポール、CEO: Maxim Blagov、以下「Enjin」)は、XboxおよびPC向けに開発中のオープンワールドアクションRPG『Stormrite』が、Enjinのブロックチェーン・エコシステムに参加することを発表します。「Stormrite」には、Enjin Marketplaceから購入できる装飾アイテムのNFT が導入される予定です。このNFTは、Enjinのカーボンネガティブ(炭素排出量より相殺量が多い仕組み)で取引手数料のガス代を無料化する、JumpNetブロックチェーンを用いて発行されます。

 

「Stormrite」予告トレーラー: https://youtu.be/cYAE86RgRNM

今回の発表は、「Stormrite」がKickstarterキャンペーンを成功させ、41,117ポンド(56,475米ドル)の資金を調達し、2つのストレッチゴールを上回ったことを受けたものです。インディーデベロッパーのKelechi Apakama氏によって開始された「Stormrite」は、2020年1月から活発に開発が進められています。「Stormrite」のクローズドアルファ版は、2021年第4四半期に公開を予定しており、その際には、50ポンド以上を支援したKickstarterのサポーターに提供されます。

「Stormrite」は、4人で構成されるチームによって開発されており、2022年初頭にPCで最初のパブリックビルドを開始し、同年後半にはXboxでの発売を目指しています。ゲームが公開されると、NFTのオーナーはEnjin WalletをPCとXboxの「Stormrite」に直接リンクさせることができます。これにより、ゲームはリンクされたブロックチェーンのアドレスを読み取り、使用可能なNFTのリストを表示し、プレイヤーは所有するトークンに応じてキャラクターや武器のスキンをカスタマイズすることができます。

「私は以前からNFTの大ファンでしたが、ゲームでの展開における可能性が、その技術採用のきっかけとなりました。NFT導入にあたり重視した事の一つに、環境への影響が挙げられます。Enjinは、ゲーム用NFTのエコシステムにおけるマーケットリーダーであるだけでなく、環境に配慮したソリューションを提供しているため、決断は簡単でした。『Stormrite』のゲームプレイとコミュニティ体験を次のレベルに引き上げるために、この技術の応用を検討することを楽しみにしています。」
―Kelechi Apakama氏 / Stormrite 創業者

Newzoo社の調査報告書によると、ゲーム内装飾アイテムを認識しているプレイヤーの81%が、スキンを現実の通貨と交換したいと考えており、75%が、ゲーム外で金銭的価値のあるスキンにもっとお金を使うと答えています。ブロックチェーンを導入することで、「Stormrite」のプレイヤーは、NFTの装飾アイテムを本当の意味で所有し、ピアツーピアで自由に取引することができるようになります。また、発行の過程でNFTに裏付けされるEnjin Coin(ENJ)によって、アイテムに現実世界の価値を与えることができます。

JumpNetと他の分散型ネットワークとの間に分散型ブリッジが構築されることで、プレイヤーはNFTを、EthereumやPolkadot上に構築されるEfinityのパラチェーンに移動させ、Enjin Marketplaceに限定される事なく、NFT.ioやOpenseaなどの、その他マーケットプレイスでもアイテム取引が可能になります。

以上

Enjinについて
Enjinは、誰もが簡単にブロックチェーンとNFTを活用できる、スケーラブルで相互運用可能なブロックチェーン・エコシステムの開発を進めています。エコシステムには、Enjin Platform・Enjin Marketplace・Enjin Wallet・Beamが含まれ、これらの製品は、ブロックチェーンゲーム、アプリケーション、企業プログラム、革新的なマーケティングキャンペーンなどに幅広く活用されています。詳細に関しては、弊社ホームページ(https://enjin.io)をご覧ください。

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