ネクソン、2021年度第3四半期 連結業績のお知らせ

株式会社ネクソンのプレスリリース

バーチャルワールドの制作及び運用を行う株式会社ネクソン(本社:東京都港区、代表取締役社長:Owen Mahoney/オーウェン・マホニー、東証:3659、以下 ネクソン)は、本日2021年度第3四半期(2021年7月1日~9月30日)連結業績を発表致しました。

当社の代表取締役社長であるオーウェン・マホニーは、次のように述べています。
「この第3四半期は、主要タイトルである韓国『メイプルストーリー』、中国『アラド戦記』、『FIFA ONLINE 4[1]』ならびに『風の王国: Yeon』の売上収益が、当社業績予想の上限を上回ったことにより堅調な業績となりました。ネクソンはお伝えしていた通り、コア事業を強化し、複数のカタリストを準備するなど、良好なモメンタムを築いています。私たちは2022年の配信に向けて『カートライダー ドリフト』、Embark Studiosの新作、そして第1四半期に配信予定の『アラド戦記モバイル』韓国サービスの準備を進めてまいります。」
 

  • 2021年度第3四半期業績概要

・連結売上収益は、2020年度第3四半期との高い水準との比較により、会計基準ベースで前年同期比4%減少(一定為替レートベース[2]で11%減少)の759億円
・当社業績予想レンジ内の日本以外はすべての地域で当社業績予想を上回った
・プラットフォーム別の売上収益は、PC[3]が当社業績予想を上回った一方、モバイルは当社業績予想レンジ内で着地
・営業利益は前年同期比8%増加の298億円。当社業績予想を上回った。売上収益が想定を上回ったことが主な要因
・四半期利益[4]は前年同期比132%増加の379億円。当社業績予想を上回った
・韓国では、『メイプルストーリー』のプレイヤー満足度を示す指標であるネット・プロモーター・スコアが第2四半期に続き改善。また、8月のイベント及びチュソクに行ったプロモーションが好評を博したことにより『メイプルストーリー』の第3四半期売上収益は当社業績予想を上回った
・また、『アラド戦記』を含む韓国の主要PCタイトルは、前年同期比で成長し、『サドンアタック』も前年同期比で200 %以上成長
・日本では、『メイプルストーリー』の成長ならびに『ブルーアーカイブ』、『FIFA MOBILE5』が増収寄与した一方、『TRAHA』、『メイプルストーリーM』の減収により、前年同期比で5%減少
・中国の売上収益は当社業績予想を上回った。一新した『アラド戦記』開発チームの取り組みによるプレイヤーエンゲージメントの改善及び国慶節パッケージ販売の売上が想定以上であったことから、前年同期比では会計基準ベースで45%増加(一定為替レートベース[2]で33%増加)
 

  • その他のハイライト

・ 11月1日、2022年第1四半期に韓国において『アラド戦記モバイル』を配信開始することを発表。『アラド戦記』は、全世界での累計登録者数が7億人以上、累計売上収益は150億ドル以上を誇る大ヒット作。同作の中国サービス開始日程に関する情報はないものの、パブリッシングパートナーである Tencent Games と引き続き調整中。『アラド戦記モバイル』は『アラド戦記』のIPをベースとし、モバイル向けに最適化
・ 9月、ネクソンは連結子会社NAT GAMES Co., Ltd.が開発中のPC及びモバイル向け『HIT2』のグローバルサービスに関するパブリッシングを行うことを発表
・ スウェーデン・ストックホルムに拠点を置くEmbark Studiosは、バーチャルワールド2作及びクリエイティブ・プラットフォームのプロジェクトを含む計3つのプロジェクトを発表。新たに公開したコードネーム『Pioneer』は、第1作目となるバーチャルワールドで2022年に配信予定。いずれのプロジェクトも、すべて同社が開発した自動生成ツールや機械学習など独自のテクノロジーを駆使し、今までのゲームとは違うユニークなコンテンツを制作中
・ 10月28日、『カートライダー ドリフト』のクローズドベータテストを12月9日〜15日の期間に実施することを発表。『カートライダー ドリフト』は、ネクソン大ヒット作『カートライダー』シリーズをベースとしたタイトルで、全世界の累計登録者数は3億8000万人以上を誇る。『カートライダー ドリフト』は、PC、コンソール(Xbox One® [6]及びPlayStation 4® [6])を含む複数のプラットフォームで2022年に配信予定。また、『カートライダー ドリフト』が、世界で最も急速に拡大しているゲームプラットフォームであるモバイルにも対応予定であることを初公開
 

  • 2021年度第4四半期業績予想

・売上収益は512億円から570億円を予想。会計基準ベースで前年同期比23%から14%の減少(一定為替レートベース[2]では26%から18%の減少)
・営業利益は25億円から69億円を予想
・ 四半期利益[4]は3億円から36億円を予想
・為替感応度[7]:日本円が米ドルに対して1円変動した場合、2021年度第4四半期の売上収益及び営業利益に対して以下の影響を予想
–        売上収益: 4.6億円
–        営業利益: 0.7億円
 

  • 決算電話会議(日本語・英語)

2021年度第3四半期決算電話会議の開催について、以下のとおりお知らせ致します。電話会議は日本語・英語の同時通訳付きで行いますが、質疑応答は逐次通訳となります。

日時:     2021年11月9日(火)   午後5時30分~(日本標準時(JST))予定

参加方法
決算電話会議へのご参加にあたり、登録ページ(下記リンク)より事前に参加登録をお願い致します。登録後、決算電話会議へのアクセスに必要な電話番号・PIN・セキュリティーコードを自動メールでご案内致します。

登録ページ
https://aerp.arkadin.com/e-f52a36371c0ebb4e38f6249675177795ebbb1534b5f0220afae41f5d3ea70b872967f0b42dfb183836bd1ef889bfae42fcc9cf5a0f56468d0064d4f5/nomura-ir-nexon-20211109
 

  • 決算電話会議音声アーカイブ及びトランスクリプト

決算電話会議終了後、当社IRウェブサイト(https://ir.nexon.co.jp)に掲載予定です。

 本資料は当四半期に関する概要をお伝えするためのもので、投資家の方々に当グループに関する参照情報をご提供することを目的としており、当社の株式及びその他の有価証券等の売買等を勧誘又は推奨するものではありません。
 

1994年に創業したネクソン(本社所在地:東京都港区)は、オンラインゲームの制作・開発、配信を手掛ける会社です。2011年12月に東京証券取引所第一部へ上場し、2015年にJPX日経インデックス400、2017年には日経株価指数300の構成銘柄に採用されました。また、2020年には日経平均株価を構成する225銘柄にも採用されました。現在では、代表的なシリーズ作である『メイプルストーリー』、『カートライダー』、『アラド戦記』をはじめとする50を超えるゲームを、モバイル端末など様々なプラットフォーム向けに190を超える国と地域でサービス展開しています。

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[1] 正式名称は『EA SPORTS™ FIFA ONLINE 4』(PC)
[2] 一定為替レートとは、売上収益を認識するネクソングループの各法人が所在する国の現地通貨の対円レートを前年同期の為替レートに固定して計算したNon-GAAP指標
[3] PCに係る売上収益はPCオンラインゲーム及びモバイルゲーム以外から創出される売上収益を含む
[4] 四半期利益とは、親会社の所有者に帰属する四半期利益
[5] 正式名称は『EA SPORTS™ FIFA MOBILE』
[6] 本リリースに記載されている製品名は、各社の登録商標または商標
[7] 多くの場合、韓国ウォンと中国元は、米ドルにほぼ連動。簡略化のため、米ドル及び日本円の為替レートに変動があった場合、韓国ウォ ン及び中国元は日本円に対して同様に変動するとの前提条件を置いて為替感応度を計算

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