ドローンレース日本チーム『RAIDEN RACING』が世界一位に!七ヵ国のプロチームが集う、『ドローンチャンピオンズリーグ』で偉業達成

DRONE SPORTS株式会社のプレスリリース

日本初のプロフェッショナルドローンレースチーム『RAIDEN RACING』(以下 RAIDEN )は、11月28日深夜にシーズン最終戦を迎えた世界リーグ『Drone Champions League2021シーズン』(以下 DCL21)の、「World Championship 」「Woman’s Cup」両部門で世界王者の座を獲得

DRONE SPORTS株式会社が運営する、ドローンレースチーム『RAIDEN』は、11月27日、28日(土・日)に日本時間19:00に、シーズングランドファイナル(第5、6戦目のダブルヘッダー)『DRONE GRAND PRIX GREAT WALL, CHINA』(以下 本大会 https://dcl.aero/races/standings/)に参戦し、本大会の結果からDCL21シーズンの王者に輝きましたことをお知らせします。

本大会は2018年に現地で開催された「中国・万里の長城戦」が『DCL The Game』(PS4, Xbox One, Steamにてプレイ可)内でバーチャル都市として再現され、「World Championship」「Woman’s Cup」の両部門がオンライン形式で開催。本大会の様子がLive放送されたDCL公式Twichi(https://www.twitch.tv/videos/1218181841)では、遂にライブベッティングが導入され今後のドローン業界の試金石となる大きな、大きな一歩を踏み出しました。本大会、RAIDENからは、Gabriel Barrasso(オーストラリア写真左から)Vicent Mayans(スペイン)、David Modig(スウェーデン)、Konstantin Sonnentag(ドイツ)の4名がDCL World Championshipに出場し、Evan Desautels(アメリカ)がWoman’s Cupに出場。RAIDENでは出場選手だけでなくメンバー全員に役割があり、シーズン優勝をかけた大一番をチーム一丸となって臨んだ。

 

前節までの振り返り、最後まで目が離せないDCL21シーズン

前節スイス戦、DCL21第4戦目を終了した結果、「World Championship」で5年連続覇者の絶対王者XBlades Racing(イギリス 以下 XBlades)に対して50ポイント差を付けシーズンランク首位に浮上。また、今年からスタートした「Woman’s Cup」では2位XBlades Racingに100ポイント差を付け、シーズンランク首位をキープ。XBladesとのシーズン王者の座をかけた戦いは本大会にもつれ込む形となった。

両者一歩も譲らない歴史に残る大激闘

DCL21シーズン第5戦目

World Championship、RAIDENは、予選ラウンド(全チーム総当たり戦、決勝進出をかけた戦い)で苦戦する展開でスタート。決勝戦への進出条件が、残り2試合4レースを残して全勝が必須となり追い込まれるが、強靭な精神力を発揮し、予選ラウンド2位のQuad Force One(アメリカ)にタイに並んだが、予選前に行われるプラクティスラウンドの結果から、RAIDENが2位となり決勝進出を果たす。決勝戦ではシーズン優勝を争うXBladesとの直接対決、両者一歩も譲らない展開となり、規定の試合数では決着が付かず、今シーズン初となるサドンデスに突入する異例の事態に。

計り知れないプレッシャーのなかで行われたサドンデス、1秒間の間に5選手がほぼ同時にゴールするデットヒートを繰り広げ、XBladesのMinChan Kim(韓国)がRAIDENのVicentをコンマ2秒で制し、DCL21第5戦目はXBladesが優勝した。この結果、DCL21シーズンポイントでXBladesがRAIDENに追いつき、シーズン優勝の行方は第6戦目のシーズングランドファイナルにもつれ込む形となった。

Woman’s Cupでは、RAIDENのEvan Desautelsが2位XBladesのLuisa Rizzo(イタリア)を抑え、今シーズン5回目の優勝を果たした。2位との差を150ポイントに広げ、第6戦目では4位以上でシーズン優勝という好条件を手にして第五戦目を終えた。

勝てばシーズン王者、負ければ2位。

天下の分かれ目、DCL21グランドファイナル開幕

前日と一転変わり、落ち着きを取り戻したRAIDENは予選ラウンドを無敗で戦い抜き、決勝戦に進出を決める。一方、絶対王者XBladesがまさかの事態に。ダブルヘッダーで行われた連戦の疲れからか、予選ラウンド前半戦で大きく崩れた。後半戦で驚異の巻き上げを見せるものの、あと一歩届かず予選3位となり決勝に駒を進めたRAIDENがこの時点でシーズンチャンピオンを確定。シーズン王者が決定したものの第6戦目を優勝でDCL21シーズンを締めくくりたいRAIDENの勢いは止まらず、決勝戦でQF1との戦い制し、DCL21シーズン3度目となる優勝を果たした。

RAIDENはシーズン王者をかけたこの大一番(DCL21第6戦目)で、予選ラウンドを含めた全7試合を無敗で切り抜け、チーム最高無敗記録を樹立。完全勝利でDCL World Championship2021シーズンの有終の美を飾り、RAIDEN設立から4シーズン目にして、遂にDCL王者の座を掴み取ることができました。

DCL21最終リザルトDCL21最終リザルト

DCL Woman’s Cup優勝、二冠達成!

DCL Woman’s CupではRAIDENのEvan Desautels(アメリカ)が最後まで集中力を切らさず戦い抜き、DCL21シーズン5度目となる優勝を飾り、XBlades所属のLuisa Rizzo(イタリア)首位争いの激闘を制し、見事シーズンチャンピオンを獲得。この結果からRAIDENはDCL21シーズン「Woman’s Cup」「World Championship」の両部門でシーズン王者となり二冠を獲得。

 

大躍進の年となったRAIDEN

チーム全員で掴んだシーズン王者チーム全員で掴んだシーズン王者

冒頭に記載した通り、RAIDENは出場選手だけでなく、チームメンバーがそれぞれの役割を持って今シーズンを臨んで参りました。RAIDENの強さの秘密はここにあり、DCL21優勝に向け、シーズンを通して臨んだことがDCL21シーズン二冠達成という大躍進に繋がったと思います。世界的に不安定な状況下で様々な難しい判断に迫られながらも、リーグを継続して運営するDCLスタッフ、DCLに参加する世界7カ国のチーム、所属する全選手と全スタッフ、スポンサー、ファン。DCLコミュニティのどれが欠けても今シーズンを無事終えることは無し得なかったと思います。この場を借りて御礼申し上げます。来シーズンのDCL2022では、リアルリーグとバーチャルリーグのハイブリットリーグが構想されております。今年に続き、来年度もシーズン王者の座を目指し、チャレンジ精神を持って精進して参ります。また、RAIDENでは来年度のDCLリアルリーグの日本開催の可能性を探っております。もしご興味がございましたらお問い合わせいただけると幸いです。今シーズンは皆様の応援もありシーズン優勝を達成することができましたが、これに甘んじることなく更なる高みを目指して参ります。引き続き、応援のほどよろしくお願い申し上げます。RAIDEN RACING一同より

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