株式会社カヤックのプレスリリース
株式会社カヤック(以下、カヤック)は、スマホゲーム配信者数で日本一のゲーム配信サービス「Mirrativ(ミラティブ)」(以下Mirrativ)を運営する株式会社ミラティブ(本社:東京都目黒区 代表取締役:赤川隼一)の開発パートナーとして、初めてライブゲームの開発を行うことをお知らせいたします。
本取り組みは、ミラティブがライブゲーミング市場の拡大を目指し推進している新規ゲーム先行開発のパートナーとして、Mirrativ上で展開されるライブゲームを開発するものです。両社が協働することで、ゲーム配信者・視聴者の交流を活性化するライブゲームを生み出し、日本のライブゲーミング市場を盛り上げていくことを目指します。
- 開発背景と目的
カヤックは、シリーズ累計1000万ダウンロードを超す「ぼくらの甲子園!」シリーズなどソーシャルゲームを開発・運営する一方で、少人数の開発者でシンプルなメカニクスのハイパーカジュアルゲームの開発・運用も手掛け、2021年のアプリダウンロード数年間ランキングの日本企業1位を獲得*しています。機動力や企画力、技術力を強みに、開発期間や開発費など規模感の異なるソーシャルゲームとハイパーカジュアルゲームを同社内で開発・運営をしていることは、ゲーム業界でも非常に稀な会社です。「つくる人を増やす」という経営理念をもつカヤックでは、業務時間内に自主制作のゲームを自由につくる時間や社内共有の場を設けるなど、クリエイターの主体性を尊重しながら、新しいゲームづくりのためにアイデア力と技術力の向上を目指しています。
一方、Mirrativは360万人以上の配信者を有する日本最大のスマホゲーム配信サービスです。ミラティブが開発したライブゲーム「エモモバトルドロップ」は開催期間9日間で約5,000万円の売上規模に成長しており、ゲーム業界の新たなトレンドとして注目をされています。ミラティブはライブゲーミング市場拡大にむけ、2022年1月から新規ライブゲームを開発する先行開発パートナーの募集を開始しました。先行開発パートナーの取り組みは、ミラティブから開発費の支援を受け売上実績に応じたレベニューシェアで利益を確保するビジネスモデルかつミラティブからAPIや開発環境の提供があり開発ハードルが下がったため、新市場への参入障壁がほとんどありません。
カヤックも拡大するライブゲーミング市場に注目しており、ライブ配信と視聴者との交流を前提とした新しいゲーム企画・開発に挑戦したいと考えていました。こうした両社の思いが一致し、カヤックがミラティブの開発パートナーとして、ライブゲーミング市場に初参入することとなりました。
これまでのゲーム作りの知見を活かし、ゲームをプレイするだけではなく、ゲームを配信する、視聴する、交流するというゲームとの新しい関わり方をもっと面白く、楽しくするライブゲームの提供を目指します。
*Sensor Towerが発表しているAndroid、iPhone、iPadアプリにおける世界のアプリダウンロード数ランキング
- ソシャゲ+ハイカジのチームから、少数精鋭のライブゲームチームを新設
カヤックでは、ソーシャルゲームとハイパーカジュアルゲームチームから、新たに17人のライブゲームチームを設立。1タイトルで10人以下の少数精鋭チームで3月から企画・開発を進めています。
アイデア力と技術力、そして機動力を強みとするカヤックのゲームクリエイターたちが主体的に数多くのアイデアをミラティブに提案し、そこからライブ配信に最適なゲームに絞り、2022年夏から順次リリースを予定しています。
- ライブゲーミングとは
ライブゲーミングとは、配信中のゲームに視聴者が介入できる、ゲームとライブ配信が融合した次世代のゲーム体験です。
視聴者は従来のライブ配信のようにコメントやギフトアイテムを贈るだけでなく、実際に配信者といっしょにゲームをプレイする「参加型ライブゲーム」や、ギフトアイテムを通じてゲームに対して影響を与える「介入型ライブゲーム」など、今までのゲームやライブ配信とは全く違った体験を楽しむことができます。
海外では、ライブゲーミングに関連したスタートアップ企業が大型調達を行っています。世界的にも、ライブゲーミングは次世代のゲーム体験として注目が集まっています。
ライブゲームでのコミュニケーション体験によって、ユーザーはより長くサービスに滞在することが予想されます。そのため、アバターを用いてオンライン上で生活するように過ごすコミュニケーション空間の総称である「メタバース」において、ライブゲームがキラーコンテンツになることが期待できます。
- 株式会社ミラティブ 代表取締役 赤川隼一氏からの コメント
ゲームとライブ配信の融合である「ライブゲーミング」は、10数年前にソーシャルゲームが業界を大きく変えたように、2020年代のゲーム体験とゲーム産業にとってのビッグトレンドになると確信しています。
そんな「ライブゲーミング」に、長年、ソーシャルゲーム・ゲームコミュニティ・ハイパーカジュアルゲーム・eSportsとの取り組みなど、時代にあわせて最新のゲームとコミュニティのトレンドを作って来たカヤック様とともに挑戦できることを心から嬉しく思っています。ユーザーに新しい面白さを届けていけるのを楽しみしています。
<Mirrativとは?>
Mirrativは、スマホ1つで誰でも簡単にゲーム配信ができる、スマホ画面共有型ライブ配信プラットフォームです。子どものころ、友だちの家に集まってテレビを囲んでゲームを楽しんだような世界観をアプリ内で再現しています。
スマホ1台で誰でも簡単にゲーム配信ができる手軽さが好評を博し、360万人以上の配信者を有する日本最大のスマホゲーム配信サービスに成長しています。また、アクティブなユーザーに占める配信者の比率が約25%以上と、非常に高い水準でユーザー同士がお互いの配信を行き来する双方向性の高いコミュニティが形成されています。
iOS版 https://itunes.apple.com/jp/app/id1028944599
Android版 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.dena.mirrativ
<株式会社ミラティブ概要>
会社名 | 株式会社ミラティブ |
所在地 | 東京都目黒区目黒2丁目10−11 目黒山手プレイス 8階 |
代表取締役 | 赤川隼一 |
設立 | 2018年2月9日 |
事業内容 | ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」の運営 |
URL | https://www.mirrativ.com/ |
コーポレートサイト | https://www.mirrativ.co.jp/ |
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株式会社カヤック概要
固定概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、コミュニティ通貨、移住・関係人口促進など最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供しています。社員の9割がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材で「つくる人を増やす」を経営理念に多様性を生かしたユニークな人事制度や経営を行なっています。
設立 :2005年1月21日
代表者 :代表取締役 柳澤大輔 貝畑政徳 久場智喜
所在地 :神奈川県鎌倉市御成町11-8
事業内容 :日本的面白コンテンツ事業
URL :https://www.kayac.com/