ネクソン、2022年度第3四半期 連結業績のお知らせ

株式会社ネクソンのプレスリリース

バーチャルワールドの制作及び運用を行う株式会社ネクソン(本社:東京都港区、代表取締役社長:Owen Mahoney/オーウェン・マホニー、東証:3659、以下 ネクソン)は、本日2022年度第3四半期(2022年7月1日~9月30日)連結業績を発表致しました。

当社の代表取締役社長であるオーウェン・マホニーは、次のように述べています。

「世界のビジネス環境が大変厳しい状況にある中、ネクソンにとって2022年は素晴らしい1年となる見通しであり、2023年への期待と自信も高まっています。複数の主力タイトルの好調により、通期売上収益は28年の歴史上最高となる見込みです。また、様々なプラットフォーム上でグローバルに配信予定の新作タイトルは、過去最高のラインアップと言えるでしょう。」
 

  • 2022年度第3四半期業績概要

ー 過去最高の四半期売上収益を達成。連結売上収益は、会計基準ベースで前年同期比28%増加(一定為替レートベース[1]で16%増加)の975億円。当社業績予想のレンジ内で着地

ー 営業利益は前年同期比6%増加の315億円。当社業績予想のレンジ内で着地

ー 四半期利益[2]は前年同期比14%増加の433億円となり、業績予想を上回った。対前年同期で営業利益の増加及び為替差益264億円が税金費用の増加を上回った

ー 『メイプルストーリー』、『FIFA ONLINE 4[3]』を含む主要タイトルの成長及び『アラド戦記モバイル』、『HIT2』等の新作モバイルゲームが第3四半期の業績を牽引

ー 韓国の売上収益は、会計基準ベースで前年同期比56%増加(一定為替レートベース[1]で43%増加)。韓国における過去最高の四半期売上収益を達成。『メイプルストーリー』は前年同期比で47%成長し、過去最高の第3四半期売上収益に近い水準となった

ー 韓国において、『FIFA ONLINE 4[3]』のPC及びモバイルを合わせた売上収益が業績予想の上限で着地。売上収益は前年同期比で大きく成長し、3四半期連続で過去最高の四半期売上収益を更新

ー 『アラド戦記モバイル』は引き続き安定的に売上収益を創出しているが、第3四半期の売上収益は当社の予想を下回った

ー 8月にローンチした『HIT2』は好調なスタートを切った。MMORPGを好むコアユーザーを多く獲得し、PCゲームのようにリテンションが高かったことから売上収益は当社予想を上回った

ー 中国の売上収益は業績予想をわずかに下回り、前年同期比で14%減少。『アラド戦記』の売上収益は、好調であった2021年第3四半期との比較で想定通り減少

ー 日本では、『ブルーアーカイブ』の成長及び『カウンターサイド』の貢献により、売上収益は前年同期比で13%増加

ー 北米及び欧州では、売上収益が前年同期比で10%増加。『メイプルストーリー』が成長し、新作ゲームの貢献があった一方で、『メイプルストーリーM』及び『Choices: Stories You Play』が減収となった

- その他の地域[4]では、『メイプルストーリー』の成長及び新作ゲームの貢献により、前年同期比で売上収益が28%増加

ー 9月に実施した『THE FINALS』のアルファテストは大変好評だった。アルファテストに続き、Embark Studiosは2023年第1四半期に公開ベータテストを実施予定

ー 複数のプラットフォーム上でグローバル向けに配信予定の期待作『カートライダードリフト』は、ベータテストを終えて2023年上半期のローンチに向け準備中

ー 強力なパイプライン。期待の新作タイトルを幅広く開発中
  ・『テイルズウィーバー:Second Run』。第4四半期に日本でモバイル向けにリリース予定
  ・『カートライダードリフト』。PC、モバイル、コンソール上で2023年上半期にローンチ予定
  ・ Embark Studios開発のPC、コンソール向けタイトル『THE FINALS』
  ・ NEXON Games開発のPC向けタイトル『VEILED EXPERTS』
  ・Embark Studios開発のPC、コンソール向けタイトル『ARC Raiders』
  ・ネクソンコリア開発のPC、コンソール向けタイトル『Warhaven』
  ・NEXON Games開発のPC、コンソール向けタイトル『The First Descendant』
  ・韓国devCATスタジオ開発の『マビノギモバイル』

ー 2022年8月9日に発表した、取得総額1,000億円を上限とする自己株式の取得に係る方針について、2022年11月10日から2023年4月19日までの間に、市場買付により500億円取得することを2022年11月9日に開催した取締役会で決議。残枠の500億円については、期限である2025年8月までに、投資機会、財務状況及び市場環境等を勘案の上、機動的に実施予定。自己株式取得の決定は、当社の長期的な事業の安定性及び成長に対する自信を反映
 

  • 2022年度第4四半期業績予想

ー 売上収益は、755億円から837億円を予想。会計基準ベースで前年同期比39%から54%の増加(一定為替レートベース[1]では27%から41%の増加)
ー 営業利益は、75億円から140億円を予想
ー 四半期利益[2]は、55億円から101億円を予想
ー 為替感応度[5]:日本円が米ドルに対して1円変動した場合、2022年度第4四半期の売上収益及び営業利益に対して以下の影響を予想
  ・売上収益:5.4億円
  ・営業利益:0.9億円
 

  • 決算電話会議(日本語・英語)

2022年度第3四半期決算電話会議の開催について、以下のとおりお知らせ致します。電話会議は日本語・英語の同時通訳付きで行いますが、質疑応答は逐次通訳となります。

日時:     2022年11月9日(水) 午後5時00分~午後6時30分(予定)

参加方法
決算電話会議へのご参加にあたり、登録ページ(下記リンク)より、参加登録をお願い致します。登録後、決算電話会議へのアクセスに必要な電話番号・パスコード・ピンコードを自動メールでご案内致します。

登録ページ
https://services.choruscallasia.com/DiamondPassRegistration/register?confirmationNumber=6866912&linkSecurityString=f0f31fea0

(登録ページはGoogle Chrome, Mozilla Firefox, Microsoft Edge (Chromium)のブラウザーのみアクセス可能です。)

電話番号
050-5824-9200(日本), +1-646-661-3380(米国),
+44-20-3695-1891(英国), +852-580-87206(香港),
+65-315-87696(シンガポール),  +82-23-483-3906(韓国)
※決算電話会議への参加には、パスコード・ピンコードが必要です。

参加方法について、ご不明点等ございましたら、下記連絡先にお気軽にお問い合わせください。
E-mail:customer_support_asia@choruscall.com
電話:050-5824-9227
営業時間:(年末年始を除く)平日8:30~18:00日本時間

 

  • 決算電話会議音声アーカイブ及びトランスクリプト

決算電話会議終了後、当社IRウェブサイト(https://ir.nexon.co.jp )に掲載予定です。

本資料は当四半期業績に関する概要をお伝えするためのもので、投資家の方々に当グループに関する参照情報をご提供することを目的としており、当社の株式及びその他の有価証券等の売買等を勧誘又は推奨するものではありません。
 

1994年に創業したネクソン(本社所在地:東京都港区)は、オンラインゲームの制作・開発、配信を手掛ける会社です。2011年12月に東京証券取引所第一部へ上場し、2015年にJPX日経インデックス400、2017年には日経株価指数300の構成銘柄に採用されました。また、2020年には日経平均株価を構成する225銘柄にも採用されました。現在では、代表的なシリーズ作である『メイプルストーリー』、『カートライダー』、『アラド戦記』をはじめとする45を超えるゲームを、モバイル端末など様々なプラットフォーム向けに190を超える国と地域でサービス展開しています。2021年、ネクソンはスウェーデン・ストックホルムを拠点とし、グローバル配信に向けて複数のプロジェクトを開発中の Embark Studios ABを完全子会社化しました。

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