「トレカ」で、起業家?慶應義塾大学 Executive MBA発の スタートアップ・ギルドヒーローズ社が、 熊本県・上天草市のSDGs普及事業に採択

株式会社ギルドヒーローズのプレスリリース

熊本県立上天草高校の学生の皆様を対象に、
2022年12月(予定)から実証実験を開始!
さらにCAMPFIREにてクラウドファンディングも実施

株式会社ギルドヒーローズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:森井 聡、以下 ギルドヒーローズ社)のイノベーター育成プログラムが熊本県・上天草市のSDGs普及事業に採択され、熊本県立上天草高校での実証実験が決定しました。トレーディングカードゲームを軸とした独自の起業家育成プログラムを提供します。

詳細URL: https://www.ghero.co.jp/

■トレーディングカードゲーム「ギルドヒーローズ」とは
他のトレーディングカードゲームのように駆け引き・戦略性を楽しめる「本格トレカ」でありながら「職業に触れるきっかけになる」点が最大の特徴。カードの属性=「ギルド」がそれぞれ実際の職業をモチーフにデザインされているため、遊びながら仕事や産業を考えるきっかけを作ります。

初心者にもやさしいルールのため、小学生から大人まで・例えば親子でもプレイ可能。国内最大級のボードゲームイベント「ゲームマーケット2022秋」にも出展し、今ひそかに注目を集めています。

ギルドヒーローズビジュアル

職業モチーフ

ゲームイベント

■「ギルドヒーローズ」を軸としたイノベーター育成プログラムとは
ギルドヒーローズは「本格トレカ」であり、かつ将来的には「イノベーター育成をゲーミフィケーションした教材」として展開します。このカードゲームを学びのきっかけ・学びのモチベーションを高めるツールとして位置づけ、社会や企業の課題を解決するクリエイティブやビジネスプランを生み出す力を養う教材を企画制作中です。イノベーター人材を「アントレプレナー」と「アートプレナー」という2つの人材タイプに分け、独自に定義しています。

イノベーターの定義と教材

そんな事業展開を見据えて、まずは高校生を対象としたオンラインビジネススクールとして、イノベーター育成プログラムを構築しました。
ギルドヒーローズ社は、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(Keio Business School、以下 KBS)のExecutive MBA第7期生から生まれたスタートアップ企業です。このイノベーター育成プログラムでは、このKBSのExecutive MBAに在籍する多数のマネージャー・経営者人材を講師として招き、さらにはKBSのExecutive MBA第5期生が出版した共著「VISIONARY 14歳の特別授業」を教科書として活用。KBS現役学生・卒業生たちによる完全サポート体制の下、「アントレプレナー」の力を学びます。
また、カードゲームデザインを手掛けたギルドヒーローズ社のクリエイターたちも講師として参画。ギルドヒーローズのキャラクターたちから、職業や産業の魅力・課題を“見える化”する「アートプレナー」の力を学びます。

プログラム内容

実際の講座内容は、3段階の流れを想定。まずは「VISIONARY 14歳の特別授業」から理想の未来(=ユートピア)と最悪の未来(=ディストピア)について学び、理想の社会の姿から逆算する視点を身につけます。その後、提携企業の担当者が実際の事業活動を説明した上で、学生自身でその企業を取材。実例から「アントレプレナー」としてビジネスと社会の結びつきを理解していきます。最後に、それらの事業活動をキャラクターや物語で“見える化”する「アートプレナー」としてのクリエイティビティを身につけていきます。
まさに起業やビジネスに興味のある・もしくはアートやデザイン・マンガなど表現の仕事に興味がある学生の皆様に、ぴったりのプログラムです。

プログラムフロー

■SDGs普及事業 採択にいたる経緯と、今後の展望
このイノベーター育成プログラムは、ギルドヒーローズ社と地方経済総合研究所 及び 肥後銀行の連携によって熊本県・上天草市へ共同提案されました。
今回の提案に先がけて、ギルドヒーローズ社は熊本支社を設立。地域に密着した人材教育と「トレカ」を軸とした独自のプログラム、さらには人材育成を通じた地方経済の発展・雇用創出の事業構想が評価され、市のSDGs普及事業として公開入札により採択されました。
熊本県立上天草高校の皆様に協力していただき、2022年12月(予定)から本プログラムの実証実験を開始します。今後も地方経済総合研究所・肥後銀行・上天草市・上天草高校の四者とギルドヒーローズ社による産官学の連携を深め、上天草市の地方創生に取り組んで参ります。

産官学の連携

今回の実証実験により蓄積される人材育成の知見・ノウハウは、「イノベーター育成をゲーミフィケーションした教材」としての将来的なサービスリリースに向けて活用します。その事業拡大に向けて、CAMPFIREにてクラウドファンディングを開始予定。

「ゲームのためなら、親に呆れられるほど、いくらでも没頭できた」という子どもの頃の体験が、本プロジェクトの原点です。あの遊び心の力を知っている皆様からのご支援をお待ちしております。

■プロジェクトパートナーによるエンドースコメント
◎熊本県上天草市
「上天草市のSDGsのシナリオは、海を守り、海を活かし、海と生きるという流れを構築し、次世代の若者に引き継ぎサスティナブルシティを構築する流れです。上天草高校生徒は、SDGsの取り組みを継続させる担い手として重要な存在であり、このために、SDGsの基礎知識及び必要性の認識を高める必要があります。この度の株式会社ギルドヒーローズの取組は、SDGsの理解が深まりSDGsの担い手につながることはもとより、遊びながら仕事や産業に触れることができることで、産業の担い手の確保にもつながる非常に有効な手段であります。上天草高校の魅力向上にもつながる取組でもありますので、協働して取り組みましょう。」

◎熊本県立上天草高等学校
「本校では、複数のスクールミッションを設定しておりますが、「地域課題を解決する起業家教育に取り組み、地域の未来を切り拓くリーダーを育成する」というミッションにより、「総合的な探究の時間」において、生徒たちの興味関心を伸ばし、課題を解決していく過程を大切に、授業を行っておりますが、あらゆる課題にSDGsが関わっていることを生徒たちとともに感じている中、今回の実証実験において、生徒たちがどのように学び、どのように活かしていくのかに、期待しております。本校に対するご支援に心より感謝申し上げます。」

◎公益財団法人 地方経済総合研究所
「公益財団法人地方経済総合研究所は、この度株式会社ギルドヒーローズ様が未来を担う熊本県立上天草高校の高校生の皆様と『持続可能な上天草市』を構築すべく、実証実験を行われることに期待しています。
類を見ない株式会社ギルドヒーローズ様の独自の起業家育成プログラムが、上天草市のSDGs普及啓発事業と連携することで、高校生から地域内外へ波及し、上天草地域のさらなる発展につながり、シビックプライドの醸成が望まれます。」

◎慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科(KBS)
「慶應ビジネススクール Executive MBA課程の中心プログラムの一つである『フィールド』科目(地域経済や企業経営の支援をする実地活動)から、このような産官学連携のSDGs教育プロジェクト、ひいては地域経済を活性化する活動が始動することは、時代をけん引する経営者育成を目指す当校にとって願ってもない成果であり、期待しています。関係各位の熱い思いが形になって現れたものであり、深く感謝いたします。」

◎慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科(KBS) Executive MBA 第5期生 一同(49名)
「教えるのではなく、つながりたい。今回、我々の共著である『VISIONARY14歳の特別授業』が、上天草市のイノベーター育成プログラムの教科書として採用されたと知って、感じたことです。世代を超えて、皆で少しずつでも正しい方向に変えていく、そして時にはリーダーシップを発揮して大きく舵を切る音頭を取る。上天草市を起点として、SDGs・地方創生を共に担っていく仲間が増えていくことを期待してやみません。 」

■株式会社ギルドヒーローズ 会社概要/お問い合わせ先
・社名       : 株式会社ギルドヒーローズ
・所在地      : 東京都千代田区神田鍛冶町3-4 oak神田鍛冶町7F
・代表者      : 代表取締役 森井 聡
・コーポレートサイト: https://ghero.co.jp/
・お問い合わせ先  : 株式会社ギルドヒーローズ
            広報担当 info@ghero.art

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