福島県浪江町の歴史と記憶をたどるオンライン謎解きアドベンチャー「時の波へ」が完成、2月14日(火)より完全無料公開開始。

一般社団法人NoMAラボのプレスリリース

福島県浜通り地域のまちづくりに取り組む一般社団法人NoMAラボ(代表:高橋大就)は、東日本大震災時の原発事故により全町避難となった福島県浪江町を舞台とするオンライン謎解きアドベンチャー「時の波へ」を制作しました。
エンターテインメントによる町の記憶の継承、浪江町出身の子供たちに故郷に関心をもってもらうきっかけづくり、そして、交流人口・観光人口の拡大を目指し、2月14日(火)より完全無料公開を開始しました。

 

  • なみえ謎解きアドベンチャー『時の波へ 〜 Toki no Namie 〜』

 https://tokinonamie.com

■ストーリー
 ある日、浪江町の海岸を歩いていた少年は、一冊の絵本を見つける。本を開くと、突然世界が回りだし、気がつくと見知らぬ場所に。そこに一人の少女と、絵本から出てきたような昔の格好の人々が現れ、厄介なことに巻き込まれていく…
 少年と謎の少女「なみちゃん」は、タイムトラベルによって出会う浪江町の人々の困りごとを解決しながら浪江町の6地区を巡り、過去から現代に近づいていきます。そして、やがて訪れる、大きな地響きと暗闇…
 少年は謎を解いて困りごとを解決できるか。謎の少女は一体何者なのか。そして、暗闇を抜け出す方法を見つけて、元いた場所に戻れるのか…
 あなたが主人公となって、謎解きに挑んでください。
 

■対象:小学校高学年以上

■本作品のねらい
「本作品は、東日本大震災時の原発事故により、計画避難ができず住民が全国にバラバラになった浪江町で、2017年3月の一部地域の避難指示解除以来、積極的な取組によって新たなまちづくりが行われている中、一方でこれまでにあった浪江町の歴史や想い出をきちんと継承し、その上に町の未来を築いていきたい、という想いから作られたものです。
 浪江町出身でも町外で育ち浪江での記憶がない子供たちが、楽しみながら町の想い出を追体験できるような、そして、浪江町に新たにやってくる方々も、気軽に町の歴史に親しめるようなエンターテインメントを目指して作りました。また、謎解きやクイズが好きな方々にも、純粋に本格謎解きアドベンチャーとして楽しんでもらえるように作ったつもりです。 
 この作品を通じて、浪江町の歴史・記憶・想い出が紡がれ、さらに、交流人口・観光人口の拡大にもつながれば嬉しいです。」 
(一般社団法人NoMAラボ代表 高橋大就)

■目安所要時間:45分~60分

■URL: https://tokinonamie.com

■推奨環境
 パソコンまたはタブレット端末でお楽しみください。
(※スマートフォンではプレイできません。)
【必要環境】 安定し通信速度の速いインターネット環境
【推奨OS】 Windows・Mac
【推奨ブラウザ】 Chrome・Edge・Firefox
【推奨CPU】 Intel Core i3以上 または Apple M1

■製作スタッフ(敬称略)
【脚本・監督】 小波津 龍平
【デザイン】 久保田 健一
【キャラクターデザイン・イラスト】 佐藤 恵
【ゲームディレクター】 貝沼 諭依
【フィルムディレクター】 及川 裕喜
【キャスト】 瀬川 彩那、瀬川 凌央
【スペシャルサンクス】 サンプラザ / 株式会社マツバヤ、道の駅なみえ、坂本 佳奈、高橋 礼那、佐藤 秀三、
浪江町の皆様
【企画・総合プロデュース】 高橋 大就

※本作品は、福島県庁の「浜通り地域等交流人口・消費拡大支援事業(誘客コンテンツ開発事業・広域マーケティング事業)補助金」の補助を受けています。
 

  • 福島県浪江町について

 福島県浪江町は、福島県の沿岸、浜通り地域に位置し、6つの町村が合併してできた、山も川も海もある美しい町です。もともと農業も林業も漁業も盛んで、また、多くの飲食店と大きなショッピングモールがある商業が盛んな人口21000人ほどの賑やかな町でした。
 2011年3月、東日本大震災と原子力発電所の事故により、町の全域に避難指示がかかり居住ができなくなりました。2017年3月に沿岸の一部地域の避難指示が解除され、約2000名が居住しています(2023年1月現在)。
 新しく生まれた「道の駅なみえ」は賑わい、子供たちがラッキー公園で遊んでいます。地元で獲れた作物や常磐ものの魚、鈴木酒造のお酒や大堀相馬焼を買い、名物のなみえ焼そばを食べて楽しんでいます。さまざまな新しい挑戦も生まれており、地域の方も企業も町の再生に取り組んでいます。
 

  • 一般社団法人NoMAラボについて

 

 

 一般社団法人NoMAラボは、「ゼロになった町から、この国一番のワクワクを。」をモットーに、福島県浜通り地域等において、住民主体のまちづくりと、住民の生活環境改善や課題解決につながるビジネスづくりに取り組んでいます。

 

 

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