ELSOUL LABO B.V.のプレスリリース
コミュニティやプラットフォームへの貢献者に、その貢献度による正しい報酬が渡ることによって、より健全な形でコミュニティやプラットフォームを運営することが可能になり、多くの社会課題を解決する可能性があります。
Epics の場合はオープンソースソフトウェア開発の深刻なリソース不足という実社会の問題に紐づいたゲームプラットフォームを開発することで、開発者・投資家・広報どの立場にもインセンティブがあり、それぞれが楽しさとインセンティブを求め実際に行動することでその社会問題が解決されていきます。
このようなブロックチェーンとゲーミフィケーションとの組み合わせによる「あたらしい経済」は今までに解決できなかった問題を解決すると信じています。
Epics DAO (運営: ELSOUL LABO B.V. 本社アムステルダム)は、Epics White Paper v3を公開しました。
Epics は社会貢献型ブロックチェーンゲーム(BCG)です。社会繁栄のために持続可能なオープンソフトウェア開発環境を実現させましょう。インセンティブのあるゲーミフィケーションは、よりたくさん遊ぶことでより多くの社会問題を解決するという好循環を生み出します。
オープンソースソフトウェア開発の課題
2022 年には全世界のソフトウェアの 97%がオープンソースコードを含んでおり、90%の企業がオープンソースソフトウェアをビジネスに活用しています (2022 Synopsys: OSSRA, 2022 GitHub: Octoverse, The state of open source software)。オープンソースソフトウェアは誰でも自由に無料で使うことができ、世界中の開発者によって開発・改善されるため品質が高いので、オープンソースコードを組み合わせて自社ビジネスのソフトウェアを開発するのが主流となっています。
現代のイノベーションの核となっているオープンソースソフトウェアですが、その開発環境は課題を抱えています。2010 年には 10%だった「すべてのコードベースにおけるオープンソースソフトウェアの割合」は 2022 年には 78% (2022 Synopsys: OSSRA)と、約 10 年で 8 倍と急激に増加しました。それに伴ってオープンソースソフトウェアの開発及び管理コストも増え続けているにも関わらず、それらは未だに熱心な開発者によるボランティアによって無償で行われています。
この深刻なリソース不足により、多くの利用があるにも関わらず開発を中止せざるを得なかったプロジェクトが数多くあります。利用が増えるに従いバグの数も増えるため、対処しきれていない問題も多く存在し、その結果全世界のソフトウェアの「脆弱性を抱えるオープンソースコードを含む割合」は 84% にも達してしまっています。「ハイリスクな脆弱性を抱えるオープンソースコードを含む割合」は 48% です (2023 Synopsys: OSSRA)。
増えた開発コストを無視した結果、残念ながら約半数のソフトウェアが危険に晒されてしまっているというのが現状です。
一方で、オープンソースソフトウェアに対する投資の費用対効果は高いです。欧州委員会は 2021 年にオープンソースの経済的影響を初めて調査し論文を発表しましたが、そこでは 2018 年 EU の GDP への累積ベースの貢献で 1:10 という高い成果が報告されています (2021 European Commision: The impact of Open Source Software and Hardware on technological independence, competitiveness and innovation in the EU economy) 。
オープンソースへの積極的な投資を増やすことは社会的に重要なミッションです。Epics DAO は社会貢献型ブロックチェーンゲームを開発・運用することでこのミッションを遂行します。
社会貢献型ブロックチェーンゲーム
オープンソースソフトウェア開発には大きく分けて 3 つの足りないリソースがあります。開発リソースと資金、そしてこの問題に対する認知です。
Epics のプレイヤーは Dev(開発)、Investor(投資家)、Degen(広報)という 3 つのジョブから一つを選び、それぞれ対応する行動を取る(開発・投資・PR)ことで多くのポイントを獲得できます。
このゲームでは実世界のオープンソースソフトウェア開発に対する貢献に対してポイントが付与され、それに応じてステータスが上昇するため、強力なプレーヤーはその分オープンソースに貢献していることがわかります。つまり、Epics のステータスが社会貢献度を表すようになり、その貢献度が報酬につながる設計になっています。
プレイヤーたちがそれぞれのインセンティブを求めて行動、ゲームを楽しんでプレイすることで社会問題を解決していくという好循環なコミュニティエコシステムを構築します。
ブロックチェーン技術によるあたらしい経済
ブロックチェーンを活用することで、これまで実現できなかった環境を構築することができるようになりました。中間業者の省略や、時には煩雑な国際送金が絡む送受金の管理など、多くのコストを削減しながらも、トークンエコノミーを通じて利益をコミュニティへ還元することが可能です。
コミュニティやプラットフォームへの貢献者に、その貢献度による正しい報酬が渡ることによって、より健全な形でコミュニティやプラットフォームを運営することが可能になり、多くの社会課題を解決する可能性があります。
Epics の場合はオープンソースソフトウェア開発の深刻なリソース不足という実社会の問題に紐づいたゲームプラットフォームを開発することで、開発者・投資家・広報どの立場にもインセンティブがあり、それぞれが楽しさとインセンティブを求め実際に行動することでその社会問題が解決されていきます。
このようなブロックチェーンとゲーミフィケーションとの組み合わせによる「あたらしい経済」は今までに解決できなかった問題を解決すると信じています。
詳細については、Epics 公式サイトにてホワイトペーパーをお読みください。
Epics 公式サイト: https://epics.dev/ja/
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