インディーズゲーム開発を行うAI Frog Interactiveがシードラウンドの資金調達を完了

株式会社AI Frog Interactiveのプレスリリース

株式会社AI Frog Interactive(本社:東京都目黒区、代表取締役:新清士)は、J-KISS型新株予約権の発行により、シードラウンドの資金調達を完了したことをお知らせいたします。AI Frog Interactiveは、この資金を通じて、2024年に発売予定のオリジナルゲームのコード名「Project Genesis」の開発を進めていきます。

  • AI Frog Interactiveについて

株式会社AI Frog Interactiveは、生成AIなどの最新のAI技術を積極的に活用することで、少人数でありながらもゲーム業界での経験値が高いスタッフにより構成されたチームにより、効率よく高品質なオリジナルゲームの開発を実現するインディーズゲーム開発スタジオです。
開発中のオリジナルゲーム「Project Genesis」は、米Epic Gamesの「Unreal Engine 5」を使用し、将来的な柔軟な拡張を想定しつつ、開発を進めているプロジェクトです。そして、急激な性能向上の進む「生成AIに代表されるAI技術」を、効率的かつ実践的に応用するための技術開発も進めています。「Project Genesis」は、全世界のユーザーの皆様に向けて、2024年の発売を目指しています。

  • 制作参考画像 
    ※技術開発・検証用画面であり、Genesis本編はまったく違った内容になります

Genesisのプロトタイプに生成AIの背景を3D化して、Unreal Engine 5に持ち込んでテストしているケース 
(新執筆のアスキー掲載記事「画像生成AI 速いマシンは世界が違う」より)
https://ascii.jp/elem/000/004/128/4128850/

Stable Diffusionを使った技術検証の画像

(新執筆のアスキー掲載記事「画像生成AIに2度目の革命を起こした『ControlNet』」より)

https://ascii.jp/elem/000/004/137/4137393/

Stable DiffusionとPhotoshop BetaのAdobe Fireflyを使った検証画像
(新執筆のアスキー掲載記事「Photoshopの画像生成AIがすごい」より)

https://ascii.jp/elem/000/004/140/4140454/#eid3551414

  • 資金調達概要

■目的

事業基盤の発展のための組織強化。プロダクト開発や研究のための基盤強化。採用・組織体制の強化。

■調達方法

J-KISS型新株予約権

■主な引受先

堀誠一氏(株式会社バリーンスタジオ 代表取締役)

XVC有限責任事業組合

monoAI technology株式会社

  • 代表取締役CEO 新清士より コメント

ビデオゲーム市場は今後5年間で、全世界で150%の成長が予測されるなど、まだまだ大きな可能性を秘めています。全世界に容易に販売できるような環境が整い、基盤技術のゲームエンジンの利用コストも安価になりました。さらに、生成AIの登場は、マイクロゲームスタジオと呼ばれる小さなチームであっても、優れたゲームを開発できる可能性を大きく広げています。その可能性に魅入られて、新しいゲーム開発スタジオを立ち上げました。今回、その趣旨に賛同いただいた出資者の皆様には感謝の念が絶えません。
AI Frog Interactiveは、この機会を最大限に活かし、全世界のユーザーの方に楽しんで頂けるゲームの開発と発売に向けて、着実に進めて行きます。

  • 投資家からのコメント

■堀誠一氏(株式会社バリーンスタジオ 代表取締役)

新清士さんを筆頭とする旧交ある皆さんが情熱と知見を持ってインディ市場に挑戦される事を伺い、その想いと可能性に共感を感じ投資参画をさせていただきました。コンテンツ制作と共にAI Utilizationの分野は私が代表を務めるBALEEN STUDIOに於いても注力している分野であり、その活用の未来に向けて共に学ばせていただきたいと思っています!

■若山泰親氏(XVC ファウンダー/パートナー)

生成AIの急速な進化がゲーム開発フローを大きく変えようとしている時機を捉えて当初から世界市場への展開を見据えたインディーズゲームスタジオを立ち上げようとする野心的な事業構想と、新清士さんを中心とするコアメンバーの志と経験値に大きな可能性を感じ、投資を実行させていただきました。

世界中の人々を夢中にさせる体験を生み出し続ける、日本発のゲームスタジオの成長に期待しています!

■本城嘉太郎氏(monoAI technology株式会社 代表取締役社長)

AI Frog Interactiveが扱うChatGPTや、StableDiffusionに代表される生成系AIは、メタバース市場の発展に資する技術として、重要な役割を果たすものと考えております。

この度の出資により、AI技術を用いて高品質なコンテンツ制作のワークフロー改善に期待するとともに、AIに強みを持つ貴社と連携しジェネレーティブAIの利活用を研究してまいります。

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