株式会社ネクソンのプレスリリース
当社の代表取締役社長であるオーウェン・マホニーは、次のように述べています。
「当社は5四半期連続で売上収益の二桁成長を達成し、営業利益は前年同期比で22%増加しました。『FIFA ONLINE 4[1]』、『FIFA MOBILE[2]』、『Wars of Prasia』、『HIT2』及び『ブルーアーカイブ』が当第2四半期の業績を牽引し、『メイプルストーリー』並びに『アラド戦記』においてはプレイヤーエンゲージメントが高まりました。」
「既存バーチャルワールドの着実な成長、新作パイプラインから新たなヒットが生まれる可能性、そして昨今の為替相場を踏まえると、当社へ投資するのにこれほど絶好の機会はないと考えています。この考えに基づき、2022年に発表した1,000億円の自己株式取得計画の完了日を1年早め、更にこのうち200億円相当の自己株式取得を明日8月10日より3ヶ月間で実施することを取締役会にて決議しました。」
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2023年度第2四半期業績概要
ー 売上収益は会計基準ベースで前年同期比12%増加(一定為替レートベース[3]で10%増加)の944億円となり、当社業績予想のレンジ内で着地。過去最高の第2四半期売上収益を達成
ー 『FIFA ONLINE 4[1]』、『FIFA MOBILE2』及び『ブルーアーカイブ』の成長が業績を牽引。加えて、『Wars of Prasia』及び『HIT2』が貢献
ー 営業利益は前年同期比22%増加の276億円となり、当社業績予想のレンジ内で着地
ー 四半期利益[4],[5]は245億円となり、業績予想を上回った。米ドル建ての現金預金等に係る為替差益81億円が発生したことが主な要因。一方、昨年は277億円の為替差益を計上したことから対前年同期では7%の減少となった
ー 韓国の売上収益は、当社業績予想のレンジ内で着地。前年同期比で21%増加し、過去最高の第2四半期売上収益を達成。『FIFA ONLINE 4[1]』、『FIFA MOBILE[2]』、『Wars of Prasia』及び『HIT2』が業績を牽引
ー 『FIFA ONLINE 4[1]』は昨年のワールドカップ期間より好調を維持し、過去最高の第2四半期売上収益を達成。MAU、課金ユーザー数、ARPPUの全てが前年同期比で成長。また、『FIFA MOBILE[2]』もワールドカップ期間以降、好調なモメンタムを維持し、過去最高の第2四半期売上収益を達成
ー 韓国『メイプルストーリー』においては、第3四半期の重要アップデートに先駆け、プレイヤーエンゲージメントの向上に注力した結果、売上収益は想定を下回り、前年同期比で減少。一方、アクティブユーザー数は対前年同期で二桁成長し、第3四半期は売上収益の二桁成長を見込む
ー 中国の売上収益は対前年同期で43%成長した2022年第2四半期との高い比較で5%減少し、当社業績予想のレンジ内で着地。『アラド戦記』においては、4月に労働節アップデート、また6月に15周年アップデートを実施し、MAUは前年同期比で堅調に増加
ー 日本の売上収益は、『ブルーアーカイブ』及び『メイプルストーリー』の成長により、前年同期比で8%増加
ー 北米及び欧州の売上収益は、『Choices[6]』及びその他のモバイルタイトルの減少により前年同期比で5%減少
ー その他の地域[7]では5月23日に配信開始した『HIT2』の寄与により、売上収益が前年同期比で11%増加
ー ネクソンのサブブランド「ミントロケット」は、6月に深海で魚を捕まえ、寿司屋を経営するハイブリッド・海洋アドベンチャー『デイヴ・ザ・ダイバー』をリリース。Steam上でのユーザーレビュー数は47,000件を超え、そのうち97%を超えるプレイヤーが「おすすめ」と評価し、「圧倒的に好評」の最高評価を獲得[8]。年内にはNintendo Switch版をリリース予定
ー 世界的ヒットとなったRPG『ブルーアーカイブ』の中国向けサービスを8月3日に開始し、早期段階におけるプレイヤーの反応は良好
ー Embark Studiosが手掛ける『THE FINALS』は、6月に2回目のベータテストを実施し、ローンチに向けた最終調整における重要なインサイトを得た。今回のテストで得られたプレイヤーからのフィードバックを年内ローンチ前に実施予定の最終ベータテスト版に反映予定
ー Embark Studiosの第2作目となる『ARC Raiders』は、6月に3日間のクローズド・アルファテストを実施。ローンチ準備における豊富なインサイトを得た
ー 7月には、『EA SPORTSTM FIFA ONLINE 4』及び『EA SPORTSTM FIFA MOBILE』を『EA SPORTSTM FC ONLINE』並びに『EA SPORTSTM FC MOBILE』にリブランディングすることを発表。名称変更は2023年9月に実施し、その後もアップデートを通じて従来通りのゲームプレイを提供予定
ー 2022年に発表した3年間で取得総額1,000億円を上限とする自己株式の取得に係る方針について、取得完了目標を1年早めた2024年8月とすることを8月9日に開催した取締役会で決議。更に、このうち200億円相当の自己株式取得を2023年8月10日より3ヶ月間で実施することを決定。ネクソンは、現在までに500億円相当の自己株式取得を完了
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2023年度第3四半期業績予想
ー 売上収益は、1,099億円から1,198億円を予想。会計基準ベースで前年同期比13%から23%の増加(一定為替レートベース[3]では7%から17%の増加)
ー 営業利益は、366億円から445億円を予想
ー 四半期利益[4],[5]は、282億円から341億円を予想
ー 為替感応度[9]:日本円が米ドルに対して1円変動した場合、2023年度第3四半期の売上収益及び営業利益に対して以下の影響を予想
売上収益:8.1億円
営業利益:3.0億円
決算電話会議(日本語・英語)
2023年度第2四半期決算電話会議の開催について、以下のとおりお知らせ致します。電話会議は日本語・英語の同時通訳付きで行いますが、質疑応答は逐次通訳となります。
日時: 2023年8月9日(木) 午後5時00分~(日本標準時(JST))予定
参加方法
決算電話会議へのご参加にあたり、登録ページ(下記リンク)より、参加登録をお願い致します。登録後、
決算電話会議へのアクセスに必要な電話番号・パスコード・ピンコードを自動メールでご案内致します。
登録ページ
(登録ページはGoogle Chrome, Mozilla Firefox, Microsoft Edge (Chromium)のブラウザーのみアクセス可能です。)
電話番号
050-5824-9200(日本), +1-646-661-3380(米国),
+44-20-3695-1891(英国), +852-580-87206(香港),
+65-315-87696(シンガポール), +82-23-483-3906(韓国)
※決算電話会議への参加には、パスコード・ピンコードが必要です。
参加方法について、ご不明点等ございましたら、下記連絡先にお気軽にお問い合わせください。
E-mail:customer_support_asia@choruscall.com
電話:050-5824-9227
営業時間:(年末年始を除く)平日 8:30~18:00 日本時間
決算電話会議音声アーカイブ及びトランスクリプト
決算電話会議終了後、当社IRウェブサイト(https://ir.nexon.co.jp)に掲載予定です。
本資料は当四半期業績に関する概要をお伝えするためのもので、投資家の方々に当グループに関する参照情報をご提供することを目的としており、当社の株式及びその他の有価証券等の売買等を勧誘又は推奨するものではありません。
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株式会社ネクソン https://company.nexon.co.jp/
1994年に創業したネクソン(本社所在地:東京都港区)は、オンラインゲームの制作・開発、配信を手掛ける会社です。2011年12月に東京証券取引所第一部へ上場し、2015年にJPX日経インデックス400、2017年には日経株価指数300の構成銘柄に採用されました。また、2020年には日経平均株価を構成する225銘柄にも採用されました。現在では、代表的なシリーズ作である『メイプルストーリー』、『カートライダー』、『アラド戦記』をはじめとする50を超えるゲームを、モバイル端末など様々なプラットフォーム向けに190を超える国と地域でサービス展開しています。2021年、ネクソンはスウェーデン・ストックホルムを拠点とし、グローバル配信に向けて複数のプロジェクトを開発中のEmbark Studios ABを完全子会社化しました。
[1] 正式名称は『EA SPORTS™ FIFA ONLINE 4』(PC) [2] 正式名称は『EA SPORTS™ FIFA MOBILE』 [3] 一定為替レートとは、売上収益を認識するネクソングループの各法人が所在する国の現地通貨の対円レートを前年同期の為替レートに固定して計算したNon-GAAP指標 [4] 四半期利益とは、親会社の所有者に帰属する四半期利益 [5] 持分法を適用する一部の投資先について、暫定的な会計処理を確定したことにより、2022年第2四半期における「持分法による投資損失」が18億円減少し、「四半期利益」が18億円増加しております。また、2022年第3四半期における「持分法による投資損失」が21億円増加し、「四半期利益」が21億円減少しております。これらによる2022年通期への金額的影響はありません。 [6] 正式名称は『Choices: Stories You Play』 [7] 「その他の地域」は、その他のアジア諸国及び中南米諸国を含む [8] 2023年8月7日時点 [9] 多くの場合、韓国ウォンと中国元は、米ドルにほぼ連動。簡略化のため、米ドル及び日本円の為替レートに変動があった場合、韓国ウォ ン及び中国元は日本円に対して同様に変動するとの前提条件を置いて為替感応度を計算