株式会社ePARAのプレスリリース
連携する取り組みは以下の2プロジェクトです。
① リアルレースとバーチャルレースの融合「クロスラインレース」
−「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-SEASON2」×「e-Racing Project」−
▲「クロスラインレース」の内容 (クロスライン−ボクらは違いと旅をする−SEASON2メイン企画)
② 車椅子eサッカーチーム「ePARAユナイテッド」
−ePARAユナイテッド × テクノツール社のソリューション−
▲ePARAユナイテッドメンバー(2023年2月7日撮影)
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①リアルレースとバーチャルレースの融合「クロスラインレース」について
ePARAは、「Mobility for ALL~ 移動の可能性を、すべての人に。」部門のファイナリストとしての採択を受け、2023年1月よりSEASON2を行っています。SEASON2では、スーパー耐久機構事務局(STO)公認のもと、第5戦もてぎスーパー耐久との同時スタートによるeモーターレースを実施します。サーキットが見えるモビリティリゾートもてぎの施設内でeモータースポーツの耐久レースを行うことで、年齢・性別・時間・場所・障害の有無を問わずにeレーサーに挑戦できる「舞台」としての進化を目指します。
◆クロスラインレース × テクノツール
テクノツール社は「e-Racing Project」の一環として、「クロスラインレース」内で使用するシミュレーター2台を貸与。また、障がい当事者を中心に構成するチームを結成し、同レースに出場します。
◆テクノツール社「e-Racing Project」とは
テクノツールが進めている「e-Racing Project」は、元F3レーサーで車椅子ユーザーの長屋宏和氏によるトップeレース参戦プロジェクトです。テクノツールはデバイス開発で協力しながら、長屋氏と協働でレーシングシミュレーターの楽しさを届ける活動を進めています。
◆クロスラインレース概要・関連記事
eスポーツで、誰もがレーサーになれる世界へ「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」SEASON2へ活動開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000056567.html
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②車椅子eサッカーチーム「ePARAユナイテッド」について
ePARAユナイテッドは、2022年5月に始動した、車椅子ユーザーだけで構成されるeサッカーチームです。J1の強豪・川崎フロンターレとの共創企画を重ねるなど、障害の有無や立場の垣根を越えた活動に挑戦することが特徴です。
◆ePARAユナイテッド × テクノツール
テクノツール社は、肢体不自由により特殊コントローラーを必要とするePARAユナイテッドのプレイヤーに対して技術支援を行います。
▲2022年10月「Mobility for ALL – 移動の可能性を、すべての人に。」においてテクノツール社の実証実験に協力するePARAユナイテッドのメンバー
◆ePARAユナイテッド関連記事
小林悠が見た、新しい景色〜eスポーツがもたらすバリアフリー(スポーツナビ)
https://sports.yahoo.co.jp/official/detail/202302100094-spnaviow
ゲームで広げるFOOTBALL TOGETHER – 川崎フロンターレが進める新たなホームタウン活動(スポーツナビ)
https://sports.yahoo.co.jp/official/detail/2023082000070-spnaviow
“勝ちよりも価値”をテーマにeサッカーチームを運営
障害当事者が人として成長していくバリアフリーeスポーツの可能性とは (TEAM BEYOND)
https://www.para-sports.tokyo/enterprise/voice/voice_0051
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Make a Move PROJECT「Mobility for ALL – 移動の可能性を、すべての人に。」とは
TMFは、モビリティを通じてより豊かな社会の実現を目指す組織です。すべての人が可能性を高め、生き生きと暮らすことができるサステイナブルなコミュニティづくりに取り組んでいます。「Make a Move PROJECT」は、TMFが実施する「もっといいモビリティ社会」をつくるアイデアコンテストです。
「Mobility for ALL – 移動の可能性を、すべての人に。」は、「Make a Move PROJECT」のContest01として公募されたアイデアコンテストです。障がいのある方がレース観戦を楽しむための課題やハードルを乗り越えるためのアイデア・ソリューションが公募され、一次審査を通過した17チームが、2022年7月から10月にかけて岡山国際サーキットを主な舞台として実証実験を実施しました。
https://mobility-contest.jp/department1/
その後、実証実験の成果と2023年の新たな取り組み計画について報告を行い、当事者の視点、持続可能性の観点から、次フェーズへの審査を実施。8チームが採択され、テクノツールの「体感しよう、レーサーの興奮を。レーシングシミュレーター」とePARAの「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」もファイナリストとして選ばれました。
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/38317978.html
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テクノツール株式会社 代表取締役 島田真太郎氏よりコメント
eスポーツを通じて、ルールやUI/UX等の前提を変えれば多様な人たちの社会参加が可能になることを、1人でも多くの人に感じ取ってもらえたら嬉しいです。
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株式会社ePARA 代表取締役 加藤大貴よりコメント
テクノツール様のアシスティブテクノロジーをeスポーツに活用し、障害者の活躍の機会を広げられることに大きな喜びを感じております。今回の連携する2つのプロジェクトを通じて、「誰もが輝ける社会」の実現を目指します。
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本連携についてのお問い合わせ
株式会社ePARAおよびテクノツール株式会社の連携に関しては、下記の連絡先よりお問い合わせください。
株式会社ePARA 広報担当 宛
問い合わせフォーム: https://epara.jp/contact/
E-mail: info@epara.jp
Tel: 03-4400-2855
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関連情報
■テクノツール株式会社について
1994年創業以来、PCやスマートフォン等への入力操作をアシストすることにより、肢体不自由者の働く、学ぶ、遊ぶなど様々な場面における自己実現や社会参加を後押ししてきました。近年ではテレビゲームの操作支援も手掛けており、Nintendo Switch公式の障害者向けコントローラー「Flex Controller」の開発監修および販売も担当しています。長年培ってきた入力に関するノウハウを活用しレーシングシミュレーターのコントロールシステムを開発しています。
プロジェクト詳細や関連情報はこちらをご確認ください。
https://ttools.co.jp/project/265/
■バリアフリーeスポーツ「ePARA」について
「本気で遊べば、明日は変わる。」をステートメントに掲げ、バリアフリーeスポーツ(※1)を提唱。eスポーツを通じた誰もが輝ける社会づくりを目指し、障害当事者との共創を積極的に行っています。
※1 バリアフリーeスポーツとは、「年齢・性別・時間・場所・障害の有無を問わず参加できる環境の下行われるeスポーツ」を意味するePARA発の造語です。
▪️障害当事者との共創事例
・障害×ゲームの文化祭「ePARA CARNIVAL 2022 SPRING」
https://eparacarnival.studio.site/
・視覚情報を用いない格闘ゲーム大会「心眼CUP」
https://www.youtube.com/watch?v=1wHg_KgQZzU
・トヨタ・モビリティ基金主催「Make a Move PROJECT」内「Mobility for ALL」部門における実証実験「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」
https://mobility-contest-blog.com/epara-2022/
■株式会社ePARA 概要
・代表取締役:加藤大貴
・本店所在地:埼玉県戸田市下前1-14-8
・事業の目的:ePARAは大会やイベントの運営・受託業務の履行・障害者雇用の推進およびそれらの情報発信を通じ、世の中の人に「困難や限界を超える精神や力」への気づきを与え、誰もが輝ける社会の実現を目指します。
●事業内容
1. バリアフリーeスポーツ事業
2. 障害者の就労支援事業
3. 社会実証および共創・研究開発支援事業
バリアフリーeスポーツニュースサイト: https://epara.jp/
●パートナー企業
・快適すぎて動けなくなる魔法のソファ「Yogibo」
・“Craftsmanship”BTOパソコンの「サイコム」
・BPO・アウトソーシング「Bewith」
・ココロのボリューム、あげていこう。「JOYSOUND」
●関連メディア
・みんなの個性で社会は変わる。コトナル(ヤフー株式会社)
●X(旧Twitter)
・テルル(バリアフリーeスポーツ ePARA オフィシャル)
https://twitter.com/ePARA_official
・加藤大貴
・バリアフリープロジェクトチーム「Fortia」from ePARA
・ePARA Global Station