Datachain、Oasys・TOKIと提携。IBCを活用したブロックチェーンゲームのインターオペラビリティ推進へ

株式会社Datachainのプレスリリース

株式会社Datachain(本社:東京都港区、代表取締役:久田 哲史、以下、Datachain)は、Oasys Pte. Ltd.(本社:シンガポール、代表: 松原 亮、以下、Oasys)及びTOKI FZCO(本社:アラブ首長国連邦ドバイ、代表:Daiki Ishikawa、以下、TOKI)と、ゲーム特化型ブロックチェーンOasys上で構築されるブロックチェーンゲームのインターオペラビリティ推進のため、提携を開始しました。この提携により、Datachain及びTOKIが開発を推進するブロックチェーン間通信プロトコルIBC(*1)のOasys対応を検討してまいります。

Datachainは、2018年の創業以来、ブロックチェーン技術の研究開発に注力しており、特にIBCを用いたインターオペラビリティの技術においては、Interchain Foundationからの助成金を複数回に渡って獲得するなど、グローバルでも評価されています。

TOKIは、同技術を用いたクロスチェーンブリッジの開発に取り組んでいます。デジタルアセット市場におけるナショナルインフラの構築を目指す株式会社Progmatと提携し、ステーブルコイン発行管理基盤「Progmat Coin」を用いて発行されるステーブルコインのクロスチェーン取引を可能にするインフラ構築にも取り組んでいます。

Oasysは、ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」を提供しています。同社のブロックチェーンは、セガ、バンダイナムコ、スクエアエニックス、Ubisoftなどの大手ゲーム企業がブロックチェーンの運用にバリデーターとして参画していることでも注目されています。

Oasysは、ブロックチェーンゲームのさらなる普及には、ブロックチェーンゲーム特有の体験が必要であり、その要素の一つがゲームのインターオペラビリティであるとし、さらに、ブロックチェーンの多様化が進む中、UX向上の観点でも安全で利便性の高いブロックチェーン間通信の重要性が増しているという考えを持っています。これらの考えと当社の専門性がマッチした結果、今回の提携に至りました。

今回の提携により、Datachainでは、Oasysエコシステム内及びOasysとその他のブロックチェーンとの間で、IBCを活用した安全性の高いインターオペラビリティを実現できるよう、協議を進めてまいります。これにより、例えば、Oasys内の1つのブロックチェーン上のNFTを異なるブロックチェーン上で決済することや、あるブロックチェーン上のゲームのアセットを別のブロックチェーン上のゲームでも利用することができる、といった新たなユーザー体験が可能になります。

Datachainは、引き続き、ブロックチェーンのインターオペラビリティの研究開発及びその技術を活かした課題解決に取り組んでまいります。


*1  IBC:Inter-blockchain Communicationの略称。Interchain FoundationおよびCosmosプロジェクトによって策定が進んでいる、ブロックチェーン同士の相互運用性を担保するための仕様標準。


■ 株式会社Datachain

社名  :株式会社Datachain

設立    :2018年3月

所在地 :東京都港区六本木三丁目2番1号

代表者 :代表取締役 久田 哲史

URL     :https://ja.datachain.jp/


■ Oasys Pte. Ltd.

社名  :Oasys Pte. Ltd.

設立    :2022年2月

所在地 :シンガポール

代表者 :松原 亮

URL     :https://www.oasys.games/


■ TOKI FZCO

社名  :TOKI FZCO

設立    :2023年3月

所在地 :アラブ首長国連邦ドバイ

代表者 :Daiki Ishikawa

URL     :https://tokifinance.notion.site/

* 株式会社Datachainは、株式会社Speee(本社:東京都港区、代表取締役:大塚 英樹、東証スタンダード市場:4499)の子会社です。

* 本資料に記載されている会社名、商品名、サービス名は、各社の商標又は登録商標です。

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。