ファミ通(KADOKAWAグループ)
株式会社KADOKAWAのプレスリリース
・『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が193万本を販売して年間ソフトランキング首位を獲得。
・ハード市場はNintendo Switchが販売台数トップ。プレイステーション5は前年から倍増して市場拡大に貢献。
ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2023年の国内家庭用ゲームソフト(パッケージ版のみ)とハードの売上速報をまとめました。集計期間は2022年12月26日~2023年12月31日です。
■2023年国内家庭用ゲーム市場規模: 4,038.8億円
(集計期間:2022年12月26日~2023年12月31日/週数:53週)
<ご参考>2022年国内家庭用ゲーム市場規模: 3,748.2億円
(集計期間:2021年12月27日~2022年12月25日/週数:52週)
※市場規模はハード・ソフト(パッケージ版のみ。ダウンロードカード、本体プリインストール版を含む)の合計値です。
2023年の国内家庭用ゲーム市場について
2023年の家庭用ゲーム市場規模(※)は、ハードが前年同期比127.5%の2,674.9億円、パッケージソフトが同82.6%の1,363.8億円、合計で同107.8%の4,038.8億円となりました。
ハード市場は4年連続で前年実績を上回り、過去10年で最大の規模を記録しています。年間販売台数の首位は、406.3万台(3機種合計)を売り上げたNintendo Switchが獲得しました。プレイステーション5は、品不足が解消したことを背景に、前年の2倍以上にあたる258.7万台を販売。価格改定の影響もあって金額ベースで最大のシェアを確保し、市場規模の拡大に貢献しています。
パッケージソフト市場では、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(任天堂/2023年5月12日発売/Switch)が193.0万本を販売し、年間ソフトランキングのトップに立ちました。Nintendo Switchのロンチタイトルとして登場した『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(任天堂/2017年3月3日発売/Switch)の待望の続編となりましたが、同タイトルが積み上げた累計226.4万本に早くも迫る水準です。
2位には、『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』(任天堂/2023年10月20日発売/Switch)がランクイン。3位の『ピクミン4』(任天堂/2023年7月21日発売/Switch)とあわせて、TOP3を任天堂のタイトルが占める形となりました。しかしパッケージソフト市場全体としては、200万本を超えるタイトルが3本あった前年のラインナップには及ばず、デジタル流通の進展や基本料金無料ゲームの増加もあり、前年から減少となりました。
2024年は、『ファイナルファンタジーⅦ リバース』(スクウェア・エニックス/2024年2月29日発売予定/PS5)をはじめとした強力な新作が登場する予定で、家庭用ゲーム市場のさらなる盛り上がりが期待されます。
※本データは、店頭・通販販売分となります。ダウンロード販売、アイテム課金などのデジタル決済は含みません。
また、ソフトの売上本数については、集計期間中に店頭(通販含む)で販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)
※本データを記事で使用する場合は、出典が「ファミ通」である事の明記をお願いします。
※本調査データは、 KADOKAWAグループのシンクタンクである角川アスキー総合研究所が調査し、KADOKAWA Game Linkage に提供しています。
◆ファミ通について
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◆株式会社KADOKAWA Game Linkageについて
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◆株式会社角川アスキー総合研究所について
角川アスキー総合研究所は、KADOKAWA グループに属する法人向けのシンクタンク、リサーチ・メディア企業です。KADOKAWA グループの持つコンテンツ力、メディア力、リサーチ力に関する技術力を活かし、日本のメディア・コンテンツ産業に貢献すべく、課題となる重要テーマに日々取り組んでいます。