株式会社デジタルハーツホールディングスのプレスリリース
当社は、2023年5月以降、エンターテインメント事業の成長軌道への転換とエンタープライズ事業の成長加速を目指し、子会社である株式会社AGESTのスピンオフ上場に向けた準備を着実に進めてまいりました。こうした当社グループの成長を強力に推進する経営体制への移行の一環として、当社代表取締役の異動を決議いたしました。現在、当社及びAGESTの代表を兼務している二宮 康真は、新生AGESTグループの2025年内の上場とその後の急成長の実現をより確実なものとするべく、今回の異動によりAGESTグループの経営に専念することとなる一方で、当社取締役会長である宮澤 栄一と当社取締役副社長の筑紫 敏矢の両名が2024年4月1日付で当社の代表取締役に就任いたします。
2001年にベンチャー企業として当社を創業し、デバッグ市場におけるリーディングカンパニーにまで育てあげた宮澤 栄一が代表取締役会長として約7年ぶりに代表に復帰するとともに、中核子会社である株式会社デジタルハーツの代表を兼務し当社グループのグローバル化や新規領域への挑戦を推進してきた筑紫 敏矢が代表取締役社長CEOに就任いたします。これら両代表がそれぞれの強みを最大限に発揮することで、祖業であるデバッグ事業の再強化とともに、世界市場へのグローバル展開や新規事業の創出を加速させ、エンターテインメント事業の再成長をリードしてまいります。
AIをはじめとする技術革新やNFTを活用した従来にないゲームの登場など、ゲームをはじめとするエンターテインメントコンテンツがこれまでの概念にとどまらず新たな可能性や広がりをみせるなか、当社が手掛けるエンターテインメント事業を取り巻く環境は、日本のみならずグルーバル全体において、さらなる成長性と規模の拡大が見込まれています。今後は、この新たな経営体制のもと、既存事業の成長や新規事業の創造等を推進し、持続的な企業価値の向上を目指してまいります。
■異動の内容(2024年4月1日付)
※二宮 康真は、2024年6月に開催予定の第11回定時株主総会終結時をもって、当社取締役を退任する予定です。
■新代表取締役会長
宮澤 栄一(みやざわ えいいち)
略歴
栃木県出身。1972年7月生。
2001年にベンチャーとして創業し、日本のゲーム市場におけるデバッグ事業を確立させ、設立から7年弱で上場を実現。当社代表取締役社長として、デバッグ事業の拡大のみならず、メディア事業やクリエィティブ事業などゲーム業界における多角化や海外進出などを展開し、当社のエンターテインメント事業の急成長を牽引。2017年に取締役会長に就任(現任)。
■新代表取締役社長CEO
筑紫 敏矢(つくし としや)
略歴
群馬県出身。1965年6月生。
プライスウォーターハウスコンサルタント株式会社(現 日本アイ・ビー・エム株式会社)やゼネラル・エレクトリック・キャピタル・コンシューマー・ファイナンス株式会社(現 新生フィナンシャル株式会社)において、M&Aやマーケティングで多くの功績を収めた後、株式会社ニッセンホールディングス取締役執行役員CFOとして成長戦略の策定を推進。2017年に当社に入社後、取締役CFO等を歴任した後、当社取締役副社長COO(現任)と中核子会社である株式会社デジタルハーツ代表取締役社長(現任)を兼務し、エンターテインメント事業を牽引。
以上
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