[レポート]APAC地域のモバイルゲーム市場に関するインサイト

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Sensor Towerのプレスリリース

2024年第1四半期、中国本土、日本、韓国、東南アジアなど主なAPAC地域のモバイルゲーム市場はいずれもわずかに回復しました。中でもTencent傘下のゲームの回復が著しく、中国(iOSのみ)のモバイルゲーム収益・ダウンロード数ランキングの上位を占めています。『ラストウォー:サバイバル』などのモバイルストラテジーゲームと『ロイヤルマッチ』などのモバイルパズルゲームは日本と韓国市場を活気づけ、『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』は日韓両市場におけるモバイルRPGの人気下降傾向に歯止めをかけました。

本レポートでは、2024年の中国、日本、韓国、東南アジアなどAPAC地域市場における人気モバイルゲームの収益とダウンロード数推移、カテゴリ別モバイルゲーム収益の変化、2024年第1四半期のトップモバイルゲームの実績を分析しています。また、ケーススタディとして、『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』のAPAC地域市場進出を成功させた戦略を解析します。

※本レポートではApp StoreおよびGoogle Play収益のIAP推定値のみを集計しており、広告収入およびサードパーティのAndroidマーケットでの収益は含まれていません。

Tencentのモバイルゲームが勢いよく成長し、中国(iOSのみ)におけるモバイルゲーム収益・ダウンロード数ランキングの上位に

Tencent傘下の『Honor of Kings』『和平精英』『TFT: Teamfight Tactics』『CrossFire: Legends』『League of Legends: Wild Rift』『元梦之星』などのゲームは成長が著しく、中国(iOSのみ)のモバイルゲーム収益・ダウンロード数ランキングの上位に位置しています。『Honor of Kings』の収益は16%上昇して収益ランキングのトップとなり、『CrossFire: Legends』の収益は3倍以上増加し、収益ランキングで4位となりました。

Tencent『元梦之星』のリリースとNetEaseの『Eggy Party』の春節期間中の顕著な伸びによって、2024年1月~4月の中国市場(iOSのみ)のモバイルアーケードゲームのダウンロード数と収益は前期比でそれぞれ12%と13%成長しました。『元梦之星』はリリース初日に中国(iOSのみ)におけるダウンロード数ランキングのトップとなり、数週間にわたってその座を維持した結果、モバイルゲームダウンロード数ランキングでトップとなっています。『Eggy Party』の収益は優れた実績を示し、すでに5四半期連続で中国市場(iOSのみ)のモバイルアーケードゲーム収益のトップを占めています。

INFOLDのインタラクティブストーリーニューゲーム『恋と深空』は、リリース後すぐに中国(iOSのみ)におけるモバイルゲームダウンロードランキング数のトップに躍り出ました。2024年4月末現在、同作の世界収益は1億ドルを突破、中国市場(iOSのみ)は収益シェア65%を占め、モバイルライフスタイルゲーム収益とダウンロード数はそれぞれ167%と85%増加しました。

ストラテジーとパズルゲームが日本のモバイルゲーム市場の小幅な回復をサポート

2024年第1四半期、日本市場のモバイルゲームダウンロード数と収益は、前期比でそれぞれ6%と2%増加しました。『ホワイトアウト・サバイバル』『ラストウォー:サバイバル』などのモバイルストラテジーゲームと、『ぽちゃガチョ!』『ロイヤルマッチ』などのモバイルパズルゲームの成長によって収益は29億ドルにまで回復しました。

Joy Net Gamesのモバイル放置RPG『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』は2024年2月に日本市場で展開が始まり、リリース後すぐに日本のApp StoreとGoogle Playダウンロード数ランキングのトップに躍り出ました。日本市場でのリリースから2ヵ月余りで収益は8,000万ドルに迫り、日本において最も収益成長率が高いモバイルゲームとなりました。収益ランキングで7位、ダウンロード数ランキングで2位に入っています。

『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』はオーソドックスなモバイルRPGを抑え、韓国におけるモバイルゲーム収益・ダウンロード数ランキングのトップに

韓国市場におけるモバイルRPG収益とダウンロード数が減少傾向にある中、モバイル放置RPG『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』は成長を見せ、2024年1月~4月のIAP収益は1億ドルに迫りました。『リネージュM』『オーディン:ヴァルハラ・ライジング』などのオーソドックスなRPGを抑え、韓国におけるモバイルゲーム収益・ダウンロード数ランキングで二冠を達成しました。

2024年1月~4月の韓国におけるモバイルストラテジーゲームの収益は前期比で40%上昇しました。これにはFirstFunの4Xストラテジーゲーム『ラストウォー:サバイバル』の貢献が大きく、同作の韓国での収益は前期比で約13倍増え、収益・ダウンロード数ランキングのトップに躍り出ました。

『Free Fire』が東南アジアのモバイルゲームダウンロード数ランキングでトップ、インドネシア市場で著しい成長

インドネシア市場の急激な成長で、東南アジア市場における『Free Fire』のダウンロード数は前期比70%増と急増しました。この結果、モバイルシューティングゲームのダウンロード数を20%増加させました。

2024年4月現在、Shanghai Moonton Technologyの『モバイル·レジェンド:Bang Bang』の世界収益は18億ドルに迫っています。このうち、東南アジア市場は47%の収益シェアと67%のダウンロード数シェアとなりました。2024年1月~4月、『モバイル・レジェンド:Bang Bang』は東南アジア市場で4,500万ドルの収益を記録し、収益ランキングのトップになりました。

『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』の世界IAP収益は2.7億ドルに達し、韓国と日本市場の収益シェアが70%近くに

2023年11月から、『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』は台湾、香港、マカオ、韓国、日本、中国本土、東南アジア、ヨーロッパ市場で続々とリリースされています。気軽で楽しい放置プレイ、かわいくて多彩なキノコのキャラクターなどで、台湾、韓国、日本、ベトナムなど数多くの市場におけるiOSモバイルゲームダウンロード数ランキングのトップを占めました。

2024年4月現在、『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』の世界累計IAP収益は2.7億ドルに達し、韓国市場が39.4%、日本市場が30%の収益シェアを占めます。韓国と日本市場でモバイルRPGが縮小傾向にある中、ローカルゲームを抑えて収益トップを獲得しました。

韓国と日本市場では、『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』のユーザーは男性が多く、80%以上を占めています。コアゲーマーはこのゲームの主なユーザーグループであり、同時にかわいいグラフィックと放置プレイによってハイパーカジュアルとカジュアルゲーマーを引きつけています。

詳細情報は弊社ウェブサイトに記載しています:

https://sensortower.com/ja/blog/state-of-mobile-games-in-apac-2024-report-JP


Sensor Towerの紹介

2013年にサンフランシスコで設立されたSensor Towerは、モバイルアプリ/ゲームのデータや分析環境を提供する企業です。X(旧:Twitter)、Unity、Tencent、HBOなどのグローバルデジタル企業からも信頼されており、モバイル市場のトレンド把握に役立つストアインテリジェンス、広告戦略の最適化に活用いただける広告インテリジェンスなど、デジタル分析プラットフォームとしてモバイルのあらゆる場面で質の高いインサイトと先進のカスタマーサポートを提供しています。

Sensor Towerは、Pocket Gamer Mobile Games Awards 2022において、Best Analytics / Data Tool賞を受賞しました。

日本オフィスは2023年夏より東京・日暮里に移転、日本でのビジネスを強化しており、パートナー企業様も急増中です。弊社スタッフも増員しながらお客様のサポートもより強化していく所存です。

Sensor Tower日本オフィス代表

谷内 照吾(Shogo Yachi)

Sensor Towerについての詳細情報は弊社ウェブサイトに掲載されております:

https://sensortower.com/ja

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https://twitter.com/SensorTower_JP

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