山村翔馬選手が日本勢初のプロツアー王者となり、優勝賞金約760万円(5万米ドル)を獲得
Legend Story Studiosのプレスリリース
2024年7月27日(金)~29日(日)にかけて、Legend Story Studios(本社:ニュージーランド)フレッシュ&ブラッドの世界最高峰の戦いであるプロツアーがオランダのアムステルダムで行われ、日本選手権2024で準優勝の実績を持つ山村 翔馬 選手が日本勢初の優勝という快挙を成し遂げました。
本イベントは、世界各地で開催されるトーナメントで参加権利を手に入れたプレイヤーや、レーティングに基づく上位プレイヤーなど、フレッシュ&ブラッドのトッププレイヤーのみが参加できる、賞金総額20万米ドル(日本円約3000万円)、優勝賞金5万米ドル(日本円約760万円)という世界最高峰のTCG(トレーディングカードゲーム) の競技イベントです。
プロツアー:アムステルダムには世界中から395名のプレイヤーが集まり、3日間に渡る長く過酷なトーナメントを戦い抜きました。
本大会で本命視され、参加者の多数が選択したのは、フレッシュ&ブラッド初の日本語版が発売された最新セットの『霧隠の秘境(Part the Mistveil)』に収録されている《目的を手懐ける者、ゼン》《誘惑の欲望、ヌゥ》《祖先の記録者、エニグマ》の各ヒーローでした。
《目的を手懐ける者、ゼン》《誘惑の欲望、ヌゥ》は決勝ラウンドに進出した8人のうち、それぞれ3人の計6人を占め、前評判に違わぬ結果を残しました。
そんな中、山村選手が選んだのは参加者全体でたった2人のみの《Uzuri, Switchblade》。日本選手権でも共に戦った相棒を手に、世界の舞台へと臨みました。
山村選手は1日目を6勝1敗という好成績で終えると、2日目も勢いは止まらず予選ラウンドを11勝3敗の7位で決勝ラウンド進出を決めました。
そして、運命の決勝ラウンドでも快進撃は続きます。準々決勝を突破すると、準決勝は《誘惑の欲望、ヌゥ》デッキとの対戦に。日本選手権決勝戦で敗れたヒーローを相手に今回はみごとに勝利すると、決勝戦では現環境の大本命と言える《目的を手懐ける者、ゼン》デッキを駆るポーランドのBartosz Ziemba選手を相手にみごとな戦いぶりを見せ、日本選手権ではあと一歩届かなかった優勝トロフィーを手にしました。
本大会の模様は「Pro Tour: Amsterdam Live Blog」(英語) および「プロツアー:アムステルダム ライブブログ」(日本語・翻訳)に掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
フレッシュ&ブラッドとは
フレッシュ&ブラッドは、2019年10月にニュージーランドのLegend Story Studiosが制作した「ゲーマーによるゲーマーのためのトレーディングカードゲーム(以下、TCG)」で、ヒーローを軸とした、ファンタジーの世界観にもとづいたTCGです。世界中で楽しまれるゲームとなり、2023年の世界選手権においては40以上の国からプレイヤーが集結しました。2024年5月31日(金)に初の日本語版製品『霧隠の秘境(Part the Mistveil)』を発売し、発売直前記念イベントであるワールドプレミア:東京は800枚のチケットが完売する大盛況となりました。
2024年10月31日から11月3日にかけて、大阪でフレッシュ&ブラッドの世界の頂点を決める世界選手権が開催予定となっています。
詳細については、フレッシュ&ブラッド公式サイトや、記事「はじめてのフレッシュ&ブラッド」をご一読ください。
LEGEND STORY STUDIOSについて
Legend Story Studiosはニュージーランドのオークランドに拠点を置く、ゲームデザインおよび出版を行う独立事業会社です。2022年に当スタジオはDeloitte New ZealandのFast 50 Indexにおいてトップの地位を獲得し、2023年のNew Zealand International Business AwardsにおいてExcellence in Brand Storytelling Awardを受賞しました。2019年10月の世界デビューまでに開発に7年を費やしたトレーディングカードゲームフレッシュ&ブラッドのデザインと出版を行っています。