ネクソン及びEmbark Studios、テンセントと『THE FINALS』及び『ARC Raiders』の中国におけるパブリッシング契約を締結

2024年に配信開始した『アラド戦記モバイル』のパブリッシングを手掛けるテンセントが中国向けローカライズ版を提供

株式会社ネクソンのプレスリリース

オンラインゲームの制作及び運用を行う株式会社ネクソン(本社:東京都港区、代表取締役社長:李政憲/イ・ジョンホン、東証:3659、以下 ネクソン)及びEmbark Studios(以下、 Embark)は、テンセントと『THE FINALS』及び『ARC Raiders』の中国におけるパブリッシング契約を締結したことを発表致しました。Embark及びネクソンとの協業を通じて、テンセントにより『THE FINALS』及び『ARC Raiders』の機能やコンテンツに現地プレイヤーの嗜好に合わせたローカライズが行われます。

Embark Studiosはネクソンの連結子会社であり、『THE FINALS』及び『ARC Raiders』の開発を手掛けています。本件に関する契約条件は非公開であり、配信時期は後日発表予定です。 

当社の代表取締役社長であるイ・ジョンホンは、次のように述べています。「テンセントとの契約により、Embarkのゲームを中国プレイヤー向けに特別にカスタマイズし、提供できることになりました。世界トップクラスのクリエイティビティを有するEmbarkと現地プレイヤーに対する確かな理解を持つテンセントとの協業は、この上ない組み合わせと言えるでしょう。今年中国で成功を収めた『アラド戦記モバイル』は、まさに当社のIPとテンセントのパブリッシング力による強力なシナジー効果を示しています。」 

また、Embark StudiosのCEO兼創立者であるパトリック・ソダーランドは、次のように述べています。「テンセントとのパートナーシップは、Embarkにとって重要なマイルストーンです。この協業を通じてより多くのプレイヤーにリーチすることが可能になります。私たちのゲームに対するテンセントの理解の深さ、また中国プレイヤー向けにカスタマイズする上での見識には感銘を受けました。」 

『ARC Raiders』

現在Embark Studiosで開発中の『ARC Raiders』は、宇宙から襲来したロボット軍団「ARC」により荒廃した未来の地球を舞台とする、PvPvE三人称視点エクストラクションシューターです。

『THE FINALS』

『THE FINALS』は、基本プレイ無料のFPS(一人称視点シューティングゲーム)で、2023年12月に配信を開始しました。あらゆるものを破壊することができる環境下でチームと協力しながら対戦するゲーム性が特徴で、プレイヤーはこのダイナミックな環境をうまく利用することが求められます。

1994年に創業したネクソン(本社所在地:東京都港区)は、オンラインゲームの制作・開発、配信を手掛ける会社です。2011年12月に東京証券取引所第一部へ上場し、2015年にJPX日経インデックス400、2017年には日経株価指数300の構成銘柄に採用されました。また、2020年には日経平均株価を構成する225銘柄にも採用されました。現在では、代表的なシリーズ作である『メイプルストーリー』、『カートライダー』、『アラド戦記』をはじめとする45を超えるゲームを、190を超える国と地域でPC、コンソール及びモバイル向けに提供しています。2021年、ネクソンはスウェーデン・ストックホルムを拠点とし、グローバル配信に向けて複数のプロジェクトを開発中のEmbark Studios ABを完全子会社化しました。

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