「ゼロになった町」浪江の記憶を継承し未来を考える謎解きアドベンチャー、9月7日に町歩き謎解きツアー第二回開催、9月中に冊子の一般販売開始。
一般社団法人NoMAラボのプレスリリース
福島県浜通り地域のまちづくりに取り組む一般社団法人NoMAラボ(代表:高橋大就)は、東日本大震災時の原発事故により全町避難となった福島県浪江町を舞台として、町中の屋外アートに隠された謎を解いて回りながら、町の記憶を継承し、町の未来を考える謎解きアドベンチャー「時の波へ」を制作、その完成を記念して、8月25日(日)に、芸人のなすびさんをナビゲーターにお迎えして謎解きツアーを実施しました。
域内外からの20名のツアー参加者は、町内に点在する浪江町の記憶と未来をテーマにした屋外アートを巡り、それぞれのアートに設定された謎を解きながら、アートに絵が描かれた町の歴史や想い出、アートに込められた住民の想いを学びました。また、アドベンチャーに込められた町の未来に対するメッセージが好評を得ていました。
9月7日(土)には第二回目のツアーが実施され、また、9月中にはこの謎解きアドベンチャー「時の波へ」の冊子が町内で販売開始される予定です。
なみえ町歩き謎解きツアー第二回(9月7日)
町歩き謎解きツアー第二回は、9月7日(土)に実施されます。次回は、慶応大学と東北大学のクイズ研究会の方々をゲストに迎え、参加者と一緒に謎解きしてもらいます。
・スケジュール:
13:30 道の駅なみえ集合(浪江町幾世橋知命寺60)
13:30-16:00頃 なみえ町歩き謎解きツアー
16:00-17:30頃 浪江町スタディツアー
・参加費:無料
・定員:15名
・推奨年齢:13歳以上
・詳細・お申込み:https://forms.gle/gvoBVFsfvnNo5DSm7
なみえ町歩き謎解き「時の波へ」について
なみえアートプロジェクト「なみえの記憶・なみえの未来」(下記)のアート作品をはじめとする浪江町内にある屋外アートに隠された謎を解いて回る謎解きアドベンチャーです。
浪江町を訪れた方々に、謎解きを楽しみながら浪江の記憶を追体験するとともに、町の未来を一緒に考えて頂く内容になっています。「時の波へ」の冊子を購入するだけで簡単に楽しんで頂けます。
「時の波へ」の冊子は、2024年9月中に町内をはじめとする販売店舗にて販売開始予定です。
・価格:1500円(税込)
・推奨年齢:13歳以上
・目安所用時間:2時間程度
オンライン謎解きアドベンチャー「時の波へ」について
一般社団法人NoMAラボが、エンターテインメントによる町の記憶の継承を企図して企画・制作し、2023年2月に公開したオンライン謎解きアドベンチャーです。
・ストーリー:
「ある日、浪江町の海岸を歩いていた少年は、一冊の絵本を見つける。本を開くと、突然世界が回りだし、気がつくと見知らぬ場所に。そこに一人の少女と、絵本から出てきたような昔の格好の人々が現れ、厄介なことに巻き込まれていく…
少年と謎の少女「なみちゃん」は、タイムトラベルによって出会う浪江町の人々の困りごとを解決しながら浪江町の6地区を巡り、過去から現代に近づいていきます。そして、やがて訪れる、大きな地響きと暗闇…
少年は謎を解いて困りごとを解決できるか。謎の少女は一体何者なのか。そして、暗闇を抜け出す方法を見つけて、元いた場所に戻れるのか…」
・URL: https://tokinonamie.com
・推奨年齢:13歳以上
・目安所要時間:45分程度
なみえアートプロジェクト「なみえの記憶・なみえの未来」について
なみえの住民の方々が残したい町の記憶と、なみえの住民の方々が実現したい町の姿を、町中の屋外アートによって表現することで、残したい町の記憶を紡ぎ、実現したい町の姿を共有することを目指すプロジェクトです。
アートのテーマについては、残したい町の記憶と、実現したい町の姿、それぞれについて住民のみなさんに集まっていただいて話し合い決定しました。
アートは、「異彩を、放て」をミッションに掲げる、株式会社ヘラルボニーのアーティストに制作して頂くことで、なみえを、誰もが自分らしく、異彩を放てる町にしたいという想いを込めています。
これまで第一弾から第五弾まで、計10作品が浪江町の町中に掲出されています。
・URL: https://noma-lab.jp/1-1
NoMAラボについて
一般社団法人NoMAラボは、「ゼロになった町から、この国一番のワクワクを。」をモットーに、福島県浜通り地域等において、住民主体のまちづくりと、住民の生活環境改善や課題解決につながるビジネスづくりに取り組んでいます。