~動画配信サービスやゲーム内でのライブビューイングで活用が可能~
株式会社CRI・ミドルウェアのプレスリリース
株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:押見 正雄、以下「CRI」)は、新製品「CRI Clovis(シーアールアイ クロヴィス)」を2024年9月30日に提供開始いたします。CRI Clovisで、動画コンテンツのストリーミング再生が簡単にあらゆるプラットフォームで実現可能になります。
■プラットフォームを越えてゲーム内でのライブビューイングを支えたCRI Clovis
CRI Clovisはネットワーク動画再生ミドルウェアです。PC、スマートフォン、ゲーム機など、さまざまなプラットフォーム上で、動画のストリーミング再生を可能にします。CRIがこれまでに特定のゲームタイトルや動画配信サービスへ個別提供してきた技術が、広くご利用いただけるようになりました。
ストリーミング再生は動画を再生する方法の一つで、動画データを受信しながら再生します。データを事前にダウンロードしないため、インストールを待たせることがなく、再生するそのときまで端末の容量を圧迫しません。また、アプリケーションのアップデートをせずに動画コンテンツを差し替えられるメリットがあります。
これらストリーミング再生そのもののメリットに加え、CRI Clovisはマルチプラットフォームの開発で簡単にご利用いただけます。すでにCRI Clovisは、複数のプラットフォームで楽しまれているゲームのオンラインライブビューイングで活用されました。このイベントでは、リアル会場で開催中のeスポーツ大会の様子が同ゲームのアプリ内でプレイヤーが集まるロビーに表示されています。プレイヤー同士が距離とプラットフォームを越え同じ試合を一緒に応援することで、離れた場所にいても近くにいるような一体感が醸成されました。
■CRI Clovisひとつであらゆるプラットフォーム向けに動画を配信
ストリーミング再生機能を実装するには、各プラットフォームやゲームエンジンの機能を利用することが一般的です。そのため、マルチプラットフォームのアプリケーションで配信機能を実現するには、プラットフォームごとに個別作業が必要です。これは、動画コンテンツを提供するうえでの大きな課題となっていました。
CRIはこの課題を解決するため、あらゆるプラットフォームでのストリーミング再生を、CRI Clovisで簡単に実装できるようにしました。プラットフォームやゲームエンジンとは独立して使用できるため、自社エンジンを利用した開発など独自の環境でも導入できます。動画の再生、停止、ポーズ、シークなどの基本的な機能に加えて、字幕情報やメタデータの取得などにも対応しています。
■CRI Clovisで実現する「選択肢を持てる」新時代の豊かさ
CRIは、CRI Clovisの年間売上高を2026年に1億円、2029年には3億円にすることをめざしています。また、当社のWeb動画ソリューションCRI LiveAct®や動画圧縮システムCRI DietCoder®などとの連携も視野に入れています。継続的な開発により、動画コンテンツの再生・作成に必要なさまざまな機能追加を行ってまいります。
昨今、デバイスの進化により動画の利用が当たり前となり、コンテンツは増え続けています。だからこそ、誰もが好きなプラットフォームで動画を視聴する選択肢を持てることは、世の中の豊かさのひとつと考えています。
CRIは「音と映像で社会を豊かに」を企業理念として、長年に渡って研究開発を続けてきました。これからも、音と映像のスペシャリストとして、動画を利用したコンテンツが皆様に感動を届けられる環境を作ってまいります。
製品詳細
製品名:CRI Clovis(シーアールアイ クロヴィス)
利用料金:アプリケーションの販売形態によって料金が異なります。
機能一覧:再生制御機能(動画の再生・停止・ポーズ・シーク・早回し・ループ)/再生品質切り替え機能/字幕・メタデータ取得機能/キャッシュ機能/ 暗号化データ再生機能/ライブ配信再生機能/ デバッグ支援機能
提供開始日:2024年9月30日
製品詳細URL:https://game.criware.jp/products/clovis/
■東京ゲームショウ2024にて最新デモを展示
CRIは幕張メッセにて開催される東京ゲームショウ2024に出展いたします。ブースでは、CRI Clovisに関する展示のほか、さまざまなゲーム開発向けソリューションを紹介します。
<イベント概要>
東京ゲームショウ2024(https://tgs.cesa.or.jp/)
日時:2024年9月26日(木)~29日(日)10:00~17:00 ※29日のみ、9:30~16:30
※ CRI Clovisを含むゲーム開発向けソリューションは9月26日・27日のビジネスデイのみの出展
会場:幕張メッセ
ブース番号:ビジネスソリューションコーナー Hall5-C09
■出展内容
①CRI Clovisを利用したストリーミング再生デモ
空間上に配置されたフルHD動画をストリーミング再生するデモを展示します。
②CRI TeleXus®のAI通訳ボイスチャットデモ
コミュニケーションミドルウェア「CRI TeleXus」を使用した、AI通訳付きオンライン協力ゲーム体験デモを展示します。
③CRI ADX®×Sound xR™を体感できるアドベンチャーデモ
ヤマハの立体音響技術「Sound xR」で、滝の音や、鳥の鳴き声などが360度から立体的に聞こえるデモを展示します。
■株式会社CRI・ミドルウェアについて
「音と映像で社会を豊かに」を企業理念として、主に音声・映像関連の研究開発を行い、その成果をミドルウェア製品ブランド「CRIWARE®(シーアールアイウェア)」として、さまざまな分野に展開しています。ゲーム分野で磨いたCRIWAREは現在、ゲーム以外の組み込み業界やモビリティ領域にも広がっています。CRIはCRIWAREを通じて、ユーザビリティの向上、クオリティ向上のための技術やソリューションを提供し、開発者の皆様の課題解決をサポートするとともに、エンドユーザーの体験の向上をサポートしてまいります。
【会社概要】
社名:株式会社CRI・ミドルウェア(CRI Middleware Co., Ltd.)
本社所在地:東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー11階
代表取締役社長:押見 正雄
事業内容: 音声・映像等に関する研究開発、ミドルウェア製品の販売・サポート、および関連する受託開発
設立: 2001年8月1日
※「CRI」「CRIWARE」「TeleXus」「LiveAct」「DietCoder」「CRI Clovis」およびCRIWAREロゴは、日本およびその他の国における株式会社CRI・ミドルウェアの商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
以 上
■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社CRI・ミドルウェア 広報担当
Webフォーム(広報問い合わせ):https://www.cri-mw.co.jp/contact/prir.html