「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024 Division S 第6節」結果速報!

「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024 Division F 第6節」は、10月8日(火)18時40分から!

株式会社カプコンのプレスリリース

10月4日(金)に行われた「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024 Division S 第6節」の試合速報をお知らせいたします。

▼「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024 Division S 第6節」ご視聴はこちら

https://youtube.com/live/L1j0Hke6N4g

  • MATCH1:【AWAY】FUKUSHIMA IBUSHIGIN vs Saishunkan Sol 熊本【HOME】

■先鋒戦:× 翔選手(豪鬼)(クラシック) vs ネモ選手(ベガ)(クラシック) ○

Division Sではもはやお馴染みとなった豪鬼 vs ベガの組み合わせで行われた先鋒戦。

まずは豪鬼を使用する「翔選手」が巧みな間合い管理から地上戦で有利を取り第1BATTLEを先取した。追い詰められた「ネモ選手」だったが、インターバルを挟むことで流れを取り返すことに成功。見事な対空判断を見せて第2BATTLEを取り返した。勝負の第3BATTLE、地上戦を有利に進める「翔選手」だったが、「ネモ選手」はしっかり狙いを絞って自分の通したい行動を成功させ逆転。最後はスーパーアーツLv.3「アンリミテッドサイコクラッシャー」を絡めた大ダメージコンボを決めた「ネモ選手」が「翔選手」に勝利した。

■中堅戦:× ヤナイ選手(ベガ)(クラシック) vs ふ~ど選手(エド)(クラシック) ○

序盤から上手く相手を画面端に追い込むことで試合のペースを掴んだ「ふ~ど選手」。「ふ~ど選手」は、エドの得意な間合いで立ち回ることで、「ヤナイ選手」のベガをなかなか近づけさせない見事な立ち回りを見せた。「ヤナイ選手」の「ドライブラッシュ」も的確に止めて、戦いをほぼ掌握したといっても良いような内容を見せた「ふ~ど選手」が、ストレートで中堅戦に勝利した。

■大将戦:× cosa選手(ケン)(クラシック) vs ひぐち選手(ガイル)(クラシック) ○

初の大将戦出場に並々ならぬ思いを語った「cosa選手」。持ち前の歩きの技術で相手にプレッシャーをかけ、的確にカウンターを取る独特なスタイルを見せ、あっという間に2BATTLEを連取した。追い詰められてしまった「ひぐち選手」だったが、インターバルから動きを一新。逆に「cosa選手」を動かすことで隙を作りだし、一気に2BATTLEを取り返すことに成功した。相手を動かせることで活路を見出す、まさに達人の間合いでの戦いが続いた大将戦だったが、最後は「ひぐち選手」が上手く攻撃をかみ合わせ勝利する結末となった。

ランキング3位4位の直接対決を制して、大量の40ポイントを獲得した「Saishunkan Sol 熊本」。

後半戦で見事なスタートを決め、首位奪還も射程距離に入った。

【ひぐち選手への試合後インタビュー】

Q①:見事な逆転勝利となりましたが、大将戦を振り返っていかがでしょうか? 

ひぐち選手:元々「cosa選手」がどこで出場しても、自分が出場する予定でした。

ガイル vs ケンの組み合わせは、個人的にガイルがいけると思っています。でも「cosa選手」が大将戦で出てくるということは自信があるのかなと思いました。実際やってみるとすごい研究してきたなって内容で、かなり苦戦を強いられたんですけど、チームメイトにいろいろ教えてもらって、なんとか勝つことができたなっていう感じでした。

Q②:インターバルの後、明確に動きが変わったなという印象だったのですが、具体的にどのようなアドバイスがありましたか? 

ひぐち選手:具体的なアドバイスとしては、やっぱ「ウメハラ選手」が元々ケンを使っていたので、ケン側の気持ちとかがすごい分かっていて参考になりました。ケンはガイルより「通常技」の強さがないので、「cosa選手」は、僕が「通常技」を打ったところに対して、後出しジャンケンしてきて、それで勝ってるよ。と教えてくれました。なので、第3BATTLEからは、じりじり我慢比べをしていった感じです。「差し返し」をメインにダメージを取られているので、なるべく「通常技」を置かないようにしたら、だんだん相手がじり貧になっていくっていう試合展開でしたね。

Q③:個人戦とチーム戦の違いについて、ひぐち選手はどんな感じに考えていますか?

ひぐち選手:やはり個人戦は自分一人の戦いなので、自分の知識とか経験を使って勝つという感じです。今回は、チームの人にアドバイスをもらって勝ったという感じなので、そこが一番違いますね。

勢いに乗っているから勝てるみたいなものが、やっぱりリーグは少ないなと思っています。個人のトーナメントだと、その日調子が良いから勝てたということもありますが、リーグはお互いある程度当たる相手が決まっていて、それに向けて準備する形になるので、読み合いの深さとか、非常に内容の濃い試合になっていると感じます。

Q④:本日から折り返しですが、後半節に向けての意気込みをお願いします。

ひぐち選手:チームメンバーと話している中で、「プレイオフ行きたいね」という話題も出ています。少しでも多く得点を稼いで、プレイオフ進出を確実なものにしていければなと思います。あと1ヶ月半しかないので、本当に全力で悔いなくやれたらいいなと思います。

  • MATCH2:【AWAY】忍ism Gaming vs Good 8 Squad【HOME】

■先鋒戦:○ ももち選手(エド)(クラシック) vs YHC-餅選手(ダルシム)(クラシック) ×

開幕戦でも行われた「ももち選手」のエド vs「YHC-餅選手」のダルシムの一戦。開幕戦を皮切りにここまで非常に完成度の高い対エド戦を見せ続けていた「YHC-餅選手」に対し、「ももち選手」はリベンジを果たすべく、この戦いを待ち望んでいたと語った。第1BATTLEは、持ち前のディフェンス力を発揮した「ももち選手」が先制。続く第2BATTLEは、「YHC-餅選手」が優勢に立ち回り獲得に成功した。勝負の最終BATTLEは、ダルシムに対し、少ない被弾で相手を画面端に追い込み、読み合いをかみ合わせた「ももち選手」が勝利し、幕を閉じた。

■中堅戦:○ ヤマグチ選手(エド)(クラシック) vs カワノ選手(豪鬼)(クラシック) ×

先鋒戦の「ももち選手」に続き、同じくエドで出場した「ヤマグチ選手」がペースを作る展開が続いた。豪鬼の「豪波動拳」に対し、リスクを負わせるような攻め方で「カワノ選手」を追い詰めていく「ヤマグチ選手」。リーチの長さを活かすだけでなく、鋭く踏み込むことで幾度となくチャンスを作り「カワノ選手」を圧倒。「バーンアウト」状態のピンチも見事にしのいで見せた「ヤマグチ選手」が、ストレートで中堅戦に勝利した。

■大将戦:○ 藤村選手(豪鬼)(クラシック) vs ガチくん選手(ラシード)(クラシック) ×

ランキング1位2位の直接対決において、非常に重要な大将戦。

まずは、「ガチくん選手」が冷静な立ち回りと、相手を画面端に追い込んだ時の豊富な選択肢を見せて先制に成功した。しかし、続く第2BATTLEからは「藤村選手」が優勢に試合を運び、一気にリーチをかける展開となった。インターバルを挟んでも一度勢いに乗った「藤村選手」の流れは変わらず、要所の「ドライブインパクト」も光り、「藤村選手」の勝利。MATCH1に続き、MATCH2でも40-0の戦いとなった。

暫定1位だった「Good 8 Squad」をストレートで下した「忍ism Gaming」が40ポイントを獲得し、遂に首位到達。

尻上がりに調子を上げてきたチームの勢いは留まることを知らない。

【藤村選手への試合後インタビュー】

Q①:まずは大将戦を振り返ってみていかがですか? 

藤村選手:大将戦は「ガチくん選手」が来るという読みがあったので、かなりラシード戦を多めにやってきました。かなり準備してきた通りに試合が進んだなという印象でした。内容的にも用意してきたことをちゃんとやれて、「ガチくん選手」用の人読みもある程度決まったので良い内容で勝てたなと思います。

Q②:チームが尻上がりに調子を上げて、現状ランキング1位まで上り詰めましたが、何かチームの秘訣などはありますか? 

藤村選手:秘訣はシンプルにみんながスロースターターなだけだと思います。僕らも尻上がりに調子を上げたいわけではありませんし、自信がついてくるのが遅いかなみたいな感じです。

チームメイトはみんな実力あるって分かっているので、結果が出なくてもちゃんとそのチームメイトを信頼するし、選手自身も自分は強いプレーヤーだと自信を持ってプレイすることが大事だと思います。やっぱり気分が沈んだままだと実力は発揮できないと思うので、幸い「忍ism Gaming」はみんなメンタルも強いので、自分のプレイに自信を持って、自分を信じてやっていくことが大切だと思います。

Q③:チームの中で、みんなを鼓舞したり、ムードメーカーのような役割の選手はいますか? 

藤村選手:みんなあんまりそういうのはやらないけど、強いて言えば、「ジョニィ選手」がそうですね。

色々情報を持ってきてくれたり、細かいことで言うと、SFリーグの運営への連絡とかやってくれてます。そして、やっぱり声出しですね。非常に率先してやってくれるし、そういう意味ではムードメーカーかなと思います。

あと、「ももち選手」も意外と声かけをしますね。世間一般のイメージだと自分勝手というか、あんまり他人に興味がような感じがありますけど、実際はみんなの細かいケアをしたり、負けた時に「気にしないで頑張ろう」とか、かなりポジティブな感じにチームの士気を上げてくれます。

Q④:ここからの後半戦で何かチームの作戦はありますか? 

藤村選手:ここからはホームの試合が多いので、そこをきっちり取ろうと思ってチームに共有しています。やっぱりホーム戦の方が相手を絞れる分、練習し易いので、そこでしっかり勝つことが自分のプレイヤーとしての成長にもつながると思っています。ホーム側でしっかり勝ち切れれば、このまま1位でいけると思うので、しっかりやっていきたいと思います。そのつもりでやっていきたいなと思ってます。あと、アウェイ側だとマリーザを使用している「ジョニィ選手」は少し出づらいので、ホーム側では「ジョニィ選手」が行けるところでしっかり行って欲しいですね。ここまで「ジョニィ選手」があんまり出てないので、なんなら後半戦は全部出てもらうぐらいの勢いでやってくれたらなと思います。

Q⑤:後半に向けて一言意気込みをお願いします。

藤村選手:今チームのプレイの質も、雰囲気もすごく良いので、このまま優勝まで突っ走りたいと思います。頑張ります。

  • MATCH3:【AWAY】名古屋NTPOJA vs DetonatioN FocusMe【HOME】

■先鋒戦:〇 大谷選手(ケン)(クラシック) vs 板橋ザンギエフ選手(ザンギエフ)(クラシック) ×

序盤からじりじりとした地上戦が続く中、「大谷選手」がピンチの状況で果敢にジャンプからの攻めを通し、先制に成功。対する「板橋ザンギエフ選手」は随所で持ち前の卓越した読みを見せつけるも、流れを引き寄せるには至らなかった。勢いに乗った「大谷選手」は、ザンギエフの「立ち強パンチ」に対して、2度の「ドライブインパクト」を決めるなど、見事な対策を披露し、ストレートで先鋒戦に勝利した。

■中堅戦:× KEI.B選手(ベガ)(クラシック) vs まちゃぼー選手(豪鬼)(クラシック) 〇

「KEI.B選手」のベガによる強力な画面端での攻めに対し、「まちゃぼー選手」が華麗なディフェンスで対応。試合が進むにつれて「まちゃぼー選手」は徐々にペースを掴み、攻めにもエンジンがかかる。

第2BATTLEでは序盤から「KEI.B選手」を攻め立て、極めつけは相手の「めくりジャンプ」に対して見せた振り向き「豪昇龍拳」からのスーパーアーツLv3「禍杯」。そのまま体力を削り切り、「まちゃぼー選手」が完勝といった内容で中堅戦を制した。

■大将戦:〇 立川選手(エド・マノン)(モダン・クラシック) vs竹内ジョン選手(ラシード)(クラシック) ×

同年代の大将による激しい攻防が繰り広げられた大将戦は、互いに一瞬の隙を見逃さず、1BATTLEずつを取り合う展開となった。続く第3BATTLEでは「立川選手」のマノンが登場するも、「竹内ジョン選手」はしっかりと対策を講じ、すぐさまエドを呼び戻した。その後、「立川選手」がBATTLEを取り返し、大将戦はフルセットへと突入。最終BATTLEでも目まぐるしい乱打戦が繰り広げられる中、「立川選手」がラシードのスーパーアーツLv2「イウサール」を冷静にいなし、最後は見事なリーサルコンボを決めてフィニッシュ。大将戦を制しチームを勝利に導いた。

接戦の末、劇的勝利を収め30ポイントを獲得した「名古屋NTPOJA」は4位へと浮上。

プレイオフ進出に向けて後半戦の好スタートを切った。

【立川選手への試合後インタビュー】

Q①:本日の大将戦を振り返っての感想をお願いいたします。

立川選手: 結構想定通りの試合というか、僕の中で「竹内ジョン選手」との試合は五分五分ぐらいだから、どっちが勝ってもおかしくない。と思っていました。そういう風に接戦になるだろうなと予め想定していたことが、よかったなと思います。

Q②:第3BATTLEでマノンにキャラクター変更をしていましたが、狙いなどはありましたか? 

立川選手: 「竹内ジョン選手」のリプレイを見た時に、マノン戦の仕上がりがエド戦に比べて良くないと思っていたので、ちょっと1回見ておくかと思って出したのですが、自分のマノンのリプレイは見てたっぽくて、結構いい動きをしていたので、じゃあもういいやと思ってやめましたね。

Q③:モダンタイプや、複数キャラクターを使用するなどといった、独特の印象がある「立川選手」ですが、ご自身のプレイスタイルや強みを教えてください。

立川選手:常に新しいことを何か考えています。やっぱり世の中のメタみたいなのがあって、そこに対して、基本的にみんなが頑張って対応をしていくと思うんですけど、自分はそれを作る側の人間が強いと思っています。「ストリートファイター6」は攻めが強いゲームだったり、展開が早いゲームだと思っているので、あるキャラクターにはキャラに慣れているけど、次のキャラクターには慣れてないとかが絶対にあると思っています。

そういうところも込み込みで競技として考えているって感じですかね。

Q④:今後エドやマノン以外のキャラクターで出場する可能性はありますか? 

立川選手:必要があれば他のキャラもやろうとは思っているのですが、基本的2キャラクターが自分の中の限界かなと思っています。3キャラクター以上を使いこなそうとすると、それぞれの練度が低くなってしまうので、変わらずエドをメインとして使い続けて、そこに展開の速いマノンを準備することでいい感じに緩急が生まれてるんじゃないかなと個人的には思ってます。

Q⑤:モダンタイプとクラシックタイプの両方を使用していますが、操作面で混同することはないのでしょうか? 

立川選手:基本的にはないですね。むしろモダンタイプの他のキャラクターと操作が混ざってしまうことはありますね。クラシックタイプとは違って、アシストボタンを絡めた操作になるので、直感的に操作をするということが難しいと感じています。

Q⑥:CPTプレミアやCPTワールドウォリアーはあるものの、次節までは期間が空くと思いますが、どのように過ごされる予定ですか? 

立川選手:個人戦もすごく意識していて、今の実力じゃまだ足りないなと思っています。

ちょっと前だったら、一番強いエドは自分だと思っていたのですが、最近は様々なプレイヤーの中で、クラシックタイプのエドの攻略が進んでいて、自分も悠長にしていられないと思っているので、モダンタイプのエドでのランクマッチだったり、新しいエドの取り組み方を考えていこうかなと思っています。

Q⑦:「立川選手」が考えるSFリーグ(チーム戦)とCPTなどの個人戦の違いはどのような部分でしょうか? 

立川選手:SFリーグは雰囲気がとても大事だと思っています。あとは、チームメイトのアドバイスをどれだけパワーにできるかが重要だと思っています。

自分は、試合をしながらもチームメイトの声を聞いて、そのプラスアルファにしていくということを意識していますね。

Q⑧:次節以降に向けての意気込みを聞かせてください。

立川選手:上位チームとポイント差は若干あるものの、上位チームとの直接対決に勝利すればプレイオフに進出できると思うので、気を落とさず、「全大将戦、俺が勝てば負けない」くらいの気持ちでしっかり練習していこうかなと思っています。

  • 順位表(Division S 第6節 終了時点)

  • 順位推移表(Division S 第6節 終了時点)

  • 次回「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」は、10月8日(火)18時40分から「Division F 第6節」を放送! 

次回、「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」は、10月8日(火)18時40分から「Division F 第6節」を「CAPCOM Fighters JP」の公式YouTube、Twitchチャンネルにて配信します。

▼対戦カードはこちら

MATCH1:【AWAY】Belc FAV gaming vs Crazy Raccoon【HOME】

MATCH2:【AWAY】VARREL vs CAG OSAKA【HOME】

MATCH3:【AWAY】広島 TEAM iXA vs Yogibo REJECT【HOME】

▼「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024 Division F 第6節」のご視聴はこちら

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  • 株式会社カプコンについて

1983年の創業以来、ゲームエンタ-テインメント分野において数多くのヒット商品を創出するリーディングカンパニー。代表作として「バイオハザード」、「モンスターハンター」、「ストリートファイター」、「ロックマン」、「デビル メイ クライ」などのシリーズタイトルを保有しています。本社は大阪にあり、米国、イギリス、ドイツ、フランス、香港、台湾およびシンガポールに海外子会社があります。

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