福島県浪江町の町歩き謎解きアドベンチャー「時の波へ」、11月2日(土)より販売開始

「ゼロになった町」浪江町内に掲げられたヘラルボニー社による屋外アートに仕込まれた謎を解いて回る謎解きアドベンチャー、浪江町内にて謎解きキットの販売開始。

一般社団法人NoMAラボのプレスリリース

なみえ町歩き謎解きアドベンチャー「時の波へ」表紙

 福島県浜通り地域のまちづくりに取り組む一般社団法人NoMAラボ(代表:高橋大就)は、東日本大震災時の原発事故により全町避難となった福島県浪江町を舞台として、先日「SDGs岩佐賞」を受賞した「なみえアートプロジェクト」の作品をはじめ、浪江町内に点在する屋外アートに隠された謎を解いて回りながら、町の記憶を継承し、町の未来を考える謎解きアドベンチャー「時の波へ」を制作、このたび11月2日(土)より、浪江町内にて謎解きキットの一般販売を開始します。

浪江町内に点在するヘラルボニーのアートを鑑賞し、そこに仕込まれた謎を解いて回る

 町歩き謎解きアドベンチャー「時の波へ」は、今話題の「異彩を、放て。」をミッションに掲げる、国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開している株式会社ヘラルボニーのアーティストが制作したアートをはじめ、浪江町内に点在する屋外アート作品を鑑賞し、浪江町の記憶と浪江町住民の方々の想いを共有してもらいながら、そこに仕込まれた謎を解いて回り、浪江町の未来に向けた隠されたメッセージを読み解いて頂くものです。

 アートと謎解きが一体となって浪江町の観光資源となり、楽しみながら浪江町の記憶を追体験し浪江町住民の方々の想いを共有することで、多くの関係人口が生まれていくことを目指しています。

なみえ町歩き謎解きアドベンチャー「時の波へ」について

なみえアートプロジェクト「なみえの記憶・なみえの未来」(下記)のアート作品をはじめとする浪江町内にある屋外アートに隠された謎を解いて回る謎解きアドベンチャーです。

 浪江町を訪れた方々に、謎解きを楽しみながら浪江の記憶を追体験するとともに、町の未来を一緒に考えて頂く内容になっています。「時の波へ」の冊子を購入するだけで簡単に楽しんで頂けます。「時の波へ」の冊子は、11月2日(土)より、浪江町内の以下の店舗にて販売されます。

<内容>

・価格:1500円(税込)

・推奨年齢:13歳以上

・目安所用時間:3時間程度

<販売店舗>

・セブンイレブン浪江権現堂店

(浪江町権現堂新町40−1)【毎日:5:00~23:00】

・浜通り地域デザインセンターなみえ

(浪江町権現上続町11−3)【月~土:10:00~17:30】

・コウド舎

(浪江町川添佐野51-4)【月・火・金・土:11:00~18:00】*スケジュール変更の可能性あり。最新の営業スケジュールはInstagramにてお知らせ。

*本プロジェクトは、福島県の誘客コンテンツ開発事業補助金の支援を受けています。

なみえオンライン謎解きアドベンチャー「時の波へ」について

 一般社団法人NoMAラボが、エンターテインメントによる町の記憶の継承を企図して企画・制作し、2023年2月に公開したオンライン謎解きアドベンチャーです。

・URL: https://tokinonamie.com

・推奨年齢:13歳以上

・目安所要時間:45分程度

<ストーリー>

「ある日、浪江町の海岸を歩いていた少年は、一冊の絵本を見つける。本を開くと、突然世界が回りだし、気がつくと見知らぬ場所に。そこに一人の少女と、絵本から出てきたような昔の格好の人々が現れ、厄介なことに巻き込まれていく…

 少年と謎の少女「なみちゃん」は、タイムトラベルによって出会う浪江町の人々の困りごとを解決しながら浪江町の6地区を巡り、過去から現代に近づいていきます。そして、やがて訪れる、大きな地響きと暗闇…

 少年は謎を解いて困りごとを解決できるか。謎の少女は一体何者なのか。そして、暗闇を抜け出す方法を見つけて、元いた場所に戻れるのか…」

なみえアートプロジェクト「なみえの記憶・なみえの未来」について

なみえ「アートプロジェクト」第4弾の作品

 なみえの住民の方々が残したい町の記憶と、なみえの住民の方々が実現したい町の姿を、町中の屋外アートによって表現することで、残したい町の記憶を紡ぎ、実現したい町の姿を共有することを目指すプロジェクトです。

 アートのテーマについては、残したい町の記憶と、実現したい町の姿、それぞれについて住民のみなさんに集まっていただいて話し合い決定しました。

  アートは、「異彩を、放て」をミッションに掲げる、株式会社ヘラルボニーのアーティストに制作して頂くことで、なみえを、誰もが自分らしく、異彩を放てる町にしたいという想いを込めています。

 これまで第一弾から第五弾まで、計10作品が浪江町の町中に掲出されています。

 ・URL: https://noma-lab.jp/1-1

 本プロジェクトは、2024年9月、社会課題の解決やSDGsで掲げられた目標の達成へ懸命に行動する人たちを支援する「SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞」(SDGs岩佐賞)の第5回「芸術・スポーツの部」を受賞いたしました。

 https://sdgs-iwasazaidan.com/award05/

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000101185.html

NoMAラボについて

一般社団法人NoMAラボは、「ゼロになった町から、この国一番のワクワクを。」をモットーに、福島県浜通り地域等において、住民主体のまちづくりと、住民の生活環境改善や課題解決につながるビジネスづくりに取り組んでいます。

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