COVID-19後の「学習」をゲームで考える。「Innovative Game Design Challenge」開催!

ロフトワークのプレスリリース

グローバルに広がるデジタルものづくりカフェ「FabCafe Global」は、オフラインでも楽しめる学びが起こるゲームアイデア「Innovative Game Design Challenge」を世界中のクリエイターから募集します。

現在、世界中で流行する新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、会社のみならず学校をはじめとした教育機関も変化を余儀なくされています。なかにはいち早くオンラインへ移行し、VRを使った学習やEラーニング、オンラインミーティングなど、様々な学びのカタチがインターネット上で動き始めています。オンラインで学ぶことは非常に便利な一方、インターネットと画面だけに頼ってしまうなどの欠点もあります。
そこで本プロジェクトでは、アフターコロナにおいての「教育」をテーマに、ゲームのエッセンスを取り入れたオフラインでも楽しめる「学びが起こる物理的なゲームアイデア」を募集します。アイデアのスケッチ、プロトタイプ、写真など応募方法は自由です。幅広いアイデアをお待ちしております!

 

※本プロジェクトは、これから乗り越えるべき課題やこれからのアクションを考える、ロフトワークが始動するプロジェクト「Future City」の一環として開催されます。

URL:https://loftwork.com/jp/news/2020/04/futurecity/  

 

 

■事例紹介

Digital Bricks
Digital Bricksは、クリエイティブなコーディングを始めるための別の方法を探る実験的なツールです。ユーザーは、サイズと色に応じて、プレートの上にレゴブロックを置きます、するとスクリーンの横にあるモニターにレゴブロックから生成されたコードが表示され、コントロールパネルには、コードから生成された画像が表示されます。このプロジェクトの最終的な目標は、創造的なプロセスとハンズオンの反復的な探求ができるコーディング学習のアプローチを作ることです。
Creator:Thibaut Evrard
URL:http://www.tibaut.co.uk/projects/digital-bricks

 

Mola Structural Kit
このプロダクトは、モジュール式のパーツのセットで構成されており磁石で接続されているため、幅広い組み合わせが可能です。これを使うことで、構造物に興味のある人は誰でもシステムを構築し、その要素の動きや変形を可視化し、直感的に学習することができるようになります。
また、マサチューセッツ工科大学(MIT)、ローザンヌ工科大学(EPFL)、マドリッド工科大学(UPM)などで、授業で学習ツールとして使われているほか、一般の人々にも多く利用されています。
URL:https://molamodel.com/

 

littleBits

littleBitsは、はんだ付けや配線不要で手軽に楽しく学べるマグネット式電子ブロック・ハンズ・オン・ラーニング・システムで、子供たちをテクノロジーの単なる消費者ではなく、創造力と発明力を駆使するクリエイターや発明家の育成に最適なSTEAMソリューションです。 

URL:https://www.littlebits-jp.com/

 

■アイデアのヒント 
こちらからご覧いただけます
https://awrd.com/award/game-design-challenge-learning/tab/idea-hint/

 

■概要

COVID-19(新型コロナウイルス)後の世界の「学習」アイデア募集

「Innovative Game Design Challenge」
日程:
2020/04/23(木) – 2020/05/24(日)

募集内容:「学びが起こる物理的なゲームアイデア」 まずは、ゲームの要素を組み合わせてみましょう。
1.あなたの好きなゲームについて考えることから始めましょう。
2.プライヤーには何を学んでほしいか考えてみましょう。
3.どのような形状のゲームにするかを考えてみましょう。
審査基準: 下記の審査基準で受賞作品を選出します。
ステートメント:
アイデアの概要と目的、そしてCOVID-19流行により、ゲーミフィケーションを取り入れたオフライン学習の意味を強 調するステートメント、またはストーリーを教えてください。
プロダクト詳細/コンセプトデザイン:
ゲームアイデアのスケッチ、プロトタイプ、写真など、アイデアに関する画像をアップロードしてく ださい。また、アイデアに対するコンセプトの説明も記載してください。
創造性:
ゲームアイデアが創造的であるか、従来と違った学習スタイルを取り入れているか、プレーヤーが遊ぶことでどのように学ぶこ とができるかを評価します。
使いやすさ:
どのように設計されているか、ユーザビリティと有効性を見ていきます。誰を対象としているか、どうやってプレイするのか 等の機能性も重視します。
こんな人におすすめ:教育に関わる人、デザインを学ぶ学生、ゲーミフィケーション、ゲーマー、アイデアを考えるのが好きな人など
賞 :受賞作品は、賞金のほかLoftwork/FabCafeグローバルのもつメディアコンテンツで紹介されます。
・Grand Prize賞 賞金1,000USD (1点)
・Second Prize 賞金 800USD (1点)
・FabCafe賞 (3点)
審査員:

ヘンリー・ホー
株式会社GTDI 代表取締役 / TOPAWARDS ASIA設立者

1972年生まれ。 香港理工大学グラフィックデザイン学部 卒業。渡日後、1996年株式会社GTDI代表取締役に就任。KIRIN、大塚製薬、資生堂、花王、リッツカールトン、LOTTE、ホテルオークラ、モンデリーズ、NTT docomo、Blue Bottle Coffee Japan、Taiwan Star Telecom等のパッケージデザインやブランディングを手がけ、JPDA日本パッケージング賞、グッドデザイン賞、Red Dot Design Award等を受賞。日本、アジアの仕事を通し、アジアのデザインには西欧とは違うユニークさがあることに気づき、その魅力をもっと深く掘り下げ、発信したいと考え、2016年に自身のデザイン業務とは別に、エントリー制ではない初の「招待制」アジア限定パッケージデザイン賞 TOPAWARDS ASIAを設立。

 

Huaxin Wei
香港工科大学デザイン学部准教授

Huaxin Weiは、香港理工大学のデザインスクールの准教授で、インタラクティブメディアの学士号とインタラクションデザインのMDesのプログラムの教育とカリキュラム開発に携わっています。彼女の主な研究は、ゲームのナラティブデザインの特性と戦略を調査しています。この一連の研究により、さまざまな物語の視点からビデオゲームを分析するための記述的なフレームワークが生まれました。彼女の幅広い研究分野には、ゲームの設計と分析、インタラクティブなストーリーテリング、人間とコンピューターの相互作用などがあります。彼女の現在の指導は、ゲームの設計と開発、インタラクションデザインの方法とプロセス、ユーザーの研究と参加型デザインに及ぶトピックをカバーしています。Huaxin Weiは、カナダのブリティッシュコロンビアにあるサイモンフレイザー大学のインタラクティブアーツアンドテクノロジースクールで博士号、カナダのアルバータ大学のコンピューティングサイエンス科から修士号を取得しています。
Website:https://www.sd.polyu.edu.hk/en/meet-our-staff/huaxinwei

 

加藤 明洋
1992年生まれ、愛知県出身。2018年、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現専攻修了。ブロックチェーンが新しい社会を作る一つの可能性を持っていると考え、それを伝えるための表現としてボードゲーム「TRUSTLESS LIFE」を制作。CREATIVE HACK AWARD 2018 SONY 特別賞を始め各方面からの評価を得る。現在はスタートバーン株式会社でエンジニアとして従事しながら個人としても活動を続ける。

Webite:https://www.youfab.info/2018/winners/trustless-life?lang=ja

参加詳細URL:https://awrd.com/award/game-design-challenge-learning/

 

主催:FabCafe   共催:Topawards Asia  パートナー:AWRD

■Topawards Asiaについて

2016年にアジア限定、初めての招待制パッケージデザインアワードとして設立。
通常の応募制ではなく、「消費者目線」で集められたアジアの市場にあるパッケージデザインをノミネート作品とし、アジアの有名クリエイターが審査するという独自の審査プロセスが特徴。 このようなプロセスにすることで、他の賞では目にしないような作品も受賞可能に。受賞作品をオンラインでシェアすることで、人々にインスピレーションを与え、これからのパッケージデザインへつながることを目指し、また、最近では展示イベントやコラボレーション企画などを積極的に行い、活動の幅を広げている。

Website:https://topdesignasia.com/

 

 

■FabCafeについて

FabCafeの「Fab」という言葉には、大量生産やマーケットの論理に制約されない「FABrication(ものづくり)」と「FABulous(愉快な、素晴らしい)」の2つの意味が込められています。FabCafeは、その”Fab”スピリットをおいしく、楽しく、わかりやすく伝え、そして広めていく場所です。人が集うカフェという空間に、3Dプリンターやレーザーカッター等のデジタルものづくりマシンを設置。スペシャルティコーヒーに、新鮮な野菜とたっぷり使ったフード、パティシエによるスイーツなどを提供。様々なクリエイティブコミュニティが集います。

Website:https://fabcafe.com/

 

■AWRDについて

AWRD は、株式会社ロフトワークが運営する、クリエイティブなコンペティションやハッカソンを世の中に届けるプラットフォームです。プロジェクトを通して「主催者」と「クリエイター」をつなぎ、多彩なクリエイティブ・アワードや共創プロジェクトを展開します。

Website:https://awrd.com/

 

■メインビジュアルについて

AUD(AUdience)
本チャレンジシリーズ「Future City」のビジュアルを手がけた AUD(AUdience)は、台湾のイラストレーション・グラフィックデザインのブランドです。ユニークで奇抜なイラストで、遊び心溢れる現実世界を描いています。AUDのレンズを通して、FutureCityはカラフルな未来を表現します。

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