「東京eスポーツフェスタ2025」開催終了!~eスポーツ競技大会6タイトルの優勝者が決定!~

東京eスポーツフェスタ実行委員会のプレスリリース

 eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として、eスポーツの競技大会と関連産業展示会等で構成するイベント「東京eスポーツフェスタ2025」(以下、「フェスタ」という。)を令和7年1月10日(金)~1月12日(日)の3日間にわたり開催しました。

 6回目となる今回は、東京ビッグサイト南1・2ホールにて競技大会やセミナーなどの企画をリアル会場で実施するとともに、YouTube等で配信を行い、リアルとオンラインの双方のメリットを活かしたハイブリッドで開催いたしました。3日間の延べ来場者数は約9千人、オンライン動画配信の総視聴数は約5万回となりました。

オープニング

 会期初日のオープニングでは、東京eスポーツフェスタ実行委員会名誉委員長の小池百合子都知事がビデオメッセージにて、「eスポーツは、子どもからお年寄りまで、また、性別や障害の有無にかかわらず、色んな方が一緒に楽しめます。国内外を問わず、年々、eスポーツを楽しむ方が増え、産業としても市場規模が拡大してきました。今年は、IOC主催のeスポーツの国際大会も開催されます。この世界的な動きを、東京から盛り上げていきましょう。」とコメントしました。

 また、実行委員会特別顧問であり(一社)日本オンラインゲーム協会共同代表理事/(一社)日本eスポーツ連合副会長の越智 政人氏が登壇し、「昨年2024年は、サウジアラビアのリヤドにて初めてとなる「Esports World Cup」が開催され、また、IOCは2025年より「オリンピックeスポーツゲームズ」の開催を発表しております。来年2026年には、愛知名古屋にて開催されるアジア競技大会でeスポーツが正式競技として決定しており、世界的なeスポーツの競技シーンは目まぐるしく発展を遂げております。近い将来、東京eスポーツフェスタの競技大会で活躍した選手が、世界の競技シーンでも活躍する、そういう日が来るのではないかと大いに期待しております。この東京eスポーツフェスタは、競技大会のみならず、展示会やセミナー、体験コーナーなど、実にバラエティーに富んだイベントが企画されております。より多くの方に楽しんでいただくとともに、新たなビジネスチャンスに繋げていただければと思います。」とコメントしました。

 さらに、公式アンバサダーであるG-STAR Gamingプロデューサーの倉持由香さんから「老若男女が楽しめるeスポーツの魅力をみなさまにお伝えできるように頑張りますので、3日間盛り上げていきましょう。」と挨拶があり、東京eスポーツフェスタ2025が開幕となりました。

eスポーツ競技大会

 全国各地から多くの選手が参加したeスポーツ競技大会は、「WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球」「グランツーリスモ7」「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」「パズドラ」「ぷよぷよeスポーツ」「モンスターストライク」の6種目で実施し、優勝した選手たちには東京都知事杯が贈呈されました。

●「WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球」決勝大会

オンライン予選通過者16名による当日会場予選を見事勝ち抜いた4名で決勝大会を実施。各チームの応援団長として「Clutch_Fi」「たいじ」が見守る中、行われた決勝戦。

5回までもつれた延長戦タイブレークの末、昨年度優勝者“ショーラ選手”を破り、“タイジュ選手”が優勝しました。

【優勝者】タイジュ選手

「延長になった時すごく楽しくて、このままずっとやっていたいと思いました。5回まで戦うことはそうそうなくて、先行なのでちょっと不利かなと思ったんですが、なんとか勝てて良かったです!」

●「グランツーリスモ7」決勝大会

オンライン予選を勝ち上がった8名による決勝大会を実施。

使用コース「富士スピードウェイ」、周回数10周を競う決勝レース。ポールトゥウィンの走りを見せた“Ryun選手”が、19’14.422のタイムで優勝しました。

【優勝者】Ryun選手

「予選は大きく差をつけて勝つことができたが、決勝は後続を抑え込むレース展開にしようと思い、うまく進められました。後続からのプレッシャーを感じたが、そのような展開に自分が持って行ったところもあったので、内側を走れば勝てると思ってプレイしました!」

●「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」決勝大会

親子部門と一般部門、それぞれ当日会場予選を勝ち抜いた2組と

4名の選手による決勝大会を実施。親子部門では2曲目にスコアを

大きく伸ばした“くー?親子”が逆転勝ちを収めました。一般部門

では難易度の高い曲目に対してさらにハイレベルな戦いが繰り広げられ、接戦の末“ゆうと選手”が優勝をつかみ取りました。

【優勝者(一般部門)】ゆうと選手

今まで練習してきたものを出せれば勝てるという気持ちで臨みました。勝てて良かったです。決勝を戦ったはる~~ん選手とは、これからもさらに切磋琢磨していきたいです。

【優勝チーム(親子部門)】くー?親子

ははどん選手(左)

家で行う練習とは全然違う緊張感がありました。決勝大会に潜む「魔物」のせいで思うようにスコアが伸びませんでした(笑)。

くー?選手(右)

お母さんのスコアは、練習の時と比べると少し低めで、

最初は若干焦りもありましたが、練習してきたことを正確に発揮できるよう心掛けたことで、逆転することができました!

●「パズドラ」決勝大会

優勝者に「プロライセンス認定権利」が与えられるパズドラは、アプリ内「ランキングダンジョン」にてオンライン予選が行われ、その上位選手たちによるリアル会場予選から勝ち上がった9名による決勝大会準決勝・決勝戦が実施されました。決勝戦では3人同時に参加する対戦を3本行い、1本目でゲームオーバーになるも、2,3本目で見事に立て直したSK選手が優勝し、「プロライセンス認定権利」を獲得しました。

【優勝者】SK選手

「1本目でゲームオーバーになった時は厳しいと思ったが、運にも助けられながらも、ぎりぎり勝利することができてよかったです。今後プロの方と対戦する機会も増えると思いますが、頑張っていきたいです。」

●ぷよぷよeスポーツ決勝大会

小中学生選手も多く参加する中、当日会場予選を勝ち上がった4名で決勝大会を実施。涙ありの準決勝を経て行われた決勝戦では、序盤“あん選手”がペースを握るも、中盤圧倒的な強さで逆転を見せた“ともくん選手”がeスポーツフェスタ3年連続の優勝を果たしました。

【優勝者】ともくん選手

「序盤リードされたところで、あん選手の盤面を見ながら作戦を柔軟に変えたことが功を奏しました。東京生まれ東京育ちで毎年東京eスポーツフェスタを楽しみに毎年出場しており、優勝することができ今年もいい1年になりそうです!」

●「モンスターストライク」決勝大会

2名1組のチーム戦、スイスドロー形式にて行われた当日会場予選で

勝ち抜いた4チームで決勝大会を実施。予選そして準決勝と

熱い戦いを続け迎えた決勝戦は「魔境」vs「友クリもちスピア」の戦い。素晴らしいチームワークを見せ、“step選手”と“なべ。選手”の「魔境」チームが優勝しました。

【優勝チーム】魔境

step選手(左)

(2ゲーム目を取った時に喜んでいた様子を聞かれて)その時のことは覚えていないんですが、準決勝でミスをしてしまったところを決勝できちんと取り返せてよかったです。

なべ。選手(右)

2023年から対戦を始めて、大会にもたくさん出場してきたが、ほとんど勝つことができず、苦しい思いをたくさんしてきました。東京eスポーツフェスタ2025は当日参加で臨んだが、持ち前のモンスト力とスタジアム力を発揮して優勝できて嬉しかったです!

Official licensed videogame of World Baseball Softball Confederation ©Konami Digital Entertainment “eBaseball”および”eBASEBALL”は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの日本およびその他の国と地域における登録商標または商標です。/© 2024 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc.Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. Any depiction or recreation of real-world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties. All rights reserved./ 太鼓の達人™ドンダフルフェスティバル & ⓒBandai Namco Entertainment Inc./ⓒ GungHo Online Entertainment,Inc. All Rights Reserved./ⓒSEGA/ⓒMIXI


eスポーツ体験・学習企画の実施

 フェスタでは、子どもから高齢者まで誰もが参加でき、楽しめるeスポーツイベントとして裾野を拡大することをコンセプトとして、eスポーツに気軽に触れていただける体験パークや、eスポーツを楽しみながら学べるゲームクリエーター体験コーナーを設置しました。

 体験パークでは、競技大会で使用された6タイトルの体験が可能で、多くの方が参加しました。各タイトルの体験以外にも、1VS1のミニ対戦を実況付きで楽しめる選手体験コーナーを設け、メインステージの競技大会に劣らぬ熱戦が繰り広げられました。

 ゲームクリエーター体験コーナーでは、小中学生を対象に、初心者でも簡単に操作が出来、本格的なプログラミングが体験可能な「グッドラックゲーム」・「ぷよぷよプログラミング」を実施し、多くのお子様がゲーム作りの楽しさを体感しました。

eスポーツ関連産業展示会・ピッチイベントの実施

 関連産業展示会では、都内に所在するeスポーツ関連の中小企業や団体、学校など、約50事業者がハイブリッド形式で出展し、来場者に自社製品・サービスをPRしました。会期初日には、東京都生活文化スポーツ局のブースにおいて、eパラスポーツ交流会イベントが開催され、多くの来場者がゲストや福祉施設のオンライン対戦を楽しんでいました。

 また、出展者の製品・サービスの販路開拓等を後押しするピッチイベントも実施しました。関連産業展示会に出展する4事業者が、eスポーツやeスポーツ大会を盛り上げる製品・サービスをテーマにプレゼンテーションを行い、2名の専門家が審査した結果、「めがねmonoや」が1位に輝きました。

●ピッチイベント

最優秀賞めがねmonoや「デジタル社会の目を守るデジめがね」

プレゼンター:首藤一芳様

「世の中の目が疲れて作業している人をなくしたいと思っており、これからも『めがねmonoや』は目を守る活動をどんどん実施していきたい」

【参加事業者及びプレゼンテーションテーマ】(発表順)

・株式会社テマヒマ「ガチサプ 心眼」

・株式会社リザルト「eスポーツを軸としたZ世代の人材育成」

・めがねmonoや「デジタル社会の目を守るデジめがね」

・株式会社スマートスタート「視覚機能が全プレーヤーの脳を鍛える」

審査員

東京都eスポーツ連合 会長   筧 誠一郎

TOPPAN株式会社 eスポーツプロジェクト 原田  香織

eスポーツ関連セミナー・海外交流企画

 会期中には、多種多様な6つのeスポーツ関連セミナーを実施しました。公式アンバサダーG-STAR Gamingの倉持由香さんも登壇した「eスポーツが拓く新しい社会」では、ゲーム/エンタメとしての用途にとどまらない「eスポーツ」の可能性と展望について、芸能・教育・専門商社とそれぞれの立場でeスポーツ業界を牽引する登壇者達が語り合いました。

 また、会期初日にはeスポーツを通じた国際交流を目的として、サウジアラビアとシンガポールの学生をフェスタに招待し、都内の学生と対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター6」を使用した交流試合を実施しました。

名称:東京eスポーツフェスタ2025

日程:令和7年1月10日(金曜日)から12日(日曜日)まで

会場:

東京ビッグサイト南1・2ホール(江東区有明3-11-1)

公式WEBサイト(https://tokyoesportsfesta.jp

動画配信サイト(YouTube、ニコニコ生放送、OPENREC.tv、Twitch等)

公式WEB サイト

主催:

東京eスポーツフェスタ実行委員会

【構成】東京都/(一社)日本eスポーツ連合、(一社)コンピュータエンターテインメント協会、

(一社)日本オンラインゲーム協会、(株)東京ビッグサイト

協賛:

TOPPAN株式会社/(一社)東京都情報産業協会/ iGi indie Game  incubator/株式会社FANY/E’s/株式会社伊藤園/クラーク記念国際高等学校 CLARK NEXT Tokyo/ZETA DIVISION/RED° TOKYO TOWER/TEQWING/テックウインド株式会社/(一社)日本Esports教育協会/株式会社フロンティアコンサルティング/プレゼンジャパン/ルネサンス高等学校

入場:無料 ※1/10(金)は事前の来場登録が必要、1/11(土)及び1/12(日)は登録不要。

コンセプト:

○ 子どもから高齢者まで誰もが参加でき、楽しめるeスポーツイベントとして裾野を拡大

○ eスポーツ関連企業の優れた製品やサービスをPRし、都内中小企業を活性化

○ eスポーツをキーワードとして、様々なつながりを創出

企画構成:

○ eスポーツの活性化を図る「eスポーツ競技大会」

○ eスポーツ関連産業の振興を図る「eスポーツ関連産業展示会」

○ eスポーツや関連技術などについて学べる「eスポーツのセミナー・学習企画」 他

※ 実施した各種企画は、会期後もYouTube等の東京eスポーツフェスタ公式チャンネルのアーカイブにてお楽しみいただけます。

▼YouTube

Day1 https://www.youtube.com/live/mgPimwdUmxI

Day2 https://www.youtube.com/live/WziqEK66LM4

Day3 https://www.youtube.com/live/UUvIvMIzUgk

▼ニコニコ生放送

Day2 https://live.nicovideo.jp/watch/lv346295968

Day3 https://live.nicovideo.jp/watch/lv346295973

【問い合わせ先】    

東京eスポーツフェスタ運営事務局

電話 : 03-6278-7370(平日10~17時)

E-mail: info@tokyoesportsfesta.jp

URL : https://tokyoesportsfesta.jp

今、あなたにオススメ