ヘンテコ博物館経営シミュレーション『ツーポイントミュージアム』博物館の経営を支えるさまざまなスタッフを紹介！

『ツーポイントミュージアム』の新要素となる「遠征」に必要不可欠な専門家は、博物館を経営するうえで最も重要なスタッフといっても過言ではありません。彼らの役割は、展示品の収集や修復、ツアーの運営など多岐にわたります。

専門家は、博物館の運営において最も高い給与を必要とするスタッフであるため、経営難に陥らないよう慎重に採用する必要があります。経営者であるプレイヤーには、新しい展示品の発掘と管理をバランスよく行うための人員配置のセンスが求められます。

専門家にはそれぞれ専門分野があり、彼らの専門分野に合った展示品のみ、修復や分析を行うことができます。たとえば、「古代」の専門家は、「植物」の展示品を修復することはできません。

・植物専門家：植物の健康状態が0%になると展示品は枯死し、売却する必要がありますが、植物専門家がいれば定期的な水やりを行い、植物の健康を維持できます。

・超常現象専門家：オバケを鎮めたり、脱走したオバケを「ポルターゲストルーム」に戻したりすることができます。

・海洋生物専門家：水槽内のアイテムの維持・管理を行います。餌の補充も彼らの重要な仕事の一つです。

他にもさまざまな専門家を雇用することができます。

アシスタントは、チケット売り場での入場手続きに加え、ギフトショップではお土産の販売、食堂では食事の提供など、さまざまな接客業務を担っています。人件費は他のスタッフに比べて低いものの、彼らが不在になると博物館の利益が大きく低下します。それぞれの役割に沿った、適切な配置を心がけましょう。

用務員は、博物館の運営を支える縁の下の力持ちです。トイレやゴミの掃除、アイテムの修復、火災の消火など、多岐にわたる業務をこなしながら、館内を忙しく動き回ります。特に重要な役割が、「ワークショップ」における「体験型の展示」や遠征アイテムの制作です。各業務をバランスよく配分し、博物館の円滑な運営を目指しましょう。

用務員には、生まれつき消防の才能が備わっているわけではありません。「耐火」の特性を持つ用務員を雇用するか、「研修室」で「耐火研修」を受けさせることで、消火活動ができるようになります。

警備員は寄付スタンドからお金を回収するほか、犯罪を未然に防ぐ重要な仕事を担っています。博物館の規模が大きくなるにつれ、犯罪組織に目をつけられやすくなります。展示品の安全を確保するために、厳重な警備体制を整えましょう。

警備員は博物館を巡回しながら、犯罪者がいないか常に目を光らせています。犯罪者を発見すると、問い詰めて逮捕することができます。さらに、「巡回する監視」の「スキル」を持つ警備員は、より高い確率で犯罪者を特定することが可能です。

研修室でスタッフに研修を受けさせることで、新しいスキルを習得させることができます。スタッフは「XP」を稼ぐと「階級」が上がり、最大5つのスキルスロットを獲得できます。

スタッフは、専門家、アシスタント、用務員、警備員それぞれのタイプごとに習得できるスキルが決まっています。たとえば、危険な遠征先に対応するために必要な「生存」スキルは、専門家専用のスキルです。研修室で「ブックディスペンサー」を選択し、研修の予定を決めましょう。

スタッフには「満足度」があり、エネルギー、食事、飲み物、トイレの気分、環境といった要素に加え、給料、研修、遠征時の体調不良などによって変動します。満足度が極端に低下すると、不満をつのらせて退職してしまいます。給料を引き上げれば一時的に解決できますが、遠征で深刻な体調不良に陥った場合は、回復するまで満足度に大きな影響を及ぼします。効率的な労働環境を維持するためにも、スタッフの満足度には十分に配慮しましょう。