BOOSTER URL :https://camp-fire.jp/projects/view/825446
株式会社パルコのプレスリリース
株式会社パルコ(本部:東京都渋谷区、以下パルコ)の購入型クラウドファンディングサービス「BOOSTER(ブースター)」は、土方歳三兄の子孫が運営する「土方歳三資料館」と、「株式会社大塚巧藝社」を中心に構成された【土方歳三つなぐプロジェクト実行委員会】が実施する『土方歳三つなぐプロジェクト 〜遺品修復と複製で未来へ紡ぐ歴史️〜』プロジェクトを2025年3月13日(木)10時より開始いたします。
本プロジェクトでは、劣化のため公開不能となっている土方歳三遺品・鎖帷子(池田屋事件使用)修復、鎖帷子(京時代使用)の修復 及び 複製、和泉守兼定 拵・刀身の写しの製作、古文書(天然理心流中極位目録)の複製を行います。
池田屋事件使用の鎖帷子は160年が経過し、裏地布のほつれ・鎖地の金具はずれ・サビの進行など、全体的に劣化が進んでおります。現在資料館では、原本は公開できない状態のため、複製が展示されています。このまま修繕が行われなければ、鎖帷子は朽ちて形を失っていくため、早急に補修、手当が必要となっています。
これらの遺品公開を続けるために必要な修復・複製製作などの施策を行うことで、新選組・土方歳三の歴史を未来へつなげていきたいと考え、必要な資金のご支援を賜りたくクラウドファンディングを実施しご支援金を募集いたします。
パルコのクラウドファンディングBOOSTERは、「地域との共生」をテーマの1つに掲げており、「クラウドファンディングを通じて、たくさんの方々と一緒になって文化財を後世につないでいく」ことを目的とし、新選組・土方歳三の歴史を伝承することを目指します。
本プロジェクトは、『刀剣文化の発展及び文化財を後世につないでいく』という主旨に共感する刀剣育成シミュレーション・オンラインゲーム「刀剣乱舞ONLINE」のご協力をいただいております。
<クラウドファンディング概要>
1)プロジェクト名
土方歳三つなぐプロジェクト 〜遺品修復と複製で未来へ紡ぐ歴史️〜
プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/825446
2)募集期間:2025年3月13日(木)10:00~2025年5月26日(月)23:59まで
3)目標金額:3,000万円
4)プロジェクトムービー(本プロジェクト詳細内容をおさめたムービーです)
URL:https://youtu.be/vxyKUJs0KPo
<「刀剣乱舞ONLINE」のご協力について>
「刀剣乱舞ONLINE」は、DMM GAMESとニトロプラスがタッグを組み制作したPCブラウザ・スマホアプリ ゲームです。プレイヤーは、審神者(さにわ)と呼ばれる主(あるじ)となり、歴史に 名だたる刀剣が擬人化されて戦士となった“刀剣男士”達を集めながら、彼らを集めて強化・育成し、自分だけの部隊を結成。歴史を守るため、さまざまな合戦場を攻略していく、刀剣育成シミュレーションゲームです。
2015年1月のサービス開始直後より爆発的に人気が高まり、日本刀に関する書籍や刀を展示している資料館等にファンが訪れるなど、 ゲームの枠に収まらない反響を呼んでいます。
そして、本プロジェクトは、『刀剣文化の発展及び文化財を後世につないでいく』という主旨に共感する刀剣育成シミュレーション・オンラインゲーム「刀剣乱舞ONLINE」のご協力をいただいております。
<「刀剣乱舞ONLINE」刀剣男士『和泉守兼定』のご紹介>
「刀剣乱舞ONLINE」には刀剣男士 和泉守兼定が登場いたします。
【刀剣男士 和泉守兼定】
幕末から活躍した兼定の作であり、新選組副長 土方歳三が愛用したと言われる大振りの刀。美と実力の両方をテーマとして生きている。
上記は、今回刀剣男士「和泉守兼定」のキャラクターデザインを担当しているイラストレーター白峰さんにプロジェクトを記念して描き下ろしをいただいた作品です。
©2015 EXNOA LLC/NITRO PLUS
<リターン内容>
リターン(返礼品)は本企画だから実現できる、土方歳三の愛刀「和泉守兼定」の拵・刀身の写し製作時の資材を使用したバッグチャーム、歳三自らが手植えした矢竹を使用した生家ならではのバッグチャーム、そしてクラウドファンディング限定「土方歳三資料館」返礼品の他、「刀剣乱舞ONLINE」の刀剣男士「和泉守兼定」プロジェクト記念描き下ろしイラストを使用した特別返礼品など全13コースをご用意いたしました。
<土方歳三資料館返礼品>
<刀剣乱舞ONLINE・土方歳三資料館返礼品>
※内容は変更になる場合がございます。
※画像はイメージです
<プロジェクトメッセージ>
【橋本周現(はしもと しゅうげん)様】
紫雲山・くろ谷 金戒光明寺 執事長
私どもお寺でも、建物の維持や資料の保存には膨大な費用がかかり、個人の力だけではとてもやりきれない部分が多くあります。例えば、お寺の宝物や掛け軸、巻物など、昔の貴重な品々を修理しようとすると、信じられないほどの金額がかかります。大きな修理では何千万円もの費用が必要になることもあります。そのため、私たちは広く支援を募りながら、信者や支援者の皆様とともに大切な文化財を未来へと受け継いでいます。
歴史的な建物や資料が今も残っている場所には、信仰心や、それを支えようという人々の強い思いがあります。
お寺も、土方歳三資料館も、それを守り、未来に繋げたいという人々の気持ちがあるからこそ残ってきたのです。
支援の形はさまざまですが、一人ひとりの思いが合わさることで、確かな未来が築かれていきます。
土方歳三資料館もまた、歴史を語り継ぐ大切な場所です。その価値を理解し、守り続けようと思う方々の力が集まれば、きっと未来の世代へも受け継がれていくことでしょう。どうかこの資料館を未来へ紡ぐ力を貸していただきたいと思います。それが、歴史と文化を次世代に残す一歩になると信じています。
【松浦俊昭(まつうら しゅんしょう)様】
律宗大本山 壬生寺 貫主
壬生寺は新選組結成の地として深い縁を持ち、当時は境内で訓練が行われ、隊士たちの活動を支えた歴史があります。新選組にゆかりのある品々が少ない中でも、その歴史は創作や人々の思いによって脈々と語り継がれてきました。
壬生狂言もまた、700年以上の伝統を持ちながら、紙の台本を一切持たず、すべて口伝で受け継がれてきました。壬生寺は幾度もの火災に見舞われましたが、人から人へと伝えられてきたことで、この伝統が途絶えることはありませんでした。文化や歴史は、単に記録として残すだけではなく、人の心とつながり、伝えられることで生き続けるのだと実感します。
土方歳三資料館のクラウドファンディングは、そうした歴史や文化を未来に繋ぐ大切な取り組みです。歴史的な品々を守ることは、私たち現代に生きる者の務めでもあります。人々の支援とつながりが、この取り組みを可能にするのです。
どうか皆様も、土方歳三資料館が次世代へ歴史を繋ぐ力となれるよう、温かいご支援をお願いいたします。
【中川清生(なかがわ きよお)様】
公益財団法人 角屋保存会 理事長
角屋は、江戸時代から続く京都・島原の揚屋(宴会場)として、当時の文化や歴史を今に伝える貴重な建物です。ここには、幕末の志士たちも訪れ、酒を酌み交わし、交流を深めていました。新選組も例外ではなく、土方歳三や近藤勇、芹澤鴨といった隊士たちも、この地に足を運んだ歴史があります。今でも館内には、彼らが過ごした痕跡が残り、当時の空気を感じることができます。
しかし、このような歴史的な場所を守り続けることは決して簡単ではありません。文化財を維持するためには、適切な管理と保存が必要ですが、それには莫大な費用と労力がかかります。角屋でも、蔵に眠る膨大な資料や美術品を整理し、展示するためには人手も資金も足りません。文化は、ただ残しておくだけでは意味がなく、伝え続けることこそが重要なのです。
土方歳三資料館もまた、個人の努力によって維持されている貴重な歴史の拠点です。土方歳三が遺した品々を守り、後世へと伝えていくためには、多くの方々の支えが必要です。
歴史を未来へ紡ぐため、このクラウドファンディングを通じて、ぜひとも力を貸していただきたいと思います。
文化を守ることは、次の世代に歴史を伝えること。
ぜひ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
【小坂崇氣(こさか たかき)様】
株式会社ニトロプラス 代表取締役「刀剣乱舞ONLINE」原作プロデューサー
ゲームやアニメを制作している株式会社ニトロプラスの小坂 崇氣(こさか たかき)と申します。私は刀剣を題材にした「刀剣乱舞(とうけんらんぶ)ONLINE」というゲームの原作・プロデューサーをしております。
私が土方歳三資料館を初めて訪れたのは2016年のことでした。「刀剣乱舞ONLINE」の制作を通じて、和泉守兼定をはじめとする日本刀に深く関わるようになり、その実物を土方歳三さんの生家である地にて拝見したいという思いから足を運びました。実際に拝見させていただき、土方歳三が使った刀や遺品が持つ歴史の重みを改めて感じました。
刀剣や文化財を守り、後世に伝えていくことは決して簡単なことではありません。私自身も刀を所持していますが、その手入れや保存には想像以上の手間がかかります。資料館が個人運営でありながら、遺品の修復・管理を行い、訪れた方々にその歴史を伝え続けていることには、心から敬意を抱きます。しかし、保存環境の維持や修復の費用は膨大であり、個人の力だけでは限界があります。
文化財を未来へ残すためには、多くの人々の支援が必要です。「刀剣乱舞ONLINE」を通じて刀剣に興味を持った方々にも、ぜひこのクラウドファンディングに参加し、文化財を守る活動に関わっていただけたらと思います。
皆さんの力を合わせて、このクラウドファンディングを成功させ、ぜひまた資料館を訪れてみてください。自分が少しでも支えた資料館や刀たちを目にすると、きっとこれまでとは違った思いが湧いてくるはずです。その特別な感覚を、皆さんにもぜひ味わっていただき共有しあえたらと思います。
この機会に、土方歳三資料館を支え、未来の世代にもこの貴重な史料を残すための力を貸していただければ幸いです。
<土方歳三資料館とは>
土方歳三資料館は、全国から土方家に寄せられた「遺品や史料の公開を」の要望に応え、1994年(平成6年)に東京都日野市の歳三生家跡に開設されました。愛刀・和泉守兼定をはじめとする武具や直筆書簡など、歳三の一生を伝える生家ならではのゆかりの品が60点あまり公開されています。土方歳三兄の子孫が自ら新選組や歳三の歴史を伝えるべく個人で運営を続け、昨年2024年には30周年を迎えました。
クラウドファンディングサイトBOOSTER
全国にファッションビルPARCOを運営する株式会社パルコが “未来が加速する、アイデア応援マーケット”をテーマに、プロダクトを世の中に広めたいチームのためのクラウドファンディングサイト。