「Arma3」 がチャリティーコンテストを開催!受賞作品は新DLCに登場、売上はICRCの紛争地の活動に

赤十字国際委員会のプレスリリース

 

プレーヤーの物理的視点で進む、ファースト・パーソンシューティングゲーム「Arma3」。世界中で人気を博すこのゲームのシリーズのひとつ「Arma3 Laws of War DLC」 でのコラボ(※1)をきっかけに、赤十字国際委員会(ICRC)はゲーム開発会社のボヘミア・インタラクティブ(Bohemia Interactive:BI)とともに、エンターテインメントを通じて戦時の決まりごとである国際人道法(※2)を広く知ってもらう取り組みを行っています。プレーヤーの皆さんにリアルな戦争のシナリオを体験してもらうと同時に、実際の戦場に駆り出された兵士の役割や責任、ジレンマなどについて知ってもらう機会を提供するのが目的です。

(※1)「Arma3 Laws of War DLC」 でのコラボについて:
http://jp.icrc.org/event/fps-arma3-icrc-march2018/

(※2)戦時の決まりごと(日本語吹替動画):
https://www.youtube.com/watch?v=x2LivEocnK4&feature=youtu.be

2020年5月6日、再びBIとの新たなコラボが始動しました。今年後半にリリース予定のDLC(ダウンロードコンテンツ)「Arma3 Art of War」。その中に登場するアイテムのデザインコンテストをBIが実施します。新DLCは約10カ月の期間限定で販売され、その後無料化。売上利益は100%ICRCのジュネーブ本部に寄付される、というチャリティー志向のイベントです。寄付金は、紛争や暴力の犠牲となっている人々の支援や保護、また新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受けて、紛争地での感染症対策・対応に充てられます。

Arma3 Art of Warチャリティーコンテストについて

 

同コンテストは、3Dアセット部門と2Dアート部門に分かれていて、計4つのカテゴリーからエントリーが可能です。3Dアセット部門では、アクセサリー、小道具、衣装の3つのカテゴリーから、与えられたテーマに基づいてアイテムをデザイン。

最後のカテゴリーは2Dアートで、テーマは「未来の戦争と国際人道法」。AI(人工知能)ロボットなど人間が介在しない自律型兵器が未来の戦争に何をもたらすのか?はたまた、サイバー戦争が病院や発電所など民間のインフラに与える影響はいかなるものか?などについてアート作品を制作してもらう、という趣旨です。

受賞者は、クリエイティブな制作が可能なペンタブレットや、Arma3限定グッズなどの賞品を授与され、「Arma3 Art of War DLC」の中で、その氏名が表記されます。

応募作品についてはそれぞれにルールが設けられていて、提出はデジタル形式に限定されています。詳細については、BI公式サイト(英語)をご参照ください:https://Arma3.com/artofwar#prizes

応募資格を有するのは16歳以上。締め切りは2020年7月15日で、受賞者発表は約2カ月後の9月12日となっています。

Arma3やFPSゲームの愛好家の皆さん、そして、3Dアイテムや2Dアートの制作に興味のある方は、是非オリジナル作品での応募に挑戦してみてください。皆さんのクリエイティブな貢献が、世界各地で生きる力に寄り添うICRCの人道支援に直結します!

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