データベースの拡張性を確保し、事業の急成長を支え続ける。GoogleCloud × TiDB で、大規模アクセスにも柔軟に適応する「強固なサービス基盤」を構築
株式会社grasysのプレスリリース
GoogleCloudのプレミアパートナー(Services / Co-sell)として大規模インフラの設計・構築・運用を手掛ける株式会社grasys(本社:東京都渋谷区、代表取締役:長谷川 祐介、以下grasys)と、分散型NewSQLデータベース「TiDB(タイ・デー・ビー)」を提供するPingCAP株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:Eric Han、以下PingCAP)は、パートナー契約を締結したことをお知らせします。本提携を通じ、ゲーム・エンターテインメント業界特有の「高負荷トラフィック」や「急激なデータ増大」に対し、スケーラビリティとデータ分析を両立するデータベースソリューションを提供します。
■ 協業の背景と目的
昨今のゲームおよびエンターテインメントサービスにおいては、世界規模での同時接続や、リッチコンテンツ化に伴うデータ量の増加が続いています。これに伴い、従来のデータベース技術では「アクセス集中時の負荷対策」や「分析用データ基盤への同期遅延」といった、システムの拡張性に関わる課題が顕在化していました。
これらの課題に対し、大規模インフラの運用実績を持つgrasysと、分散型データベース技術を持つPingCAPが連携することで、以下の価値を市場へ提供します。
事業成長に合わせた柔軟な拡張
システム上の制約(ボトルネック)を解消し、ユーザー数やデータ量の増加に合わせてシームレスに拡張できる環境を実現します。
意思決定の迅速化
プレイログや課金データを即座に分析・活用できる環境(HTAP)を構築し、データに基づく施策実行を支援します。
■ TiDB(タイ・デー・ビー)について
PingCAPが開発・提供するTiDBは、MySQL互換のオープンソース分散型データベースです。
水平スケーラビリティ(Horizontal Scalability)
稼働中のサービスを停止することなくノードを追加・削除でき、書き込み・読み込み性能をリニアに拡張可能です。
MySQL互換
MySQLプロトコルおよびSQL標準と高い互換性を持ち、既存のアプリケーションやツールエコシステムをそのまま活用できます。
HTAP(Hybrid Transactional/Analytical Processing)
行指向ストレージ(TiKV)と列指向ストレージ(TiFlash)を組み合わせることで、トランザクション処理(OLTP)と分析処理(OLAP)を同一プラットフォーム上で実現します。
高可用性
データは複数ノードに複製され、障害発生時も自動フェイルオーバーによりサービス継続性を担保します。金融機関などミッションクリティカルな環境でも採用されています。
■ 今後の展開
grasysは、PingCAPの技術サポートのもと、GoogleCloud上でのKubernetes(GKE)とTiDBを組み合わせた「クラウドネイティブなデータベース基盤」のアーキテクチャ設計・構築サービスを強化します。今後、技術検証やセミナー開催などを通じて、大規模システムにおけるデータベースのベストプラクティスを発信してまいります。
■ 各社代表コメント
PingCAP株式会社 代表取締役社長 Eric Han 氏
この度、GoogleCloudのスペシャリスト集団であるgrasys様とパートナーシップを締結できたことを、大変嬉しく思います。エンジニア全員がコードを書き、大規模インフラの現場を熟知されているgrasys様の高い実装力と、PingCAPが提供するスケーラブルな分散型SQL『TiDB』が組み合わさることで、予測困難なワークロードに対しても、極めて強固な基盤を提供できると確信しています。両社のシナジーにより、お客様がインフラの制約から解放され、ビジネスの核心であるアプリケーション開発に専念できる環境を技術面から強力にバックアップしてまいります。
株式会社grasys 代表取締役 長谷川祐介
この度、PingCAP様とのパートナーシップを締結できたことを、大変光栄に思っております。TiDBは、MySQL互換でありながら、スケーラビリティ・高可用性・分散トランザクションを高次元で両立する、次世代の分散データベースです。大規模・高密度・高負荷システムを数多く支えてきた私たちgrasysにとって、TiDBは「現実的に使える分散DB」であり、今後の日本企業のデータ基盤において重要な選択肢になると確信しています。近年、クラウドネイティブ化やデータ活用の高度化が進む一方で、RDBのスケール限界・運用負荷・可用性設計の複雑化といった課題に直面する企業は増え続けています。grasysはこれまで培ってきた設計・構築・運用の専門性を活かし、TiDBを単なるプロダクト導入に留めず、「安心して使い続けられるデータ基盤」として提供していきます。今回のパートナーシップを通じて、PingCAP様と密に連携しながら、日本市場におけるTiDBの実践的な活用事例の創出と、お客様のビジネス成長を支える攻めのデータインフラを実現してまいります。今後のgrasysの取り組みに、ぜひご期待ください。
■ 企業概要
PingCAP株式会社 について
社名:PingCAP株式会社
設立:2021年3月(日本法人)
所在地:東京都千代田区大手町2-6-4 TOKYOTORCH 常盤橋タワー 9F
代表者:代表取締役社長 Eric Han
URL:https://pingcap.co.jp/
事業内容:分散型データベース「TiDB」の開発・提供
株式会社grasys について
社名:株式会社grasys
設立:2014年11月13日
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 11階
代表者:代表取締役 長谷川 祐介
URL:https://www.grasys.io/
grasysは、GoogleCloudの技術を主に活用してクラウドインフラの設計・構築・運用を行なっています。のべ3億人超のエンドユーザーの活動を支え、全世界で数百万人が利用するオンラインゲーム基盤、IoT基盤、分析基盤など、大規模で複雑なクラウドインフラを多数構築してきました。
さらに、AI導入ではKPI設計支援から構築・運用まで伴走し、最適なソリューションを提供します。
*Google Cloud は Google LLC の登録商標です。