【スパイスマート調査】中国ゲーム企業の外部決済利用状況 ―大手企業の多くが独自決済システムを提供

Apple・Googleのプラットフォーム手数料方針変更を背景に、中国ゲーム企業15社を対象に外部決済サービスの利用状況や各社施策を調査

株式会社スパイスマートのプレスリリース

株式会社スパイスマートは、中国ゲーム企業における外部決済への利用状況の調査をおこないました。本調査では、Tencent GamesやNetEase Games、miHoYoなどの大手ゲーム企業の外部決済事例を対象に、対応タイトル数や決済導線、商品設計、プロモーション施策などを調査し、5つの特徴を整理しました。レポートは『LIVEOPSIS』契約企業へ配信中となり、本リリースはその概要の一部を紹介しています。

【調査概要】

調査期間:2026年1月~2026年3月

調査対象:中国本土における代表的なゲーム企業の外部決済事例

調査内容:App StoreおよびGoogle Playの最新手数料方針の整理、および中国ゲーム企業の外部決済の利用状況や各社の施策比較、外部決済の特徴などを整理

【調査サマリー】

・中国ゲーム大手企業で広がる独自外部決済システム

・中国ゲーム企業の外部決済に見られた5つの特徴

・Apple・Googleの手数料引き下げによる影響について

※調査はスパイスマート提供『LIVEOPSIS』で取得したデータをもとにおこなっています。

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中国ゲーム大手企業で広がる独自外部決済システム

本調査では、中国本土におけるゲーム企業15社を対象に、外部決済の利用状況を調査しました。対象企業の多くは公式サイトなどを通じて外部決済を提供しており、Tencent GamesやNetEase Gamesなどの大手企業では、独自の外部決済システムを運営していました。単なる決済手段としてではなく、クーポン配布やポイント還元、限定商品の販売などを組み合わせた形式で外部決済が提供されています。

各社はそれぞれ外部決済サービスにおいて様々な施策を組み合わせており、シンプルなゲーム内通貨販売だけでなく、クーポン配布やポイント還元、限定アイテムの販売、購入すると参加できる抽選イベント、ボーナス制度など、外部決済の利用を促進させる施策が企業規模によって異なる傾向が見られました。

中国ゲーム企業の外部決済に見られた5つの特徴

調査対象の多くの企業が公式サイトや独自システムを通じて外部決済サービスを提供しています。例えばTencent GamesやNetEase Gamesなどの大手企業では複数タイトルを一括管理する統合型プラットフォームを構築している一方で、中規模企業では一部タイトル・サイト単位で外部決済を提供している傾向があります。

購入できるのはゲーム内通貨だけでなく、アイテムパックやレアアイテムなど多様な商品設計が見られたほか、割引やクーポン、ポイント還元、購入で参加できる抽選イベントなど、様々な施策が各社で確認できました。多くの企業ではWechatPay・AliPayに対応しており、スマホ決済が発達している中国市場ならではの特徴も見られます。

本レポートでは、これらの調査結果をもとに中国ゲーム企業の外部決済に見られた特徴を5項目に整理しました。

スパイスマート調査/中国ゲーム企業の外部決済 5つの特徴

Apple・Googleの手数料引き下げによる影響について

2026年3月、Appleは中国App Storeの手数料率を30%から25%へ引き下げることを発表しました。またGoogleもGoogle Playの標準手数料引き下げおよび外部決済を開放する方針を公表しています。

この手数料引き下げにより、中国ゲーム業界では中小デベロッパーや独立開発者の収益改善が期待されています。それに伴いユーザー還元施策や開発投資の拡大につながる可能性がああります。また中国ゲーム企業の海外展開やグローバル戦略を後押しする要因としても注目されており、各社が国内市場で培った外部決済運営ノウハウを海外市場でも活用する動きが加速すると考えられます。

一方で、中国国内で高手数料率を維持しているAndroid系サードパーティーのアプリストアから、自社の公式サイトやTapTapなどの無料配信プラットフォームへのシフトや、シーズンパス・買切り型DLCなどを含めた収益モデルが多様化していくなど様々な影響が推測されます。

スパイスマートでは今後も、中国ゲーム市場における外部決済の動向について調査を継続していきます。

レポートについて

本リリースは調査結果の一部抜粋となり、調査企業15社すべての外部決済システムの提供状況と特徴をまとめレポートに掲載しています。全文は、スパイスマートが提供する運営ソリューション『LIVEOPSIS』ご契約企業へ配信中となります。『LIVEOPSIS』に関するご質問は以下よりお問い合わせください。

株式会社スパイスマートについて

スマホゲーム市場に特化した調査・分析をはじめ、日本発のIP作品ライセンスを活用したビジネス支援事業やビジネスマッチング事業を展開。調査・分析事業の一環として、日本・中国・韓国・米国などのグローバル市場向けに調査を実施し、運営ソリューション『LIVEOPSIS』の会員向けに調査レポートとして提供しています。

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【会社概要】

会社名 : 株式会社スパイスマート

代表者 : 代表取締役 久保 真澄

所在地 : 東京都渋谷区広尾1-11-2 BLOCKS EBISU 909

設立  : 2015年7月

事業内容:

1)日本、東アジアを中心としたモバイルゲーム運用リサーチ事業

2)日本、東アジアを中心としたモバイルゲーム運用コンサルティング事業

3)日本のIPホルダーとのコラボ企画・交渉・監修業務など一連の業務を担うゲームコラボ仲介事業

URL  : http://corp.spicemart.jp/

【本件に関するお問合せ先】

広報担当:press@spicemart.jp

※日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語で対応可能です

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