Adjust、「モバイルアプリトレンド2026:日本版」を発表

日本のアプリ利用が深化―ファイナンスのセッションは前年比40%増、株式投資アプリのインストール90%増、カードゲームのセッション113%増、エンターテインメントの平均滞在時間は32.84分に伸長主な調査結果

adjust株式会社のプレスリリース

モバイルアプリの計測・分析ツールを提供するAdjust(本社:独・ベルリン、CEO:アンドレイ・カザコフ、日本ゼネラルマネージャー:佐々直紀)は、Sensor Towerの市場インサイトを盛り込んだ最新レポート「モバイルアプリトレンド2026:日本版」を発表しました。本レポートでは、日本のゲーム、ファイナンス、エンターテインメント、マンガアプリを対象に、インストール数、セッション数、アプリ内滞在時間、継続率、プラットフォーム別利用状況などを分析しています。

日本では2025年にアプリのダウンロードが26.5億にのぼり、消費者がアプリに費やした時間は1,140億時間に達しました。Adjustの計測データでは、2026年上半期の日本におけるアプリインストール数も前年同期比4%増となり、引き続き堅調な成長が確認されています。

今回の調査では、新規ユーザーの獲得だけでなく、既存ユーザーによる継続的な利用が日本市場の成長を支えていることが明らかになりました。特にファイナンスアプリでは、インストール数の伸びを大きく上回るセッション数の増加が見られ、モバイル決済やデジタル資産管理が日常生活に定着しつつあることを示しています。

主な調査結果

ファイナンスアプリ:セッション数が40%増、株式投資アプリが急成長

2026年上半期、日本のファイナンスアプリは、インストール数が前年同期比8%増、セッション数が40%増となりました。世界全体ではインストール数が5%増、セッション数が29%増であり、日本では特に利用頻度の伸びが顕著となっています。

サブカテゴリー別では、株式投資アプリのインストール数が90%増、セッション数が11%増となり、ファイナンス分野で最も高い成長を記録しました。また、ファイナンスアプリ全体の平均アプリ内滞在時間は、2025年の5.23分から2026年上半期には5.59分へ増加。株式投資アプリでは11.7分に達しました。

ゲームアプリ:カードゲームのセッション数が113%増

2026年上半期の日本のゲームアプリは、インストール数が前年同期比3%増、セッション数が5%増となりました。

なかでもカードゲームは、インストール数が18%増、セッション数が113%増と大きく成長しました。カードゲームの平均アプリ内滞在時間も30.84分となり、2025年から21%増加しています。

ゲームアプリ全体の継続率も改善し、インストール後1日目の継続率は前年同期の24%から26%へ、7日目は9%から11%へ、30日目は3%から4%へ上昇しました。

エンターテインメントアプリ:平均滞在時間が32.84分に伸長

日本のエンターテインメントアプリは、2026年上半期のインストール数が前年同期比4%増となりました。

アプリ内滞在時間は、2025年の平均29.67分から、2026年上半期には32.84分へ増加。動画ストリーミングアプリでは36.36分に達しています。

また、エンターテインメントアプリのインストール数とセッション数はいずれもiOSが68%を占めました。動画ストリーミングアプリでは、インストール数の70%、セッション数の72%がiOSから発生しています。

ショートドラマ市場も拡大を続けており、海外事業者による大量のコンテンツ展開に加え、日本国内のパブリッシャーによるオリジナル作品や国内制作コンテンツへの投資も活発化しています。

マンガアプリ:インストール当日の利用頻度は分析対象市場で最高

2026年第1四半期、日本のマンガアプリにおけるインストール当日のユーザーあたりセッション数は1.53回となりました。世界全体の1.40回、米国の1.34回を上回り、分析対象となった3市場の中で最も高い初期エンゲージメントを記録しました。

2026年上半期のマンガアプリでは、iOSがインストール数の60%、セッション数の70%を占めています。平均アプリ内滞在時間は16.72分で、2025年の17.46分からは減少したものの、2024年の16.99分を上回りました。


Sensor Tower APAC地域担当マーケティングVP ナン・ルー氏

「日本は、顧客生涯価値(LTV)が高い市場の代表例です。今でも日本で最大のアプリカテゴリーはゲームですが、次の成長の波はゲーム以外のカテゴリーから生まれるでしょう。ファイナンスアプリは新しい世代の投資家を取り込んでいます。エンターテインメントやマンガアプリは、新たなフォーマットを模索しています。AIを利用するアプリもより広範なエコシステムの変革へと進化しています。日本で成功するには、ローカライズに配慮し、獲得したユーザーを逃さないようにすることが重要です」

Adjust 日本ゼネラルマネージャー 佐々直紀

「日本のアプリ市場には、一度消費者から信頼されれば、ロイヤルユーザーによって継続的に利用されるという特徴があります。これは、主要なアプリカテゴリーのセッションの数字が高いことからも見て取れます。堅牢なユーザーベースを維持するため、お客様にはリエンゲージメントキャンペーンやエバーグリーンマーケティングへの投資を推奨しています。さらに、昨年日本ではNISAを利用した投資が36%増加しており、フィンテックアプリに大きな成長の機会が訪れています」



調査方法

Adjustの分析は、Adjustが計測する上位5,000アプリと、すべてのアプリの合計データを組み合わせた、集計済み・匿名化データに基づいています。対象期間は2024年1月から2026年5月までです。

本レポートにおける「2026年上半期」のAdjustデータは、2026年1月から5月までのデータを反映しています。

Sensor Towerによるアプリランキングおよび市場分析は、日本を対象とした2026年1月から3月までのデータに基づいています。結果はカテゴリー、地域、ビジネスモデルなどによって異なる場合があります。

レポートはこちらから無料でダウンロードいただけます。

Adjustについて

Adjustは、デジタル広告やコネクテッドテレビ(CTV)、QRコードやPC・コンソールゲームまで、様々なキャンペーンのアプリインストール効果を計測し、その分析環境を提供することで、アプリの成長を目指す世界中のマーケターから信頼を得ています。急成長中のテック企業から、初めてアプリを立ち上げる実店舗を運営する企業まで、アプリマーケティングのあらゆるステージで顧客と連携しています。Adjustが提供する強力な計測・分析ソリューションから得られる可視性とインサイトが、マーケターがより優れた成果を達成できるようサポートします。

AdjustはAppLovin(アップラビン、NASDAQ:APP)のグループ会社です。

Sensor Towerについて

デジタルインテリジェンスソリューションのグローバルプロバイダーである

Sensor Towerは、企業がモバイルアプリ、デジタルプラットフォーム、ゲームエコシステム全体で消費者行動と市場パフォーマンスを理解できるよう支援しています。サンフランシスコに本社を置くSensor Towerのインサイトは、世界中の2,500以上の企業から信頼されています。

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