“身近で大切な人に喜んでもらいたい”からこそゲームを贈る

株式会社ゲームエイジ総研のプレスリリース

クリスマスプレゼントにゲーム関連商品を購入するのは約6人に1人
~ プレゼントは子供や親、そして自分へのご褒美に ~

株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」として様々な分析を行って参りました。昨今、世界中で話題となっているVRやeスポーツといった、いわゆるゲームの枠にとどまらない新たな“エンタテイメント”の隆盛により、旧来のゲーム市場は過渡期を迎えています。そのため、改めて現在の“ゲーマーとは?”をテーマに、ゲーマーのライフスタイルを掘り下げる分析を、継続して実施していきます。

今年もクリスマスの季節がやってきました。クリスマスと言えば欠かせないのが“クリスマスプレゼント”です。
そこで今回は、ゲームのクリスマスプレゼントについて調査しました。

ゲーマーは6人に1人がクリスマスプレゼントとしてゲーム関連商品を購入
ゲーマーにクリスマスプレゼントにゲーム関連商品を購入するかを聞いてみたところ、何らかのゲーム関連商品をプレゼントすると回答したのは17.4%と、ゲーマーの約6人に1人がクリスマスプレゼントにゲーム関連商品を購入するという結果になりました。【グラフ1】

そこで、購入する商品別に見てみると「家庭用ゲーム機本体」が50.4%と最も高く、「家庭用ゲーム機タイトル」が38.8%と続き、クリスマスプレゼントとしては、なじみの家庭用ゲームが選ばれていることがわかります。
また「ゲーム関連機器」(14.2%)、「ゲーム関連グッズ・アクセサリー」(12.7%)も1割以上が購入すると回答しているほか、「アプリゲームへの課金」をクリスマスプレゼントとして購入すると答えたゲーマーも約1割程度見られるのは、昨今の風潮を表すユニークな結果でしょう。【グラフ2】

 

クリスマスプレゼントとしてゲームを贈るの選択肢は広がっている

では、どんな人にプレゼントをするのでしょうか?

 

クリスマスプレゼントをする相手を聞いてみたところ、52.2%と半数以上が「子供」と回答しました。
「子供がサンタさんにお願いをしたものをプレゼントするというのが家庭のルールのため」(女性/23歳)、「欲しいとねだられていて、自分も興味があるから」(男性/28歳)など、子供に対して特別感を演出するには、やはりクリスマスは非常に良いタイミングであることがうかがえます。

続いて多いのが「自分」へのクリクマスプレゼントとしての購入で40.1%。「クリスマスはゲームを買うきっかけになる」(女性/19歳)、「値段が高いので、クリスマスなどのイベントは自分へのご褒美に買うのに良い機会だから」(女性/35歳)、「大人にサンタは来ないから」(男性/31歳)などの理由が見られ、近年、様々なイベントで“自分へプレゼントする”というトレンドが見られますが、クリスマスにおいてもこの傾向が高まっているようです。

また、割合は少ないですが、「親」へのプレゼントとしてゲーム関連商品を購入するとの回答が2.4%見られました。プレゼントの理由を見ると「ゲームファミコンが好きな人だから」(女性/34歳)、「認知症予防のためにプレゼントした」(女性/26歳)など、親世代でもゲームが喜ばれるプレゼントとなってきているのは、以前はあまり見られなかった傾向です。記録的大ヒットをした『ファミコン』が発売された当時に熱狂した世代も現在は50歳前後と親世代になっており、今後は“親世代へゲームをプレゼントする”という現象も増えてくることが考えられます。

時代が変わっても共通しているのは、クリスマスプレゼントは”もらう人に喜んでもらいたい”ということです。

ただ、少し前まで子供への特別なプレゼントというイメージがあったゲームですが、時代の流れにより少しずつですが、子供だけではなく、自分を含めた様々な人にゲームはプレゼントとしての選択肢になりつつあるようです。
今年のクリスマスは大切な人にゲームをプレゼントして一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。

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