ゲームの夏イベントを通して“夏”を感じるゲーマー達

株式会社ゲームエイジ総研のプレスリリース

この季節、多くのソーシャルゲーム/オンラインゲームでは夏をテーマにしたゲーム内イベントが行われています。夏をテーマにしたゲーム内コンテンツを楽しんだり、水着のゲームキャラクターが入手できるなど、ゲーマーにとっては存在感の大きなイベントです。そこでゲーマーの夏イベントのプレイ状況を調べてみました。

株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」として様々な分析を行って参りました。昨今、世界中で話題となっているVRやeスポーツといった、いわゆるゲームの枠にとどまらない新たな“エンタテイメント”の隆盛により、旧来のゲーム市場は過渡期を迎えています。そのため、改めて現在の“ゲーマーとは?”をテーマに、ゲーマーのライフスタイルを掘り下げる分析を、継続して実施していきます。

 この季節、多くのソーシャルゲーム/オンラインゲームでは夏をテーマにしたゲーム内イベントが行われています。夏をテーマにしたゲーム内コンテンツを楽しんだり、水着のゲームキャラクターが入手できるなど、ゲーマーにとっては存在感の大きなイベントです。そこでゲーマーの夏イベントのプレイ状況を調べてみました。

■ ソーシャルゲーム/オンラインゲームの夏のイベントに参加したゲーマーは39.1%
ソーシャルゲーム/オンラインゲームの夏のイベントをプレイしたかを調査してみたところ、ソーシャルゲーム/オンラインゲームプレイヤー全体の39.1%がプレイしたという結果になりました。【グラフ①】
「夏が1番のイベントでありモチベーションが上がる」(男性/34歳)、「お祭り気分になる」(男性/37歳)のコメントのように、夏イベント参加者にとっては、待ち望んでいたイベントであることがわかります。

また、夏のイベントに参加したプレイヤーの中で、イベントに何らかの形でお金を使ったプレイヤーは29.6%という結果になりました。【グラフ②】

課金者は夏イベント参加者の約3割程度でしたが、課金額を見ると2,001円~3,000円が最も多く17.5%で、3,000円以下の課金者は53.5%と半数以上となります。一方で、残りの約半数は3,001円以上の課金額で、最も高い課金額では25万円という回答が見られました。課金者の課金額の平均は9,369円という結果になりました。【グラフ③】

待ち望んでいたイベントということもあるためか、ややサイフの紐が緩みがちなようです。

■ ゲーム内で“夏”を感じ、限定のコンテンツを楽しむゲーマーの姿
次に、プレイした夏イベントの感想を聞いてみたところ、「今の状況的に外に出られないのでゲームで少しでも夏を感じられて良かった」(女性/29歳)、「風物詩的な感じ。この時期になったか、と感じた。梅雨が長く季節感が鈍っていたので、気分転換になった。」(男性/26歳)「ゲームのイベントに参加する事で、夏が来たと実感する」(女性/26歳)のように、ゲームのイベントを通じて“夏”という季節を感じているゲーマーが多く見られました。

また、課金したゲーマーからは「新キャラを入手することが出来たので満足している」(女性/25歳)や「目的のアイテムを手に入れて満足」(男性/42歳)のように夏イベントならではの追加要素を楽しんだようです。

一方で、課金していないゲーマーでは「ステイホームには丁度いい熱中できるイベントだった」(男性/38歳)、「屋外で味わえない夏の思い出が得られた」(女性/42歳)など、課金をしなくてもやりごたえのあるコンテンツに満足しているというコメントが見られました。

ソーシャルゲーム/オンラインゲームにおいて夏イベントを始めとするシーズナブルなイベントは、お馴染みのものとなりました。新しいキャラクターやイベントならではの新規コンテンツを楽しんでいるのはもちろんのことですが、課金の有無に関わらずイベントに参加することで、ゲーマーなりの“今年の夏”を楽しんでいるようです。

 

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