【「eBASEBALLプロリーグ」2020シーズン】パ・リーグ第4節(3)【L vs F、E vs M、H vs B】

一般社団法人 日本野球機構(NPB)のプレスリリース

パ・リーグ 第4節(3)【L vs F、 E vs M、 H vs B】のアーカイブはこちら!

 

 

【西武 2-5 日本ハム(メットライフ)】

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【出場プレイヤー】
L:加藤● F:木滑◯

日本ハムの2連勝で迎えた西武との一戦は、連勝の勢いそのままに日本ハムが優位に試合を進め、5対2で快勝を収めた。

初回から試合は動いた。1回表、日本ハム1番の中田がフルカウントから軽打でライト前ヒットを放つと、1死後に3番・西川が繋いでいきなり1、3塁のチャンス。4番・近藤への初球、インコース低めにコントロールされたボールを“ミート打ち”でライト前に弾き返し、日本ハムがあっという間に1点を先制。さらに、続くビヤヌエバの打席では意表を突くスクイズに成功。渡邉のタイムリーも続き、いきなり3点のリードを奪った。
負けられない西武・加藤はその裏、1番・外崎を2ベースで出塁させると、2番・森、3番・山川の二つの内野ゴロの間に1点を返す。2回以降はピッチングを立て直し、2イニング連続で3者凡退に抑えると、3回にも1点を返して1点差に詰め寄った。
次の1点をどちらが奪うかが大事な終盤、流れを引き寄せたのは日本ハム・木滑。5回、代打・清宮でライトスタンド一直線のアーチを放ち待望の追加点を挙げると、そのあと西川にもタイムリーが飛び出し、5対2と再び3点差。最後はきっちりと3人で抑え、日本ハムが同一カード3連勝を収める形となった。

日本ハムはひとつでも負けたらeCS進出がなくなってしまう中で見事な3連勝。一方の西武は引き分け以上でeCS進出が決まる状況だったが、日本ハムの勢いに飲み込まれた。

▼試合後コメント
カード3連勝を決め、eCS進出に望みを繋いだ日本ハム・木滑選手
「負けたらeCSの望みがなくなってしまうので、死ぬ気で勝ちにいきました。やれることはひとつひとつの試合を勝っていくということだけなので、余計なことを考えずに戦っていきたいと思います」

日本ハムが西武を3タテ、eCS進出に望みを繋ぐ ⓒNPB ⓒKonami Digital Entertainment

【楽天 1-1 ロッテ(楽天生命パーク)】

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【出場プレイヤー】
E:三輪△ M:大石△

楽天・三輪、ロッテ・大石と今季ここまで個人の勝ち星がなく、苦しい戦いの続いている二人による対決。試合はどちらも決め手を欠き、1対1の同点に終わった。
初回、先発のマウンドをOB選手の永井に託した楽天・三輪は、立ち上がりを三人で切ってとる上々のスタートを切ると、その裏、1番・田中和が2ベースを放ちいきなり先制のチャンスを作る。しかし、ロメロ、浅村、ブラッシュを並べた重量打線があと1本を出せず、無得点に終わった。
すると直後の2回表、ピンチを凌いだロッテ・大石が流れを引き寄せる。この回先頭の4番・井上で、フルカウントからの外角高めの直球を強振で捉え先制のソロホームラン。序盤のリードでプレッシャーをかけたいところだったが、その裏には楽天・三輪が意地を見せた。こちらもイニング先頭の5番・島内で3ボール1ストライクからの直球を逃さず捉える同点弾。すぐさま試合を振り出しに戻した。
次の流れをどちらが掴むに注目が集まる展開も、その後は互いに走者は出しながらも得点に結びつけられず。ともに得点はソロホームラン一発のみで、今季初白星とはならなかった。

▼試合後コメント
先制を許した直後に意地の一発で流れを許さなかった楽天・三輪選手
「序盤の得点機で自らチャンスをつぶしてしまったかなというのが否めないゲームでした。なかなか勝つのって難しいなというのを感じています」

チャンスは作りながらも、決め手を欠いたロッテ・大石選手
「どうしても勝利を掴みたいところでしたが、相手のピッチングが一枚上手だったかなと思います」
 

今季初勝利を争う必死の戦いは互いに譲らずドロー決着 ⓒNPB ⓒKonami Digital Entertainment

【ソフトバンク 0-2 オリックス(クラウン)】

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【出場プレイヤー】
H:原● B:高川◯

優勝争いを繰り広げるソフトバンクとオリックスの一戦。オリックスは敗れたら優勝の可能性が消滅してしまうという大事なゲームだったが、高川がプレッシャーをものともしない堂々たるプレーをみせ、見事に優勝への望みを繋いだ。

オリックスの先発は、まるでこの試合に向けて調子を整えてきたかのように、“絶好調”のマークが際立つ山本。試合は彼の独壇場といってもよい展開だった。
初回、まずは打線が2死からモヤの2ベースでチャンスを作ると、4番・T-岡田がタイムリー。ソフトバンク先発のOB選手・工藤から1点をもぎとれば、打線の援護を受けた山本は初回を三者凡退で切って取ると、2回にはヒットを許しながらも併殺に打ち取り無失点。さらに3回も同様に、ヒットで出した走者を併殺で処理して、2塁ベースを踏ませない投球を披露する。
すると4回、この回先頭の4番・T-岡田が初球のスライダーを真芯で捉え、ライトスタンドへ突き刺さるソロホームラン。操作した高川も驚きの表情を見せるような会心の当たりで流れを完全に掴んだ。4回、5回はソフトバンクを完全に抑え、山本は2安打完封。理想的な勝利で、オリックスがソフトバンクとのゲーム差を1に縮めた。

▼試合後コメント
完璧な試合運びで見事な勝利を掴んだオリックス・高川選手
「今日は打球方向がよく見えていて、うまく守ることができました。残す最終節も、戦力を結集させて頑張りたいです」

オリックス・高川が快勝し、リーグ優勝への望みを繋ぐ ⓒNPB ⓒKonami Digital Entertainment

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