ironSourceが広告クリエイティブプラットフォームのLuna Labsを買収

ironSource Japan合同会社のプレスリリース

プレイアブル広告と動画広告の制作及び最適化作業の自動化技術を買収。プラットフォームの機能拡充により、デベロッパー支援を強化

モバイルアプリのマネタイズ及びマーケティングプラットフォームを運営するironSourceは、広告クリエイティブプラットフォームのLuna Labsを買収したと発表しました。Luna社のテクノロジーを活用することで、アプリデベロッパーはその事業規模に関わらず、プレイアブル広告や動画広告を迅速かつ大量に制作、管理、最適化することができるようになります。本買収により、アプリとゲームデベロッパーの成長を包括的に支援するironSourceのプラットフォームの機能がさらに強化されました。

「当社では、アプリデベロッパー向けに包括的なグロースプラットフォームを構築し、デベロッパーがコンテンツ制作やユーザー体験の向上といった本来の業務に注力できる環境づくりを行うことを使命として掲げています」とironSourceの最高収益責任者兼共同創業者を務めるOmer Kaplan氏は述べています。「ユーザー獲得競争が熾烈化するにつれて、広告クリエイティブの重要性は日増しに高まっています。ただ広告クリエイティブ制作とそのテスト作業には、多大な手間とコストがかかるというのも事実です。Luna Labs社は、広告クリエイティブ制作管理に関わる本質的で高い機能を開発したことで、この課題を解決しました。当社プラットフォームにこの機能を追加できたことをうれしく思います」。

ユーザー獲得に関わる作業の大部分が自動化されていく中で、広告クリエイティブは今でも人手を介した付加価値を必要とする数少ない領域です。Luna社のSaasプラットフォームは、ゲームのソースコードから直接広告クリエイティブを制作することができるため、制作作業を効率化し、また無限に異なるパターンを自動生成するので、時間と人件費を大幅に削減します。さらにLunaインサイトにより、ユーザー体験に関するデータを参照することにより、ユーザー獲得におけるそれぞれの広告クリエイティブの効果を即座に判断し、クリエイティブにおけるコンテンツの最適化を図ることができます。

「世界最高のグロースプラットフォームに加わることができたことを大変うれしく思います」とLuna Labs社の共同創業者兼最高経営責任者を務めるSteve Chard氏は述べています。「ユーザー獲得の成否は、広告クリエイティブが握っています。今後はironSourceのプラットフォームを通じて、さらに多くのデベロッパーの皆様に当社のテクノロジーをご活用いただきたいと願っています」。

またKaplan氏は「Luna Labs社のチームと彼らが開発した技術は一際優れており、当社プラットフォームとの親和性は非常に高いです。このチームとパートナーシップを組むことにより、既存の当社クライアントへの恩恵だけでなく、デベロッパーコミュニティ全体に対するプロダクトのイノベーションを加速させてくれるでしょう。

Luna社はこれまでに、Zynga、King、Crazy Labs、Supersonic Studios、Lion Studios、Kwalee、Voodooといった主要スタジオ及びパブリッシャーに対してサービスを提供してきた実績を持ちます。同社は現在のオフィスを維持しながら、ironSource傘下でデベロッパーに対してサービスの提供を継続していく予定です。

ironSource 会社概要

世界の主要モバイルゲーム企業を顧客とするironSourceは、モバイル広告のメディエーションプラットフォーム、モバイル広告ネットワーク、ユーザー獲得プラットフォームなどの提供を通じて、ゲームデベロッパー向けのマネタイズ及びマーケティング支援を行っています。2010年に設立された当社は、テルアビブ、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、北京、深圳、ベンガルール、ソウル、東京に拠点を置くグローバル企業です。

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