「続 AIにできること、できないこと」 日本評論社から出版、好評を博し重刷された既刊の続編

テンソルのプレスリリース

 テンソル・コンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区五番町/代表取締役 藤本 浩司、以下「テンソル」)は、テンソルが得意とするAI技術とデータマイニングの専門領域に関する知見を活かしたAIをテーマに、テンソルの代表取締役である藤本浩司(ふじもと・こうじ)の監修下、同社コンサルタントの柴原一友(しばはら・かずとも)が著者となる「続 AIにできること、できないこと」が日本評論社から出版されたことを発表いたしました。本書は、両者が共著で書き下ろした既刊「AIにできること、できないこと」(発売日:2019年2月18日)の続編となりますが、本書単独でも読めるようになっています。

「続 AIにできること、できないこと すっきり分かる『最強AI』のしくみ」(日本評論社発行)著者:柴原一友(写真左)+ 監修:藤本浩司(写真右)

 テンソルは2006年の創業以来、AI技術とデータマイニングの「稼げる研究者集団」として、金融サービスや製造業、航空会社など様々な産業分野に対し、AI技術を活用した情報処理の効率化、精度の向上を実現してまいりました。AIや人工知能に関するニュースが連日溢れる現代社会において、「機械学習教本」(森北出版)等の出版を通じ同社の知見を活かし、広く一般にAI技術への正しい理解と関心を高め、あらゆる産業分野においてAI技術の有効活用を促進することに寄与したいと願っています。

 テンソル代表取締役であり、同書の監修者である藤本浩司は「テンソルは今のAIブームが始まる前に設立され、そのさらに前からAIに携わってきたAI研究者で主に構成されています。単にAI研究をするだけではなく、『稼げる研究者集団』という合言葉を掲げ、古くからビジネスでAIを活用することに従事してきました。その経験を活かし、Google検索に最大の進歩をもたらしたBERT、囲碁のプロを超えたAlphaZeroなど、最先端を担う『最強AI』の仕組みを事前知識なしでもすっきり分かるようにした、これまでない画期的な書です。本書はきっと皆さまのお役に立てると確信しています」と述べています。

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■「続 AIにできること、できないこと すっきり分かる『最強AI』のしくみ」

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「続 AIにできること、できないこと すっきり分かる『最強AI』のしくみ」(日本評論社発行) 

名称   : 「続 AIにできること、できないこと すっきり分かる『最強AI』のしくみ」

発売日    : 2019年11月19日

価格   : 2,310円(税込)

体裁   : 単行本 272ページ

監修者      : 藤本浩司(テンソル・コンサルティング株式会社

著者   : 柴原一友(テンソル・コンサルティング株式会社

出版社      : 日本評論社

目次

<1章> 最強AIへの導入

<2章> ResNet (レズネット)

<3章> BERT (バート)

<4章> AlphaZero (アルファゼロ)

本書サンプル画像

 本書は、AI技術の専門家が平易に語った前書「AIにできること、できないこと」の続編として、「AIは何ができて、何ができないのか」の実態をさらに深く理解できるようにするために、画像、言語、ゲームという、AIが活躍する主要な各分野でAI研究の主軸を作り上げ、以降の研究に多大な影響を与えた以下の最先端の「最強AI」を紐解いて解説しています。

● 人間を超える画像認識をもつ「ResNet (レズネット)」

● 人間に匹敵しうる読解力を身につけた「BERT (バート)」

● たった一日学ぶだけで、囲碁のトッププレイヤも凌駕できる「AlphaZero (アルファゼロ)」

 本書の特徴は以下の3点です。

1.  難しい数式は一切使わずにディープラーニングの基本から一つ一つ解説しているので、AIの知識がなくても本書だけでAIの最先端研究が分かります。

2.  難しい専門用語(CNN、残差ユニット、注意(attention)など)に加え、ゼロショット学習やXLNetなどといった最新ワードも感覚的に理解できます。

3.  最先端技術がつまった「最強AI」に絞って解説しているので、AIの実態や「できること、できないこと」が最短距離ではっきりと見えます。

 これら「最強AI」がどんな工夫によって実現されているのかを、知性を紐解く本書独自の「4つの力」の観点を用いて、難しい数式を一切使わずに、余さず分かりやすく解説。AIについてまったく知らないという人や、学んでいる最中だけれど正しい理解がつかめていないと感じている人など、AIのしくみを深く知りたい人なら必読の一冊です。

テンソル・コンサルティング株式会社

膨大なビジネスデータの中からデータの真のメッセージを掘り起こすために「AI 技術・データマイニング」を専門領域とした経営コンサルティング会社。銀行・クレジットカード・リースなどの大手金融系企業、携帯電話・ポータルサイトなどの大手通信事業者、メーカー、通販業者など幅広い業態におけるマーケティング及びリスク分析に多数の実績がある。常に最新の技術を研究し、EC 検索エンジン自動学習法など最先端の統計数理技術を活用した複数の特許を持つ。社名のテンソル(tensor)は、「神経を研ぎ澄ます」と言う意味の「tense」を語源にもち、空間に分布している力の状態を示す数学の概念に由来する。

設立            : 2006 年 12 月

本社所在地   : 東京都千代田区五番町 2 番地 24

代表取締役   : 藤本 浩司

事業内容      : 数理モデルに基づく経営コンサルティング業

資本金         : 2,210 万円

ウェブサイト: http://www.tensor.co.jp/

テンソル・コンサルティング株式会社 
代表取締役 藤本浩司 工学博士 略歴

テンソル・コンサルティング 代表取締役 藤本浩司

1962年三重県生まれ。

1985年3月、上智大学数学科卒業

1985年より、日本アップジョン株式会社(現ファイザー製薬)の製薬開発部門にて生物統計学業務に従事。1989年より、アメリカンエキスプレス(日本支社)にて、データベースマーケティング、広告宣伝、新規顧客獲得業務に従事。1996年、東京農工大学工学研究科博士後期課程入学、人工知能を研究。1999年工学博士号取得。1999年より、株式会社金融エンジニアリング・グループにて金融数理コンサルティング業務を担当、取締役常務執行役員。

2006年独立起業し、テンソル・コンサルティング株式会社を設立。金融、製造、小売、通信・ネット業界を中心に同社がコンサルティングを手掛けた取引先企業は70社を超える規模にまで拡大。AI技術の正しい知識の普及と啓発活動のため、自らが講師を務め2016年から企業向けに始めた「AI勉強会」は、通算100回の開催実績を誇る人気コンテンツとして幅広い業界の企業から支持されている。

2009年より、東京農工大学客員教授を兼任。専門はデータベースマーケティング、信用リスク管理、医薬統計、データマイニング、テキストマイニング、自然言語処理、エキスパートシステム、ゲーム理論、情報量統計学。「データマイニング手法」(海文堂)共訳、「プロフェッショナル英和辞典」(小学館)共著、「動きを理解するコンピュータ」(日本評論社)翻訳監修、「AIにできること、できないこと」(日本評論社)共著、情報処理学会、AAAIなど執筆論文多数。

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